し‐し【私資】
個人の財産。私財。「—を投じる」
し‐し【刺史】
1 古代中国の官名。漢代は郡国の監察官。隋・唐代では州の長官。宋代以後廃止された。 2 国守(こくしゅ)の唐名。
し‐し【師資】
1 師と頼むこと。また、師匠。 2 師匠と弟子。師弟。
し‐し【紙誌】
新聞・雑誌などの総称。
し‐し【紫史】
《紫式部が書いた書物の意》源氏物語のこと。
し‐し【嗣子】
家を継ぐべき子。あととり。
し‐し【獅子】
1 ライオン。古来、百獣の王とされる。 2 高麗から伝来したとされる、1に似た想像上の動物。木・石・金属などで作り...
し‐し【詩史】
1 詩の歴史。「明治大正—」 2 史実や人物の伝記などを詩の形式でつづったもの。
し‐し【詩思】
詩を作りたいという思い。詩情。詩興。「神の我霊魂を護りて、—を生ぜしめ給ふを」〈鴎外訳・即興詩人〉
し‐し【孜孜】
[ト・タル][文][形動タリ]熱心に努め励むさま。「—として研究を続ける」
しし
[副]しゃくりあげて泣くさま。しくしく。「—と泣く」〈かげろふ・中〉
しし‐あい【肉合ひ】
からだの肉のつきぐあい。ししおき。「むっちりと抱き心地よい甘(むま)さうな—」〈浄・会稽山〉
ししあい‐とぎだし【肉合(い)研(ぎ)出し】
蒔絵(まきえ)の技法の一。高蒔絵と研ぎ出し蒔絵とを併用して傾斜をつける手法。山裾や雲などの表現に用いる。肉合い研ぎ...
ししあい‐ぼり【肉合(い)彫(り)】
彫金の技法の一。文様の輪郭を線刻し、その線の内側に沿って浅く彫り下げ、薄肉彫りふうにする。杉浦乗意の創始とされる。
しし‐あし【鹿足】
⇒跑足(だくあし)
ししい‐でん【紫宸殿】
⇒ししんでん(紫宸殿)
しし‐いろ【宍色】
獣の肉のような色。黄みがかったピンク色。
しし‐うど【猪独活】
セリ科の多年草。日の当たる山地に生え、高さ約2メートル。葉は卵形の小葉からなる複葉で、葉柄の基部は広がり、茎を包む...
しし‐おう【獅子王】
百獣の王である獅子をたたえていう語。また、獅子のように勇ましい王・勇者。 名剣の名。鳥羽天皇から二条天皇に伝えられ...
しし‐おき【肉置き】
からだの肉のつきぐあい。「肩や臀のむっちりとした—は」〈谷崎・蓼喰ふ虫〉
ししお‐ざる【獅子尾猿】
オナガザル科の哺乳類。ニホンザルに近縁。全身黒色で顔の周囲に灰色のたてがみ状の長毛があり、尾の先端に房毛がある。イ...
しし‐おどし【鹿威し】
⇒添水(そうず)
しし‐おどり【獅子踊(り)】
関東地方を中心に分布する獅子舞。獅子頭(ししがしら)をかぶり、胸に太鼓をつけ、一人が雌獅子、二人が雄獅子に扮する。...
しし‐おどり【鹿踊(り)】
宮城・岩手両県に分布する一種の獅子舞。鹿の頭をかたどったものをかぶり、胸に太鼓をつけて、8人ないし12人が一組みに...
しし‐かぐら【獅子神楽】
神楽の分類の一。獅子頭を御神体とし、それを舞わすことを儀式の中心とする神楽。太(だい)神楽・山伏神楽など。
シシ‐カバブ
羊肉だけ、あるいは野菜を加え金ぐしに刺して塩・コショウを振り、油を塗って焼いたもの。トルコを中心とした中近東の料理。
しし‐がき【鹿垣/猪垣】
竹や枝つきの木で粗く編んだ垣。獣が田畑に侵入するのを防ぐためのもの。また、戦場で敵を防ぐのにも用いた。鹿砦(ろくさ...
しし‐がしら【獅子頭】
1 獅子舞に使用する、木製の獅子の頭部をかたどったもの。広義には猪(いのしし)・鹿(しか)をかたどったものも含む。...
ししがしら‐の‐かぶと【獅子頭の兜】
鉢のてっぺんに獅子の作り物を取り付けた兜。
ししがたに【鹿ヶ谷】
京都市左京区の地名。大文字山の西麓にある。
ししがたに‐の‐ぎ【鹿ヶ谷の議】
治承元年(1177)藤原成親・藤原師光(西光)・僧俊寛らの後白河法皇の近臣が、平氏を滅ぼそうと京都鹿ヶ谷にある俊寛...
肉(しし)が付(つ)・く
肥えふとる。「腹に—・く」
しし‐がり【猪狩(り)/鹿狩(り)/獣狩(り)】
山野に入り猪(いのしし)・鹿(しか)などの獣を狩ること。
し‐しき【司式】
儀式の司会・進行を担当すること。多くキリスト教の儀式についていう。「—司祭」
し‐しき【四職】
1 律令制で、左京職・右京職・大膳職(だいぜんしき)・修理職(しゅりしき)の称。ししょく。 2 室町時代、侍所(さ...
し‐しき【歯式】
歯の数を表したもの。分母に下あごのものを、分子に上あごのものを、片側の分だけ、左から門歯・犬歯・前臼歯・後臼歯の順...
ししき‐たくぼく【四色啄木】
組紐の組み方の一。啄木組の一種で、紺・白・萌葱(もえぎ)・紫の4色の色糸を取り合わせて組んだもの。鎧(よろい)の威...
しし‐きゅう【獅子宮】
黄道十二宮の第5宮。獅子座に相当するが、歳差のため春分点が移動し、現在は獅子座の西部から蟹座(かにざ)の西部にあた...
しし‐きゅう【四死球】
野球で、四球(フォアボール)と死球(デッドボール)とをまとめていう語。
しし‐く【獅子吼】
[名](スル) 1 雄弁をふるうこと。意気盛んな大演説をすること。「壇上に—する」 2 仏の説法。獅子がほえて百獣...
しし‐くしろ【肉串ろ】
[枕]「熟睡(うまい)」「黄泉(よみ)」にかかる。「—黄泉に待たむと隠(こも)り沼(ぬ)の下延(したは)へ置きて」...
志士(しし)苦心(くしん)多(おお)し
《陸機「猛虎行」から》志士は、簡単にはその志を変えないために、こと志と違って苦労することが多い。
しし‐ぐち【獅子口】
1 屋根の棟飾りの一。棟の両端に置く瓦で、山形の綾筋があり、上方に経の巻(まき)と称する丸瓦3個をつけたもの。神社...
獣(しし)食(く)った報(むく)い
よい思いをした埋め合わせに、当然受けなければならない悪い報い。また、悪事を犯したために、当然身に受ける報い。 [補...
し‐しこう【視紫紅】
⇒視紅
しし‐こく【獅子国】
スリランカの古称。
シシコフ
[1873〜1945]ソ連の小説家。シベリアを舞台にした作品が多い。歴史小説「エメリヤン=プガチョフ」など。
ししこらか・す
[動サ四]病気を治しそこなう。病気をこじらせる。「—・しつる時はうたて侍るを」〈源・若紫〉
しし‐ざ【獅子座】
1 「獅子の座」に同じ。 2 4月下旬の午後8時ごろ南中し、南天に高く見える大星座。黄道十二星座の一。α(アルファ...
ししざ‐りゅうせいぐん【獅子座流星群】
獅子座のγ(ガンマ)星付近を輻射点とする流星群。11月14日頃から11月24日頃にかけて見られ、11月17日前後に...