しゅんせつ【春雪】
中村汀女による句集。昭和15年(1940)刊。
しゅんせつ‐き【浚渫機】
河川・港湾の土砂などを浚渫する機械。起重機によるすくい上げ式、ポンプによる吸い上げ式などがある。
しゅんせつ‐せん【浚渫船】
浚渫機を備えた船。土砂を吸い上げるポンプ浚渫船、ひしゃく形のディッパーでかき上げるディッパー船などがある。ドレッジャー。
しゅんせつ‐ど【浚渫土】
海底や河川の底を掘削することにより発生する、土砂や堆積泥(へどろ)などのこと。
しゅんぜい【俊成】
⇒藤原俊成(ふじわらのしゅんぜい)
しゅんぜいただのり【俊成忠度/俊成忠則】
謡曲。二番目物。金春以外の各流。一ノ谷の合戦で平忠度を討った岡部六弥太が忠度の短冊を持って藤原俊成を訪れると、忠度...
しゅんぜい‐の‐むすめ【俊成女】
⇒藤原俊成女(ふじわらのしゅんぜいのむすめ)
しゅん‐ぜん【春前】
春のはじめ。春さき。
じゅん‐そ【淳素】
[名・形動ナリ]《「しゅんそ」とも》すなおで飾りけがないこと。また、そのさま。淳朴。「世を—に返し」〈平治・上〉
しゅん‐そう【春草】
春に芽を出す草。春の草。《季 春》「—は足の短き犬に萌ゆ/草田男」
しゅん‐そく【俊足】
1 才知のすぐれた人。俊才。俊秀。「学会の—」 2 「駿足(しゅんそく)2」に同じ。
しゅん‐そく【駿足】
1 足の速い馬。しゅんめ。 2 足の速いこと。また、その人。俊足。「—を誇る選手」「—をとばして追いつく」
しゅん‐そく【瞬息】
《1回またたきをし、息をする間の意》わずかの時間。瞬間。「—の間(かん)」
しゅん‐だん【春暖】
春の暖かな陽気。春の快い暖かさ。「—の候」《季 春》
しゅん‐だん【瞬断】
電力の供給や通信回線の接続などが瞬間的に途絶える現象。完全には停電しないが瞬間的に電圧が低下する現象は、瞬時電圧低...
しゅんちゅう【春昼】
泉鏡花の小説。明治39年(1906)11月、雑誌「新小説」に発表。翌12月には続編にあたる「春昼後刻」を同誌に発表...
しゅん‐ちゅう【春昼】
春の、のんびりとしたひるま。《季 春》「—や廊下に暗き大鏡/虚子」 [補説]作品名別項。→春昼
しゅん‐ちょう【春鳥】
ウグイスの別名。
しゅんちょうしゅう【春鳥集】
蒲原有明(かんばらありあけ)の第3詩集。明治38年(1905)刊。日本近代詩に象徴詩の新風を吹き込んだ。
シュンツ【順子】
《(中国語)》マージャンで、同じ種類の数牌(シューパイ)3個の数が連続する組み合わせ。
しゅん‐てい【瞬低】
「瞬時電圧低下」の略。
しゅん‐てい【瞬停】
⇒瞬断
しゅんてん‐おう【舜天王】
[1166〜1237]琉球の王。名は尊敦(そんとん)。源為朝の落胤(らくいん)と伝えられる。1187年王となり、在...
しゅん‐でい【春泥】
春の、雪解けや霜解けなどによってできたぬかるみ。《季 春》「—を人罵りてゆく門辺/虚子」 [補説]書名別項。→春泥
しゅんでい【春泥】
久保田万太郎の小説。昭和3年(1928)1月から4月にかけて大阪朝日新聞に連載。
しゅんでいくしゅう【春泥句集】
黒柳召波の俳諧集。召波の没後、遺稿を子の維駒(これこま)がまとめたもの。安永6年(1777)、蕪村による序が書かれた。
しゅんでいにしょう【春泥尼抄】
今東光の小説。昭和32年(1957)から昭和33年(1958)まで、雑誌「週刊サンケイ」に連載。河内の貧農家庭に生...
しゅんでいらく【春庭楽】
雅楽。唐楽。双調で新楽の中曲。舞は蛮絵装束の四人舞。立太子の式、春の節会に舞った。舞楽で春庭楽を2回繰り返して舞う...
しゅん‐でん【瞬電】
⇒瞬断
しゅん‐とう【春灯】
春の夜のともしび。《季 春》「—や衣桁に明日の晴の帯/風生」 [補説]書名別項。→春灯
しゅんとう【春登】
[1769〜1836]江戸後期の国学者。時宗(じしゅう)の僧。武蔵あるいは甲斐の人。音韻学に通じた。著「万葉用字格...
しゅん‐とう【春闘】
《「春季闘争」の略》毎年春に労働組合が、賃金引き上げなど労働条件改善の要求を掲げて行う全国的な共同闘争。昭和30年...
しゅんとう【春灯】
俳誌。昭和21年(1946)1月、小説家・劇作家・俳人の久保田万太郎の主宰により創刊。久保田の没後は創刊時から編集...
しゅん‐とく【俊徳】
すぐれた高い徳。大徳。高徳。
しゅんとくまる【俊徳丸】
謡曲「弱法師(よろぼし)」の主人公。讒言(ざんげん)により、家を追われて諸国を流浪し、盲目の乞食(こじき)になる。...
しゅん‐どう【俊童】
才知のすぐれた子供。
しゅん‐どう【蠢動】
[名](スル) 1 虫などがうごめくこと。また、物がもぞもぞ動くこと。「全く人間も他の動物と同様に…地上で—してる...
しゅんどう‐りゅう【春藤流】
能楽ワキ方の流派の一。流祖は春藤六郎次郎とされるが、異説もある。金春座付きとして栄えたが、明治以後衰えて、昭和20...
シュンドルボン
バングラデシュ南西部にある国立公園。ベンガル湾に注ぐガンジス川とブラマプトラ川が形成する世界最大のデルタに位置し、...
しゅんのうでん【春鶯囀】
《「しゅんおうでん」の連声(れんじょう)》雅楽。唐楽。壱越(いちこつ)調の大曲。六人または四人舞。唐の高宗がウグイ...
しゅん‐はずれ【旬外れ】
時期や季節に合わないこと。季節はずれ。時期はずれ。「—の果物」
しゅん‐ば【駿馬】
⇒しゅんめ(駿馬)
しゅん‐ばつ【俊抜】
[名・形動]才知などが、他より目立ってすぐれていること。また、そのさま。「—な才覚」
しゅん‐ばつ【峻抜】
[名・形動]山などが高くそびえていること。転じて、他よりとびぬけてすぐれていること。また、そのさま。「統率力の—な人」
しゅんぱつ‐りょく【瞬発力】
1 瞬間的に作動する筋肉の力。瞬間的に発揮できる手足のばねの力。「—のある短距離走者」 2 判断が速く、即座に行動...
しゅん‐ぱん【峻坂】
険しい坂。険坂。
しゅん‐びん【俊敏】
[名・形動]才知がすぐれていて判断や行動がすばやいこと。また、そのさま。「—な新聞記者」 [派生]しゅんびんさ[名]
しゅん‐ぴ【春肥】
春にほどこす肥料。はるごえ。
しゅんぴしょう【俊秘抄】
⇒俊頼(としより)髄脳
しゅん‐ぶん【春分】
二十四節気の一。太陽の黄経(こうけい)が0度になる日をいい、太陽暦で3月21日ごろ。この日、太陽の中心が春分点を通...