さい‐さ【細査】
こまかく調査すること。「事実の—に執着しなければ」〈寅彦・科学者と芸術家〉
さい‐さ【歳差】
歳差運動のため、天の北極が黄道の極のまわりを約2万5800年で1周し、春分点が黄道上を毎年約50秒ずつ西方へ移動す...
さい‐さい【歳歳】
としどし。毎年。「年々—」
さい‐さい【細細】
[形動ナリ] 1 こまかいさま。また、くわしいさま。微細。詳細。「道理を申しければ、—に聞こし召して」〈半井本保元...
さい‐さい【済済】
[ト・タル][文][形動タリ]「せいせい(済済)」に同じ。「多士—」
さい‐さい【騒騒】
[副]物が揺れ動いてさわさわと音を立てるさま。「玉衣(たまぎぬ)の—しづみ家の妹にもの言はず来にて思ひかねつも」〈...
さい‐さい【再再】
[副]ある動作が繰り返し行われるさま。たびたび。何度も。再三。「—申し上げたとおり」「—の催促」
さいさい・し【騒騒し】
[形シク]さわさわと音を立てるさま。「光も無く黒きかいねりの、—・しく張りたる一かさね」〈源・初音〉 [補説]歴史...
歳歳(さいさい)年年(ねんねん)人(ひと)同(おな)じからず
《劉希夷「代悲白頭翁」から》毎年毎年、人はこの世を去って行くために、顔ぶれが異なる。人の世の無常であることをいう。...
さいさ‐うんどう【歳差運動】
1 地球の自転軸が、黄道面に垂直な線のまわりを、周期約2万5800年で首振り運動をすること。地球の赤道面が黄道面に...
さい‐さき【幸先】
《「さい」は、「さき」または「さち」の音変化》 1 よいことが起こる前兆。吉兆。 2 事を始めるときに当たって何か...
さい‐さく【再昨】
年や日などで中二つ隔てた前のこと。さきおととし、さきおとといなど。
さい‐さく【砦柵】
敵の侵入を防ぐため、城塞の垣として設ける木や竹の柵。
さい‐さく【細作】
忍びの者。間者(かんじゃ)。「—を放つ」
さい‐さよく【最左翼】
1 最も急進的なこと。また、そのもの。 2 《もと、軍関係の学校で成績順に右から並んだところから》競争者のなかでい...
さい‐さん【採算】
利益があるかどうか、収支を計算してみること。商売や事業の、収支のつりあい。「—が合う」「独立—制」
さい‐さん【再三】
ある動作が二度も三度も行われること。副詞的にも用いる。たびたび。しばしば。「—にわたる勧告」「—注意したが、聞き入...
さいさん‐かぶ【採算株】
配当率に比べて株価が安く、比較的利回りの有利な株式。
採算(さいさん)が合(あ)・う
経費以上の収入が得られる。利益がある。採算がとれる。
採算(さいさん)がと・れる
収支がつりあう。利益があがる。採算が合う。「手間のかけすぎで—・れない」
さいさん‐さいし【再三再四】
「再三」を強めていう語。繰り返し何度も。「—失敗してもこりない」
さいさん‐せい【採算性】
採算がとれる見込み。収支のつりあい具合。「—が高い」
さいさん‐われ【採算割れ】
商品の市価が原価以下に下落したりして採算がとれなくなること。