りょう【猟】
山野で鳥獣を捕らえること。狩猟。かり。また、その獲物。「—に行く」「—が少ない」《季 冬》
りょう【陵】
1 大きな丘。 2 天子の墓。日本では、天皇および三后の墓をいう。山陵。みささぎ。→陵墓
りょう【量】
1 測定の対象となり、大小の比較が可能なもの。質量・長さ・時間・個数など。また、測定して得られる数値や限度。「—が...
りょう【稜】
1 かど。すみ。「氷は、あっちこっちの滑かな—を見せて」〈里見弴・大道無門〉 2 多面体の、隣り合う二つの面が交わ...
りょう【漁】
《「猟」との混同による慣用読み》魚介などの水産物をとること。すなどり。いさり。また、その獲物。「—に出る」「ニシン...
りょう【領】
[名] 1 領有すること。また、領有する土地。領分。領地。「他国の—となる」「オランダ—」 2 律令制で、郡司の官...
りょう【寮】
1 学生・従業員などのための共同宿舎。「会社の—」 2 茶室としてつくった小さな建物。数寄屋。また、その名目でつく...
りょう【諒】
真実。まこと。もっともであること。
りょう【遼】
契丹(きったん)(キタイ)族が建てた国。916年、耶律阿保機(やりつあぼき)が建国。都は上京臨潢府(じょうけいりん...
りょう【霊】
たたりをなす生き霊や死霊。怨霊(おんりょう)。「このごろかくわづらふを、もの問はせつれば、女の—となむ言ひつる」〈...
りょう【糧/粮】
旅行や行軍などに携帯する食料。糧食。かて。
りょう【了】
終わること。論文や小説などの終わりに用いる。「この項、—」
りょう‐あえんこう【菱亜鉛鉱】
炭酸亜鉛を主成分とする鉱物。結晶は菱面体をなし、三方晶系。灰白色ないし暗灰色、半透明でガラス光沢がある。ふつう、ぶ...
りょう‐あし【両足】
左右両方の足。もろあし。両脚(りょうきゃく)。
りょう‐あん【良案】
よい考え。名案。
りょう‐あん【諒闇/諒陰/亮陰】
《「諒」はまこと、「闇」は謹慎の意、「陰」はもだすと訓じ、沈黙を守る意》天皇が、その父母の死にあたり喪に服する期間...
りょうあん‐じ【竜安寺】
京都市右京区にある臨済宗妙心寺派の寺。山号は、大雲山。藤原実能の別荘近くにあった徳大寺の地に細川勝元が寺を建て、宝...
りょう‐い【良医】
医術にすぐれた医者。名医。
りょう‐い【稜威】
天子の威光。みいつ。→御厳(みいつ)
りょう‐いき【領域】
1 ある力・作用・規定などが及ぶ範囲。また、その物事・人がかかわりをもつ範囲。「人間の無意識の—」「新しい—を開拓...
りょういき【霊異記】
「日本霊異記」の略。
りょう‐いく【療育】
障害をもつ子供が社会的に自立することを目的として行われる医療と保育。
りょう‐いん【両院】
二院制における二つの議院。衆議院と参議院、明治憲法下では貴族院と衆議院。上院と下院。両議院。
りょう‐いん【料飲】
料理と飲食。
りょう‐いん【涼陰/涼蔭】
涼しい木かげ。
りょういん‐きょうぎかい【両院協議会】
ある議案について、衆参両議院の意見が一致しないとき、意見調整をするために設けられる機関。各議院から選挙された各10...
りょういんぎいん‐そうかい【両院議員総会】
二院制を採用する国で、各政党が所属の両院議員(日本では衆議院議員・参議院議員)を集めて開催する会議。党大会に次ぐ決...
りょういん‐せい【両院制】
⇒二院制(にいんせい)
りょう‐う【涼雨】
夏に、涼しさをもたらす雨。《季 夏》「雷が残して行きし—かな/月斗」
りょう‐うで【両腕】
左右両方の腕。もろうで。
りょう‐うん【凌雲/陵雲】
雲をしのぐほどに高いこと。俗世を超越していることにいう。「飄々(ひょうひょう)たる—の気」
りょううん‐かく【凌雲閣】
東京都台東区浅草公園にあった煉瓦(れんが)造り12階建ての建物。明治23年(1890)建設。東京名所となったが、大...
りょううんしゅう【凌雲集】
平安初期の日本最初の勅撰漢詩集。1巻。嵯峨天皇の命により、小野岑守(おののみねもり)・菅原清公らが撰。弘仁5年(8...
りょううん‐だい【凌雲台】
中国、魏の文帝が洛陽に築かせた楼閣。額に凌雲観と書かせるため書家を楼上に登らせたが、恐怖のため下りてきたときには頭...
凌雲(りょううん)の志(こころざし)
1 《「漢書」揚雄伝から》超然として俗世間の外にあろうとする志。 2 《「後漢書」馮衍伝から》高い地位にのぼろうと...
りょう‐えん【良縁】
1 似合わしい縁組。よい縁談。「—を得て結婚する」 2 極楽往生ができるよい因縁。
りょう‐えん【梁園/梁苑】
中国の梁の孝王の築いた竹園。 1 宮室の庭園。 2 皇室の血統。皇族。→竹の園「仙洞、—を蔑(ないがし)ろにし」...
りょう‐えん【遼遠】
[名・形動]はるかに遠いこと。また、そのさま。「前途—」「震旦身毒より—なる域土を知らざる」〈雪嶺・真善美日本人〉
りょうおう【陵王】
⇒蘭陵王(らんりょうおう)
りょう‐おうて【両王手】
将棋で、二枚の駒で同時にかける王手。
りょうおう‐レンズ【両凹レンズ】
両面とも凹面であるレンズ。
りょう‐おち【両落ち】
預金または貸し出しの利息計算で、預け入れ日・貸し出し日、または払い戻し日・返済日のいずれにも利息をつけないこと。両...
りょう‐おもい【両思い】
《「片思い」からできた語とされる》お互いに思いが通じ合っていること。相思相愛。
りょう‐か【良化】
[名](スル)状態・質などがよくなること。「病状が—する」
りょう‐か【良家】
「りょうけ(良家)」に同じ。「富家—の子弟多し」〈逍遥・当世書生気質〉
りょう‐か【良貨】
品質のよい貨幣。実際価格と法定価格との差が少ない貨幣。「悪貨は—を駆逐する」⇔悪貨。
りょう‐か【菱花】
1 ヒシの花。 2 《裏面に多くヒシの花を鋳るところから》金属製の鏡。菱花鏡。
りょう‐か【寮歌】
寄宿寮で生活する学生・生徒がともに歌うために作られた歌。一高の「嗚呼玉杯(ああぎょくはい)に花うけて」など。
りょう‐か【燎火】
かがり火。庭火。
りょう‐かい【了解/諒解】
[名](スル) 1 物事の内容や事情を理解して承認すること。了承。「—が成り立つ」「来信の内容を—する」 2 《(...