はら‐め・く
[動カ四] 1 はらはらと音を立てる。「雨の脚、当たる所とほりぬべく—・き落つ」〈源・須磨〉 2 ばらばらになる。...
ハラメモタッハル‐ひろば【ハラメモタッハル広場】
《Falake-ye Haram-e Motahhar》イラン北東部の都市マシュハドの中心部にある広場。同地で殉教...
はら‐もち【腹持(ち)】
食物の消化が遅く、なかなか腹が減らないこと。「米の飯は—がよい」
腹(はら)も身(み)の内(うち)
腹もからだの一部であるから、大切にして、暴飲暴食は慎むべきであるということ。
はらや【水銀粉/軽粉】
おしろいの一。水銀に明礬(みょうばん)を加えて製したもの。伊勢国飯南郡射和村から産した。伊勢おしろい。「毎年太夫殿...
はらら
[形動ナリ]散り散りになるさま。ばらばら。「海人小舟(あまをぶね)—に浮きて」〈万・四三六〇〉
はららが・す【散がす】
[動サ四]《古くは「はららかす」》ばらばらに散らす。「敵ヲ—・ス」〈和英語林集成〉 「沫雪のごとくし、以て蹴(くゑ...
はらら・ぐ【散ぐ】
[動ガ四]《古くは「はららく」》ばらばらになる。〈和英語林集成〉「其の土は白くして—・けり」〈史記夏本紀鎌倉期点〉
はらら‐ご【鮞】
魚類の産卵前の卵。たらこの類。特に、サケの卵巣およびその塩蔵品。すじこ。はらこ。《季 秋》「ほのぼのと—飯に炊きこ...
はらり
[副] 1 軽いものが落ちたり垂れ下がったりするさま。「—と写真が落ちる」「涙が—とこぼれる」「髪が—と顔にかかる...
はら‐りょう【原尞】
[1946〜2023]小説家。佐賀の生まれ。本名、孝。フリーのジャズピアニストを経て、ハードボイルド作家となる。チ...
ハラール
エチオピア東部、エチオピア高原の東に位置するハラリ州の州都。7世紀にイスラム教徒により建設。アダル王国時代に交易の...
ハラル
⇒ハラール
ハラール‐にんしょう【ハラール認証】
商品やサービスがイスラム教の戒律を満たしていることを認定するもの。各国・地域にある認証機関が審査・発行し、認定を受...
ハラーレ
アフリカ南部、ジンバブエ共和国の首都。旧称ソールズベリ。同国中北部の高原にあり、製造工業が発達。モザンビークの港湾...
ハラワ‐けいこく【ハラワ渓谷】
《Halawa Valley》米国ハワイ州、モロカイ島東端にある渓谷。ハラワ川が数キロメートルにわたって刻んだ幅約...
はら‐わた【腸】
1 腹腔内の臓腑(ぞうふ)。大腸・小腸などの総称。「酒が—にしみる」「—がよじれるほどおかしい」 2 動物の内臓。...
腸(はらわた)が腐(くさ)・る
精神が堕落する。性根が腐る。「—・ったやつ」
腸(はらわた)がちぎ・れる
耐えがたいほどの悲しみをおぼえる。「—・れる思い」
腸(はらわた)が煮(に)え返(かえ)・る
言いようのないほど腹が立つ。はらわたが煮えくり返る。「親友の裏切りに—・る」
腸(はらわた)が見(み)え透(す)・く
心の中がよく見える。言動とは裏腹の本心がよくわかる。「—・いたお世辞」
腸(はらわた)を断(た)・つ
1 悲しみに激しく心が痛む。断腸の思いをする。「—・つ気持ちで別れを告げる」 2 おかしくて大笑いする。「さしもあ...
腹(はら)を合(あ)わ・す
示し合わせて悪事をたくらむ。ぐるになる。共謀する。「—・して乗っ取りを謀る」
腹(はら)を痛(いた)・める
1 自分が子を産むことの比喩的な表現。「私が—・めた子」 2 自分で金銭を負担する。自腹を切る。「—・めてまで面倒...
腹(はら)を癒(い)や・す
怒りを晴らす。恨みなどを晴らす。「復讐をして—・す」〈荷風・地獄の花〉
腹(はら)を抱(かか)・える
おかしくてたまらず大笑いする。「—・えて笑い転げる」
腹(はら)を固(かた)・める
覚悟を決める。「会社を後輩にまかせる—・める」
腹(はら)を決(き)・める
決心する。覚悟をする。「転職することに—・めた」
腹(はら)を切(き)・る
1 切腹する。 2 責任を取って辞職する。「失敗したら—・る覚悟だ」 3 おかしさに堪えきれず、腹のよじれるほど大...
腹(はら)を括(くく)・る
覚悟を決める。「—・って審理を待つ」
腹(はら)を下(くだ)・す
下痢をする。「食いすぎて—・す」
腹(はら)を拵(こしら)・える
食事を済ませる。腹ごしらえする。「残業に備えて早めに—・えておく」
腹(はら)を肥(こ)や・す
地位・職務を利用して利益をはかる。私腹を肥やす。「天下の富を集めて剛造輩の—・すと思えばこそ癪に障るが」〈木下尚江...
腹(はら)を壊(こわ)・す
腹のぐあいを悪くする。下痢をする。「食い合わせが悪くて—・す」
腹(はら)を剖(さ)き珠(たま)を蔵(ぞう)す
《「唐書」太宗本紀から》命よりも財物を大切にする。自己の利益や欲望のためには、生命をも粗末にする。本末転倒であること。
腹(はら)を探(さぐ)・る
それとなく人の意中を探り出そうとする。「痛くもない—・られる」
腹(はら)を据(す)・える
1 覚悟を決める。「—・えて難事にあたる」 2 がまんしてこらえる。心を落ち着ける。「あまりのことに—・えかねる」
腹(はら)を立(た)・てる
怒る。立腹する。「いやがらせに—・てる」
腹(はら)を召(め)・す
切腹することを敬っていう言葉。「かなはぬ所にて御腹めされん事」〈古活字本平治・中〉
腹(はら)を読(よ)・む
相手の心中を推測する。相手の考えを理解する。「相手の—・みながら交渉を進める」
腹(はら)を縒(よ)・る
大笑いする。腹筋(はらすじ)を縒る。「—・って笑いころげる」
腹(はら)を割(わ)・る
本心を打ち明ける。隠さずに心の中をさらけ出す。「—・って話す」
は‐らん【葉蘭】
キジカクシ科の常緑多年草。地中をはう根茎の節から葉を出し、葉は長さ30〜50センチの長楕円形。4月ごろ、地面近くに...
は‐らん【波瀾/波乱】
1 大小の波。波濤(はとう)。「砂の浜に下りて海の—を見る」〈鴎外・妄想〉 2 激しい変化や曲折のあること。また、...
ハラン
トルコ南東部の都市シャンルウルファの南約40キロメートルに位置する村。古くはメソポタミア北部の中心都市があった場所...
はらん‐ばんじょう【波瀾万丈】
劇的な変化に富んでいること。「—の人生」
はらん‐ぶくみ【波瀾含み】
何かが起こりそうな気配があること。騒ぎやもめごとの起こる可能性があること。「強豪チームが相次いで初戦敗退し、—の幕...
ハラー
[1708〜1777]スイスの医学者・植物学者・詩人。ベルンの生まれ。チュービンゲン大学で学んだ後、オランダのライ...
ハラースレー
ハンガリー料理の一。川魚をトマトとパプリカで煮込んだスープ。
ハラーム‐モスク
サウジアラビア中西部の都市メッカにあるイスラム寺院。イスラム教徒にとって最も神聖なカーバ神殿がある。イスラム教の礼...