じんぼう‐ちょう【神保町】
東京都千代田区北部の地名。明治以来、一帯に多くの大学ができてから、書店・古書店の街として知られる。神田神保町。
じん‐ぼつ【陣没/陣歿】
[名](スル)戦地で死ぬこと。戦没。「日清の戦役に九連城畔であえなく—した」〈啄木・雲は天才である〉
じん‐ぽう【陣法】
戦の際の陣立ての方法。
じんぽん‐しゅぎ【人本主義】
⇒人文主義(じんぶんしゅぎ)
ジンポー【景頗】
⇒カチン
じん‐ま【蕁麻】
イラクサの漢名。
じん‐まく【陣幕】
陣屋に張り巡らす幕。
じんまく‐きゅうごろう【陣幕久五郎】
[1829〜1903]幕末の力士。第12代横綱。出雲(いずも)の人。本名、石倉槙太郎。幕内19場所中87勝5敗で「...
じんま‐しん【蕁麻疹】
急にかゆくなって平たい紅色の浮腫(ふしゅ)を生じる発疹(ほっしん)。漆(うるし)などの植物や鯖(さば)・卵などの食...
じん‐まわり【陣回り】
味方の陣営を見回ること。また、その番に当たる将兵。
しん‐みつ【深密】
[名・形動ナリ]《「じんみつ」とも》 1 秘密めいて奥深いこと。また、そのさま。「—なる君が匂いの舞踊る」〈荷風訳...
じん‐みゃく【人脈】
《山脈・鉱脈などになぞらえた語》ある集団・組織の中などで、主義・主張や利害などによる、人と人とのつながり。「豊富な...
しん‐みょう【深妙】
[名・形動]《古くは「じんみょう」》奥深くてすぐれていること。また、そのさま。「所謂寸鉄人を殺す—の旨趣を見る事あ...
じん‐みょう【神名】
⇒しんめい(神名)
じんみょう‐ちょう【神名帳】
神社とその祭神の名を記した帳簿。特に、延喜式の巻9と巻10をさし、朝廷から祈年祭(としごいのまつり)の奉幣にあずか...
じん‐みらい【尽未来】
「尽未来際(さい)」の略。
じんみらい‐さい【尽未来際】
《「じんみらいざい」とも》仏語。未来の果てに至るまで。未来永劫(えいごう)。永遠。副詞的にも用いる。「—方(かた)...
しん‐みん【神民】
1 日本国民。日本を神国と考えていう。「神国の—である以上、神孫の義務を尽くして」〈藤村・夜明け前〉 2 《「じん...
じん‐みん【人民】
1 国家・社会を構成している人々。特に、国家の支配者に対して被支配者のこと。国民。 2 国家の基盤をなす政治的主体...
じんみん‐いいん【人民委員】
1946年まで、ソ連およびその加盟共和国の行政執行機関の職名。同年、閣僚と改称。
じんみん‐ぎんこう【人民銀行】
⇒中国人民銀行
じんみん‐けんしょう【人民憲章】
英国のチャーチスト運動の指導者たちが議会の民主化を目ざして作成した請願書。1837年に起草、翌年全国に配布して政治...
じんみん‐げん【人民元】
⇒元2
じんみん‐こうしゃ【人民公社】
中華人民共和国で、1958年以来、農業生産合作社と地方行政機関を一体化して結成された、地区組織の基礎単位。農業の集...
じんみん‐さいばん【人民裁判】
1 法律によらず、結束した人民がみずからの力と意志において行う裁判。 2 職業的な裁判官と人民の中から選出された代...
じんみん‐しゅぎ【人民主義】
19世紀後半、ロシアの革命運動で、インテリゲンチア(知識階級)が提唱した共同体的社会主義思想。信奉者をナロードニキ...
じんみん‐しゅけん【人民主権】
主権が人民にあること。国民主権。
じんみん‐せんせん【人民戦線】
ファシズムと戦争に反対する政党や団体によって結成された広範な統一戦線。フランスでは1935年6月に成立、1936年...
じんみんせんせん‐じけん【人民戦線事件】
昭和12年(1937)から翌年にかけ、人民戦線結成を企てたとして、加藤勘十・大内兵衛ら日本無産党や労農派の関係者4...
じんみん‐とうひょう【人民投票】
⇒プレビシット
じんみんにっぽう【人民日報】
中華人民共和国の日刊新聞。中国共産党の中央機関紙で、1948年創刊。共産党の思想と方針の周知徹底を目的とし、その記...
人民(じんみん)の人民(じんみん)による人民(じんみん)のための政治(せいじ)
《government of the people, by the people, for the people》...
じんみんはよわしかんりはつよし【人民は弱し官吏は強し】
星新一による、実父星一(はじめ)の伝記。明治大正期に製薬会社を経営し、官僚の圧力と戦った父の姿を愛情深く描く。昭和...
じんみん‐ふく【人民服】
中華人民共和国で広く国民に用いられた男女の洋服。色は濃紺または灰色で、折り襟の上着とズボンからなり、ネクタイは用いない。
じんみんぶんこ【人民文庫】
文芸雑誌。昭和11年(1936)創刊。武田麟太郎主宰。寄稿者に高見順・本庄陸男・間宮茂輔など。昭和13年(1938...
じんみん‐みんしゅしゅぎ【人民民主主義】
第二次大戦後に出現した新しい政治形態。社会主義への過渡的な性格をもち、本質的にはプロレタリア独裁であるが、労働者階...
ジンミー
シャリーア(イスラム法)に従ってジンマ(安全保障)を与えられた人々のこと。イスラム国家内の非イスラムのことで、主と...
じんむ【神武】
神武天皇のこと。
じん‐む【塵務】
俗世間での煩わしい仕事。
じんむ‐きげん【神武紀元】
神武天皇が即位したという年を元年とする日本の紀元。西暦紀元前660年を神武紀元元年とする。皇紀。
じんむ‐けいき【神武景気】
昭和29年(1954)12月から、昭和32年(1957)6月まで、31か月間続いた景気拡大期の呼び名の一。高度成長...
じんむ‐このかた【神武此の方】
[連語]日本の国が始まって以来。程度のはなはだしいことや、他に例がないことなどを表す。神武以来。神武以往。「—聞い...
じんむ‐じ【神武寺】
神奈川県逗子(ずし)市にある天台宗の寺。山号は医王山。神亀年間(724〜729)行基の創建と伝える。中興は円仁。鎌...
じんむ‐てんのう【神武天皇】
記紀で、第1代の天皇。名は神日本磐余彦(かんやまといわれびこ)。日向(ひゅうが)を出て瀬戸内海を東へ進み、大和を平...
じんむてんのう‐さい【神武天皇祭】
もと、大祭日の一。毎年、神武天皇崩御の日とされる4月3日に、皇霊殿で天皇がその霊を祭る。神武祭。
しん‐め【神馬】
《「じんめ」とも》神の乗用として神社に奉納する馬。神駒(かみこま)。しんば。
じん‐めい【人名】
人の名。「—録」
じん‐めい【人命】
人のいのち。「—救助」「—軽視」
じんめい‐かんじょう【人名勘定】
簿記で、取引先ごとの債権・債務を処理するために、相手方の氏名または商号などを勘定科目として設ける勘定。
じんめい‐ぼ【人名簿】
人名を記載した帳簿。人名帳。名簿。