しょう‐ね【性根】
1 その人の根本の心構え。心の持ち方。根性(こんじょう)。こころね。「—を据えてかかる」「—の腐ったやつ」「—を入...
しょうねい‐おう【尚寧王】
[1564〜1620]琉球の王。第2尚氏王統の第7代。慶長14年(1609)薩摩(さつま)の島津軍の侵略によって捕...
しょう‐ねつ【焦熱】
1 焦げつくように熱いこと。また、その熱さ。「—の砂漠」 2 「焦熱地獄」の略。
しょうねつ‐じごく【焦熱地獄】
八大地獄の第六。五戒を破り、かつ邪見の者が落ちる所。猛火に責め苦しめられるという。炎熱地獄。
しょう‐ねん【少年】
1 年が若い人。特に、年少の男子。ふつう、7、8歳くらいから15、16歳くらいまでをいう。「—の心」「—時代」 2...
しょう‐ねん【正念】
1 仏語。八正道の一。物事の本質をあるがままに心にとどめ、常に真理を求める心を忘れないこと。正しい思念。 2 極楽...
しょう‐ねん【生年】
生まれてから経過した年数。とし。年齢。せいねん。「時に—三五歳」
しょう‐ねん【称念】
仏語。 1 称名と念仏。口に仏の名を唱え、心に仏を念ずること。 2 南無阿弥陀仏と唱えること。
しょうねん【娼年】
石田衣良の長編小説。平成13年(2001)発行。男妾(だんしょう)となった大学生リョウと女性たちの恋愛を描く。
しょうねん【少年】
金子兜太の第1句集。昭和30年(1955)刊。昭和31年(1956)の現代俳句協会賞を受賞。
しょうねんあいのびがく【少年愛の美学】
稲垣足穂の随筆。昭和43年(1968)刊行。古今東西の少年愛を主題にエロティシズムを論じ、昭和44年(1969)の...
しょうねん‐いん【少年院】
家庭裁判所から保護処分として送られる者および少年法第56条第3項の規定により少年院において刑の執行を受ける者を収容...
しょうねんいんしゅうよう‐じゅけいしゃ【少年院収容受刑者】
懲役または禁固の言い渡しを受けて、少年院に収容される、16歳未満の少年。16歳に達するまでの間、少年院で矯正教育を...
しょうねんいん‐ほう【少年院法】
少年院・少年鑑別所の設置・種類・管理、および収容者の処遇・教育などの基本原則を規定する法律。昭和23年(1948)...
少年(しょうねん)老(お)い易(やす)く学(がく)成(な)り難(がた)し
若いと思っているうちにすぐ年をとってしまうが学問はなかなか成就しない。寸暇を惜しんで勉強せよということ。 [補説]...
しょうねん‐かんべつしょ【少年鑑別所】
家庭裁判所から観護措置として送られる少年を収容し、家庭裁判所が行う調査・審判や保護処分の執行のため、医学・心理学な...
しょうねん‐き【少年期】
少年の時期。一般に、児童期の後半をいう。
しょうねん‐きょうごいん【少年教護院】
教護院(現在の児童自立支援施設)の旧称。感化院が昭和8年(1933)少年教護法に基づき改称されたもの。
しょうねん‐けいむしょ【少年刑務所】
16歳以上20歳未満の少年で、懲役または禁錮の言い渡しを受けた者を収容し矯正するための刑務所。
しょうねん‐こうくうへい【少年航空兵】
旧日本陸軍で、徴兵年齢以前の者を対象にした志願制による航空兵。海軍では飛行予科練習生(予科練)があった。
しょうねんしんぱん‐しょ【少年審判所】
旧少年法の規定により、少年の保護処分をつかさどった機関。昭和24年(1949)に家庭裁判所が設置されて廃止。
しょうねんしんぱん‐せいど【少年審判制度】
非行を犯した、また犯すおそれのある少年を対象とし、刑事手続きによらないで教育的配慮による処遇を決める裁判制度。
しょうねん‐だん【少年団】
集団的な諸活動を通して、少年男女の精神・身体を鍛練することを目的とする団体。ボーイスカウトなど。
しょうねんといぬ【少年と犬】
馳星周の連作短編小説集。令和2年(2020)刊行。表題作のほか、「男と犬」「泥棒と犬」など、犬と人との関わりを描く...
しょうねん‐の‐けいじじけん【少年の刑事事件】
少年による犯罪事件で、家庭裁判所から検察官に送致(逆送)された事件や、家庭裁判所に送致される前の被疑事件のこと。 ...
しょうねんのはし【少年の橋】
後藤紀一の短編小説。昭和37年(1962)発表。昭和38年(1963)、第49回芥川賞受賞。
しょうねんのまほうのつのぶえ【少年の魔法の角笛】
《原題、(ドイツ)Des Knaben Wunderhorn》ブレンターノとアルニムの共同編纂(へんさん)によるド...
しょうねん‐はんざい【少年犯罪】
20歳未満の少年の犯す犯罪。少年法が適用される。
しょうねん‐ば【正念場/性念場】
1 歌舞伎・人形浄瑠璃などで、1曲・1場の最も大切な見せ場。性根場(しょうねば)。 2 真価を表すべき最も大事なと...
しょうねん‐ひこうへい【少年飛行兵】
旧日本陸軍において、航空機の操縦・整備や通信に従事する下士官となるため、志願して軍学校に入り、専門教育を受けた14...
しょうねん‐ほう【少年法】
少年の健全な育成を図るため、非行のある少年に対する保護処分や少年の刑事事件に関する特別な手続きや処分について定めた...
しょうねんほご‐じけん【少年保護事件】
少年による犯罪事件で、家庭裁判所が取り扱う事件のこと。→少年の刑事事件
しょうねん‐やきゅうひじ【少年野球肘】
成長期に野球の投球動作を繰り返すことで起こる肘の障害の総称。肘の外側(親指側)に痛みが出る離断性骨軟骨炎や、内側(...
少年(しょうねん)よ大志(たいし)を抱(いだ)け
《Boys, be ambitious.》米国人クラーク博士が、札幌農学校の教頭を辞して日本を去るにあたって、教え...
しょうの【庄野】
三重県鈴鹿市の地名。もと東海道五十三次の宿駅。
しょうの【庄野】
姓氏の一。 [補説]「庄野」姓の人物庄野英二(しょうのえいじ)庄野潤三(しょうのじゅんぞう)
しょう‐のう【小脳】
大脳の後下部にある、中枢神経系の一部。主に体の平衡、運動機能の調節をつかさどる。鳥類・哺乳類によく発達。→脳1
しょう‐のう【小農】
わずかな田畑を持ち、家族の労働力だけで農業経営を行う小規模な農業。また、その農民。⇔大農。
しょう‐のう【笑納】
[名](スル)人に贈り物をするとき、つまらない物ですが笑ってお納めくださいという気持ちを込めて用いる語。「別便にて...
しょう‐のう【樟脳】
特異な芳香のある無色透明の板状結晶。昇華しやすい。水に溶けず、アルコールなどの有機溶媒に溶ける。クスノキの木片を水...
しょうのう‐うちゅうぶ【小脳虫部】
小脳の中心部にある、左右の小脳半球にはさまれた部分。体幹の平衡感覚を司る。損傷を受けると、体がふらつき、座ることも...
しょうのう‐がま【小脳鎌】
大脳鎌の後端に連なる脳硬膜の組織。左右の小脳半球を仕切るが、大脳鎌に比べて小さい。
しょうのう‐しっちょう【小脳失調】
⇒小脳性運動失調
しょうのう‐せい【樟脳精】
カンフルチンキ。
しょうのうせい‐うんどうしっちょう【小脳性運動失調】
小脳の障害に伴って起こる運動失調。四肢運動障害、起立・歩行障害、構音障害、眼球運動障害などがある。小脳失調。
しょうのう‐だま【樟脳玉】
樟脳を玉状にしたもの。水に浮かべて点火しても消えたり熱くなったりしないので、明治頃まで子供の玩具にされた。
しょうのう‐テント【小脳テント】
頭蓋骨の内側に密着した脳硬膜において、左右の後側頭から内側に張り出し、大脳と小脳を上下に隔てる組織。脳を左右に隔て...
しょうのう‐なんこう【樟脳軟膏】
樟脳をゴマ油・牛脂などで練った白色の軟膏。打撲傷などに用いる。カンフル軟膏。
しょうのう‐の‐き【樟脳の樹】
クスノキの別名。
しょうのう‐はんきゅう【小脳半球】
小脳の大部分を占める、左右の半球。手足の運動の調整に関与する。損傷を受けると、手や指で何かをしようとすると手指が震...