じゅくじ‐くん【熟字訓】
2字以上の漢字からなる熟字を訓読みすること。「昨日(きのう)」「大人(おとな)」「五月雨(さみだれ)」など。
じゅく‐じゅく
[副](スル)「じくじく」に同じ。「傷口が膿(う)んで—(と)している」
じゅく‐じょ【熟女】
30歳代から50歳代の、成熟した色気の漂う女性。
じゅくじょう‐こうか【粥状硬化】
動脈壁に粥(かゆ)状の塊ができて内腔が狭くなる状態。動脈硬化症の最も多い病型。アテローム硬化。
じゅく・す【熟す】
[動サ五]「じゅく(熟)する」(サ変)の五段化。「さくらんぼの—・すころ」「まだ機が—・さない」 [動サ変]「じゅ...
じゅく‐すい【熟睡】
[名](スル)ぐっすりとよく眠ること。熟眠。うまい。「—したので寝起きがいい」
じゅく・する【熟する】
[動サ変][文]じゅく・す[サ変] 1 果実などが十分に実る。うれる。「桃の実が—・する」 2 ある物事をするのに...
じゅく‐せい【塾生】
塾で学ぶ学生・生徒。塾に寄宿している学生・生徒。
じゅく‐せい【熟成】
[名](スル) 1 成熟して十分なころあいに達すること。「機運が—する」 2 魚肉・獣肉などが酵素の作用により分解...
じゅくせい‐にく【熟成肉】
うまみを凝縮させるために一定期間貯蔵させた肉。製造方法として、風を当てて乾燥させるドライエージングと、真空包装して...
じゅく‐たつ【熟達】
[名](スル)熟練して上達すること。「機械操作に—する」
じゅく‐だん【熟談】
[名](スル) 1 納得がいくように十分話し合うこと。「—して決める」 2 話し合って紛争などの折り合いをつけるこ...
じゅく‐ち【熟地】
1 よく様子を知っている土地。 2 肥沃な土地。〈日葡〉
じゅく‐ち【熟知】
[名](スル)細かなところまでよく知っていること。詳しく知っていること。「—の間柄」「その件ならすでに—している」
じゅく‐ちょう【塾長】
塾の長。塾頭。
じゅく‐つう【熟通】
詳しくその事柄に通じていること。精通。
じゅく‐でん【熟田】
よく耕して、手入れのゆきとどいている田。
じゅく‐とう【塾頭】
塾の責任者。塾長。
じゅく‐ど【熟度】
果実などの熟した程度。うれ具合。「—測定器」
じゅく‐どく【熟読】
[名](スル)文章の意味をよく考えながらじっくり読むこと。「名作を—する」
じゅくどく‐がんみ【熟読玩味】
[名](スル)詩文をよく読み、その意味を十分に味わうこと。
じゅく‐ねん【熟年】
人生の中で、成熟した年代。1970年ごろにつくられた語で、はじめ老年の意、次いで中高年の意で用いられるようになった...
じゅく‐ばた【熟畑】
よく耕して、手入れのゆきとどいている畑。
じゅく‐ばん【熟蕃】
1 教化され、帰順した原住の人々。⇔生蕃(せいばん)。 2 第二次大戦前の日本統治時代、台湾の高山族(高砂族)のう...
じゅく‐ひ【熟否】
1 果実・穀物などの、熟すことと熟さないこと。 2 事に慣れていることと慣れていないこと。「運転技術の—」
じゅく‐びょう【熟苗】
移植するのに適当な状態に生育した苗。
じゅく‐べん【塾弁】
学習塾に通う子供が、主に夕食として持参する弁当。
じゅく‐みん【熟眠】
[名](スル)ぐっすり眠ること。熟睡。「枕を高くして—する」
じゅく‐らん【熟覧】
[名](スル)念を入れて詳しく見ること。「通達を—する」
じゅく‐らん【熟爛】
[名](スル)くだものなどが形がくずれるほど熟しきること。転じて、物事が極度に成熟すること。爛熟。「文学が—する」
じゅく‐りょ【熟慮】
[名](スル)よくよく考えること。いろいろなことを考えに入れて、念入りに検討すること。熟考。「—のすえ決意する」「...
じゅくりょ‐だんこう【熟慮断行】
[名](スル)よく考えたうえで思いきって事を行うこと。
じゅくりょ‐の‐ふ【熟慮の府】
(衆議院の審議を経た法案を、更に熟慮を重ねて審議する立場にあることから)参議院の異称。再考の府。
じゅく‐れん【熟練】
[名・形動](スル)物事に慣れて、手際よくじょうずにできること。また、そのさま。「—を要する仕事」「—した技能」
じゅくれん‐こう【熟練工】
ある技能に熟練している工員。
じゅく‐ろ【熟路】
歩き慣れて、ようすをよく知っている道。「敵は爰彼所(ここかしこ)の—に依って防ぎけるゆゑ」〈読・唐錦・四〉
じゅく‐わ【熟和】
[名](スル) 1 よくこなれること。よく消化すること。 2 和やかにむつみ合うこと。「家内よく—するものは」〈福...
じゅ‐くん【受勲】
勲章を受けること。受章。
じゅ‐ぐ【呪具】
呪術に用いる道具。
ジュグラー‐じゅんかん【ジュグラー循環】
景気循環の一。9〜10年を周期とする中期循環。フランスの経済学者ジュグラー(J.C.Juglar)が1862年に発...
ジュグラー‐の‐なみ【ジュグラーの波】
《Juglar cycles》「ジュグラー循環」に同じ。
じゅ‐けい【受刑】
[名](スル)犯した罪に対して、刑の執行を受けること。
じゅ‐けい【綬鶏】
キジ科ジュケイ属の鳥の総称。鶏大で、赤・灰・褐色などの地に白や灰色の斑点がある。雄は頭部に肉質の突起や、のどに肉垂...
じゅ‐けい【樹形】
樹木の幹・枝などがつくりだす外形。樹木の種類によってほぼ決まっているが、環境条件により変化がある。
じゅけい‐しゃ【受刑者】
確定判決に基づいて刑の執行を受けている者。 [補説]自由刑(懲役・禁錮・拘留)についていうことが多く、死刑の言い渡...
じゅけいしゃいそう‐じょうやく【受刑者移送条約】
《「刑を言い渡された者の移送に関する条約」の略称》欧州評議会(CE)が1983年に作成、1985年に発効された多国...
じゅけいしゃしょぐう‐ほう【受刑者処遇法】
平成17年(2005)に制定され翌年施行された「刑事施設及び受刑者の処遇等に関する法律」の略称。平成18年(200...
じゅ‐けん【受検】
[名](スル)検査・検定を受けること。
じゅ‐けん【受験】
[名](スル)試験を受けること。「大学を—する」「—シーズン」《季 春》
じゅ‐けん【授権】
[名](スル)一定の資格・権利・権限などを特定の人に与えること。特に、代理権を授与すること。