じょう‐ふ【定府】
江戸時代、幕府の役職にある大名やその家臣が、参勤交代をせずに江戸に常住すること。
じょう‐ふ【城府】
《中国で、都市の周囲に城壁をめぐらしたところから》 1 都市の外囲い。とりで。 2 都市。 3 隔て。しきり。
じょう‐ふ【情夫】
情人である男。いろおとこ。また、内縁関係にある男。
じょう‐ふ【情婦】
情人である女。いろおんな。また、内縁関係にある女。
じょう‐ふ【饒富】
[名・形動]豊かなこと。また、そのさま。富饒。「身上の—になる所から自然に世の中が和合して」〈小川為治・開化問答〉
じょう‐ふ【浄布】
寺院で、御身拭(おみぬぐ)いに使用される白布。
じょうふきょう【常不軽】
「法華経」常不軽菩薩(ぼさつ)品に出てくる菩薩。人はみな成仏するとして、会う人ごとに軽んずることなく礼拝したという...
しょう‐ふく【承服/承伏】
[名](スル)《古くは「しょうぶく」「じょうふく」とも》相手の言うことを承知してそれに従うこと。「とても—しかねる条件」
じょう‐ふく【条幅】
画仙紙(がせんし)の半切(はんせつ)にかかれた書画を軸物にしたもの。→堂幅(どうふく)
じょう‐ふく【浄福】
清らかな幸福。仏教を信ずることによって受ける幸福。
じょう‐ふく【常服】
1 ふだん着。 2 江戸時代、武士が出仕の際に常用する麻上下(あさがみしも)。
じょうふく‐じ【常福寺】
茨城県那珂(なか)市にある浄土宗の寺。山号は草地山。開創は延元年間(1336〜1340)、開基は佐竹義敦、開山は成...
じょうふくじ‐どおり【浄福寺通り】
京都市街地北西部を南北に走る道路の呼び名。北の建勲(けんくん)神社南から、南の竹屋町通りに至る。全長約2.4キロ。
じょう‐ふたごきん【上双子筋】
⇒じょうそうしきん(上双子筋)
じょう‐ふだん【常不断】
そのことが絶えないこと。始終。「課長さんの所(とこ)へも—御機嫌伺いにお出でなさるという事(こつ)たから」〈二葉亭...
城府(じょうふ)を設(もう)け◦ず
《「宋史」傅尭兪伝から》人と打ち解けた付き合いをするたとえ。
じょう‐ふんべつ【上分別】
最上の分別。最もよい判断。「ここは静観するのが—というものだ」
じょう‐ぶ【上部】
上の部分。上の方。「—組織」⇔下部。
じょう‐ぶ【丈夫】
[形動][文][ナリ] 1 健康に恵まれているさま。達者。「—で、病気ひとつしたことがない」「からだが—な子」 2...
じょう‐ぶく【調伏】
⇒ちょうぶく(調伏)
じょう‐ぶくろ【状袋】
手紙や書類などを入れる紙の袋。封筒。
じょうぶ‐こうぞう【上部構造】
《(ドイツ)Überbau》史的唯物論の基本概念。社会の経済的土台(下部構造)の上に形成される政治・法律・宗教・道...
じょうぶ‐しょうかかん【上部消化管】
消化管のうち上部にあるもの。咽頭・食道・胃など。
じょうぶ‐だいがく【上武大学】
群馬県伊勢崎市にある私立大学。昭和43年(1968)の開設。平成9年(1997)大学院を設置した。
じょう‐ぶつ【成仏】
[名](スル)仏語。 1 煩悩(ぼんのう)を断ち、無上の悟りを開くこと。 2 死んで、この世に未練を残さず仏となる...
じょうぶつ‐とくだつ【成仏得脱】
仏道修行の結果悟ることができて、煩悩(ぼんのう)から脱すること。また、死んでこの世の苦しみから解放されること。
じょうぶ‐フンザ【上部フンザ】
《Upper Hunza》⇒ゴジャール
じょう‐ぶみ【状文】
手紙。書状。ふみ。「—の通ひも、片陰に忍び道をつけて」〈浮・男色大鑑・一〉
じょう‐ぶん【上分】
1 上のほうの部分。〈日葡〉 2 古代・中世、神仏に対する貢納物。 3 中世、年貢・所当のこと。「—米」
じょう‐ぶん【上文】
前に記した文言。前文。
じょう‐ぶん【上聞】
天皇や君主の耳に入れること。天皇や君主の耳に入ること。「—に達する」
じょう‐ぶん【冗文】
むだが多く長たらしい文章。
じょう‐ぶん【条文】
法令・条約などを箇条書きにした文。「憲法の—」
じょうへい【承平】
《「しょうへい」とも》平安前期、朱雀(すざく)天皇の時の年号。931年4月26日〜938年5月22日。
じょう‐へい【城兵】
城を守る兵士。
じょうへい‐か【常平架】
⇒ジンバル
じょうへい‐そう【常平倉】
奈良時代、穀物の価格の変動を防ぐために、穀類を貯蔵した官営の倉。豊年で安価のときに買い入れ、凶年で高価のときに放出...
じょうへいてんぎょう‐の‐らん【承平天慶の乱】
承平・天慶年間(931〜947)に起こった、平将門(たいらのまさかど)の反乱と藤原純友(ふじわらのすみとも)の反乱...
じょう‐へき【城壁】
城の周囲の壁や塀。
じょう‐へん【上編/上篇】
書物などで、上・下、または上・中・下と分けられたうちの最初の編。
じょう‐べき【乗冪】
「累乗(るいじょう)」に同じ。
じょうべん【浄弁/浄辨】
[?〜1356?]鎌倉末・南北朝時代の歌人。天台宗の僧。青蓮(しょうれん)院の執当法師。慶運(きょううん)の父。和...
じょう‐ほ【常歩】
一番ゆっくりした、馬の歩き方。並み足。
じょう‐ほ【譲歩】
[名](スル)《他の人に道を譲るの意から》自分の意見や主張を押さえて相手の意向に従ったり妥協したりすること。「—を...
しょうほう【承保】
《「じょうほう」とも》平安後期、白河天皇の時の年号。1074年8月23日〜1077年11月17日。しょうほ。
じょう‐ほう【上方】
上のほう。⇔下方。
じょう‐ほう【定法】
こういう場合にはこうするものと、決まっているやり方。また、公に決まっている規則。「事を—どおりに進める」
じょう‐ほう【乗法】
二つ以上の数や式を掛け合わせて、積を求める計算法。掛け算。⇔除法。
じょう‐ほう【城堡】
城ととりで。また、敵を防ぐための構造物。じょうほ。
じょう‐ほう【常法】
1 ある場面には必ず通用される規則。一定のきまり。「長崎表での蘭館への出入は—があって」〈菊池寛・蘭学事始〉 2 ...