じ‐ぶ【治部】
「治部省」の略。また、治部省の役人。
ジブ
1 起重機などで、重量物を持ち上げるために、動力部から突き出されている腕。 2 ヨットで、マストの前方に張る三角形の帆。
じ‐ぶき【地葺き】
屋根の葺き方の一。分割した屋根板に、地上でこけら板などを葺いておき、これを棟に上げてつなぎ合わせる。
じぶ‐きょう【治部卿】
治部省の長官。おさむるつかさのかみ。
じ‐ぶぎょう【地奉行】
鎌倉幕府・室町幕府の職名。鎌倉幕府では、鎌倉中の市政を担当。室町幕府では地方頭人(じかたとうにん)とよび、京都市政...
じ‐ふく【地覆/地輻/地伏】
《「じぶく」とも》 1 ㋐門・建物などの最下部に、地面に接して取り付ける横木。また、家の入り口の敷居。 ㋑橋の高欄...
じぶく・る
[動ラ五(四)]理屈をこね回す。ぶつぶつ文句を言う。無理を言ってすねる。「すねて—・ッて、大泣きに泣いて」〈二葉亭...
ジブ‐クレーン
張り出したジブ(腕)の先端に荷物をつり下げて荷役を行うクレーン。
じ‐ぶくろ【地袋】
違い棚の下などに、地板に接して設けた小さい袋棚。⇔天袋。
じぶ‐しょう【治部省】
律令制で、太政官(だいじょうかん)八省の一。姓氏のこと、五位以上の官人の継嗣・婚姻、祥瑞(しょうずい)・喪葬・国忌...
ジブチ
アフリカ北東部、紅海の入り口にある国。正称、ジブチ共和国。首都ジブチ。フランス領から1977年に独立。人口100万...
じ‐ぶつ【事物】
1 さまざまな事柄や物。「事」に重点の置かれる「物事」に対して、「物」に重点が置かれる。 2 訴訟にかかわる事件と...
じ‐ぶつ【持仏】
守り本尊として居間に安置したり、身につけたりして常に信仰する仏像。念持仏。
じぶつきげん【事物紀原】
中国の類書。原本は20巻217事、現行本は10巻1765事。宋の高丞撰。成立年未詳。事物を天文・地理・生物・風俗な...
じぶつ‐だな【持仏棚】
持仏を安置しておく棚。
じぶつ‐どう【持仏堂】
持仏や先祖の位牌(いはい)を安置しておく堂、または室。仏間。
じ‐ぶと【地太】
織地の糸の太いこと。また、太いもの。⇔地細(じぼそ)。
じぶ‐に【じぶ煮】
鴨(かも)や鶏の肉に小麦粉をまぶし、季節の野菜などと醤油(しょうゆ)味の汁で煮た料理。金沢地方の郷土料理。じぶ鍋。...
ジブノゴルスク
ロシア連邦中部、シベリア中南部の町。クラスノヤルスクの南東約40キロメートルに位置する。エニセイ川沿いに数キロメー...
ジブラ
イエメン南西部の町。標高2200メートル。11世紀、スライヒ朝の女王アルワにより建設。山腹の斜面に沿って伝統的な石...
ジブラルタル
イベリア半島の南部にある小半島で、英国の海外領土。地中海と大西洋を結ぶ要衝で、1713年のユトレヒト条約により英国...
ジブラルタル‐かいきょう【ジブラルタル海峡】
ヨーロッパ大陸とアフリカ大陸の間にある海峡。地中海と大西洋を結ぶ軍事・交通の要地。ジブラルタルの岩山と対岸のアルミ...
じ‐ぶん【耳聞】
[名](スル)耳に聞くこと。また、聞いて得た知識。「屡々—する所なり」〈西村茂樹・日本道徳論〉
じ‐ぶん【時分】
1 おおよその時期・時刻。ころ。「そろそろ着く—だ」「若い—」 2 適当な時期。ちょうどよいころあい。好機。「—を...
じ‐ぶん【時文】
1 その時代の文。また、当代に通用している文。 2 中国で、その時代に一般に用いられている文体。特に明代の科挙の答...
じ‐ぶん【自分】
[代] 1 反射代名詞。その人自身。おのれ。「—を省みる」「—の出る幕はない」「君は—でそう言った」 2 一人称の...
じぶん‐あきない【自分商ひ】
1 番頭や手代が、主人の指図を受けないで自分の判断で行う取引。「見るを見まねに、—を仕掛け」〈浮・永代蔵・一〉 2...
じぶん‐かって【自分勝手】
[名・形動]《「じぶんがって」とも》他人の事は考えず、自分の都合だけを考えること。また、そのさま。身勝手。手前勝手...
じぶんかつせいぎょでんそう‐ほうしき【時分割制御伝送方式】
⇒ピンポン伝送方式
じぶんかつ‐そうほうこうでんそう【時分割双方向伝送】
⇒ティー‐ディー‐ディー(TDD)
じぶんかつ‐たげんせつぞく【時分割多元接続】
⇒ティー‐ディー‐エム‐エー(TDMA)
じぶんかつ‐たじゅう【時分割多重】
《time division multiplexing》⇒ティー‐ディー‐エム(TDM)
じぶんかつ‐ふくしん【時分割複信】
⇒ティー‐ディー‐ディー(TDD)
じぶん‐がみ【自分髪】
髪結いに頼まないで自分で結った髪。
じぶん‐がら【時分柄】
[名]その時分にふさわしいこと。時機に相応していること。時節柄。「定規通り—の口儀などあるべし」〈逍遥・当世書生気...
じぶん‐ごと【自分事】
自分に関係のあること。我が事。 [補説]近年、「他人事(たにんごと)」に対してできた語か。
じぶん‐さがし【自分探し】
それまでの自分の生き方、居場所を脱出して新しい自分の生き方、居場所を求めること。「—の旅に出る」
じぶん‐し【自分史】
自分自身の歴史。著名人などの自叙伝や立志伝に対し、世間一般の人が自分の半生について振り返り、まとめたものをさすこと...
じぶん‐じしん【自分自身】
[代]反射代名詞。「自分1」を強めていう語。自分みずから。「—の問題」
じぶん‐そう【自分葬】
死者が生前に自分の葬式の執行について指定しておく葬儀。家族葬、無宗教葬、音楽葬など。
じぶんだけのへや【自分だけの部屋】
《原題A Room of One's Own》⇒私だけの部屋
自分(じぶん)と
1 ひとりでに。自然と。「穏かな空が…—薄くなって行く所であった」〈漱石・門〉 2 みずから進んで。「—自分の心を...
じぶん‐どき【時分時】
その物事にふさわしい時刻。特に、毎日の定まった、食事の時刻。めしどき。「—にお伺いして申し訳ございません」
じぶん‐どり【自分撮り】
⇒自撮り
自分(じぶん)ながら
自分のしたことを振り返って感心したりあきれたりする気持ちを表す。自分のことながら。われながら。「—よくやったと思う」
自分(じぶん)の首(くび)を絞(し)・める
悪い結果となる原因をみずから作る。墓穴を掘る。
じぶん‐の‐はな【時分の花】
能で、年齢の若さによって現れる、芸以前の一時的な面白さ。⇔真(まこと)の花。「三十以前の—なれ」〈花伝・一〉
じぶんはみた【自分は見た】
千家元麿の第1詩集。大正7年(1918)刊。装丁は岸田劉生。
じぶん‐ぶれ【時分触れ】
集会・食事などの、時間を知らせて回ること。また、その役目。「—戻りに辛味さげて来る」〈柳多留・二〉
じぶん‐めんきょ【自分免許】
他人は認めないのに、自分だけが得意になっていること。ひとりよがり。「—の芸でおだてられているうちはよいが」〈谷崎・...