せん‐り【千里】
1里の1000倍。転じて、きわめて遠い所。
せん‐り【戦利】
1 戦いに勝利すること。 2 戦争で、敵の物品を奪い取ること。
せんり‐がん【千里眼】
遠方の出来事や将来のこと、また、隠れているものなどを見通す能力。また、その能力をもつ人。
せん‐の‐りきゅう【千利休】
[1522〜1591]安土桃山時代の茶人。堺の人。名は与四郎。宗易(そうえき)と号す。侘茶(わびちゃ)の大成者で、...
せんり‐きゅうりょう【千里丘陵】
大阪府中北部、吹田(すいた)・豊中・茨木・箕面(みのお)市にまたがる丘陵。千里ニュータウン・万国博記念公園などがある。
せんり‐きょう【千里鏡】
望遠鏡のこと。
せんりきんらん‐だいがく【千里金蘭大学】
大阪府吹田(すいた)市にある私立大学。明治38年(1905)創立の私立金蘭会女学校を源流として、平成15年(200...
せん‐りつ【旋律】
音楽の基本的要素の一。リズムを伴った楽音の連続的な連なりで、音楽的な内容をもったもの。節(ふし)。メロディー。
せん‐りつ【戦慄】
[名](スル)恐ろしくてからだが震えること。「事件の報道は視聴者を—させた」
せんりつてき‐たんおんかい【旋律的短音階】
自然的短音階の第6音と第7音を、上行のときのみ半音上げた短音階。
せんり‐どうふう【千里同風】
《遠く隔たった地方にも、同じ風が吹く意から》世の中がよく治まっていること。
せんり‐ニュータウン【千里ニュータウン】
大阪府中北部、千里丘陵の中央部に造成された住宅地。吹田(すいた)市と豊中市とにまたがる。昭和37年(1962)入居開始。
千里(せんり)の馬(うま)
1日に千里の道も走れるほどのすぐれた馬。転じて、すぐれた才能の人物。千里の駒。
せんりのうま【千里の馬】
池宮彰一郎による短編の歴史小説。赤穂浪士、千馬三郎兵衛を主人公とする。平成6年(1994)、季刊誌「歴史ピープル」...
千里(せんり)の行(こう)も足下(そっか)に始(はじ)まる
《「老子」六四から》遠い旅路も足もとの第一歩を踏み出すことから始まる。どんな遠大な事業も手近なところから始まるとい...
千里(せんり)の野(の)に虎(とら)を放(はな)つ
危険なものを放置して、のちに災いを残すたとえ。
千里(せんり)の道(みち)も一歩(いっぽ)から
遠い旅路も第一歩から始まる。どんな大事業も手近なところから始まることのたとえ。千里の道も一歩より起こる。
せんり‐ひん【戦利品】
戦争で、敵から奪い取った物品。戦場または占領地で敵から押収して自国の所有とする動産。 [補説]近年、「苦労や努力を...
千里(せんり)も一里(いちり)
恋しい人の所に行くときは、遠い道もそれほど苦にならない。「惚(ほ)れて通えば—、会わず戻ればまた千里」
せん‐りゃく【浅略】
1 思慮などが浅いこと。また、あさはかな策略。浅謀。 2 《「浅略釈」の略》密教でいう四重秘釈の一。世間一般の表面...
せん‐りゃく【戦略】
1 戦争に勝つための総合的・長期的な計略。スポーツの試合においても用いる。→戦術 2 組織などを運営していくについ...
せんりゃく‐かく【戦略核】
「戦略核兵器」の略。
せんりゃく‐かくへいき【戦略核兵器】
敵国の軍事施設や工業地帯・大都市などを攻撃し、継戦能力を削ぐことを目的とした長距離核兵器。ICBM(大陸間弾道ミサ...
せんりゃくぐん‐とうごううちゅううんようセンター【戦略軍統合宇宙運用センター】
⇒ジェースポック(JSpOC)
せんりゃく‐けいざいたいわ【戦略経済対話】
米国・中国間で経済・通商問題を議論する枠組み。2006年に米ブッシュ政権下で開始された。米中戦略経済対話。SED(...
せんりゃく‐こくさいもんだい‐けんきゅうじょ【戦略国際問題研究所】
⇒シー‐エス‐アイ‐エス(CSIS)
せんりゃく‐しげん【戦略資源】
国内産業の安定・発展を図り、国の基盤を維持するために、安定的に確保する必要がある資源。石油・天然ガスなどのエネルギ...
せんりゃく‐しゃ【戦略車】
国内だけでなく外国での販売を目的に開発生産する自動車。「世界—」
せんりゃく‐しょうひん【戦略商品】
将来的な視点に立った長期的な販売計画に基づいて作られる商品。
せんりゃく‐たんい【戦略単位】
戦略目的を達成するための行動を実施できる最小単位。陸軍の場合は師団、海軍の場合は艦隊。
せんりゃくてき‐ごけいかんけい【戦略的互恵関係】
安全保障・外交・経済・環境・エネルギーなどさまざまな分野で共通の利益を目ざそうとする二国間関係。
せんりゃくてき‐びちく【戦略的備蓄】
自然災害や国際的な紛争・軋轢などによって、生活・産業・安全保障に欠かせない資源や物資が不足したり、供給が途絶えたり...
せんりゃく‐ばくげき【戦略爆撃】
戦略に基づいて行う爆撃。直接敵軍を爆撃するのではなく、産業設備の破壊、都市爆撃や交通遮断などを実施する。
せんりゃく‐ばくげきき【戦略爆撃機】
戦略攻撃を目的とした爆撃機。敵国の主要都市や産業・軍事施設などを直接攻撃するため、通常の爆撃機よりも航続距離が長く...
せんりゃく‐ぶっし【戦略物資】
戦争遂行上欠くことのできない食料・石油・重要金属などの物資。
せんりゃく‐へいき【戦略兵器】
敵国の重要な産業・軍事施設などを攻撃・破壊し、戦力や経済基盤に大きな損害を与え、戦争遂行能力を失わせることを目的と...
せんりゃく‐ぼうえいこうそう【戦略防衛構想】
⇒エス‐ディー‐アイ(SDI)
せんりゅう【川柳】
⇒柄井川柳(からいせんりゅう) 江戸中期に発生した雑俳の一。前句付けの付句が独立した17字の短詩で、その代表的な点...
せん‐りゅう【潜流】
海洋の表層部の下を、表面海流とは違った向きに流れる海流。赤道潜流など。
せん‐りゅう【潜竜】
⇒せんりょう(潜竜)
せんりゅう‐しゅ【霰粒腫】
⇒さんりゅうしゅ(霰粒腫)
せんりゅう‐てん【川柳点】
柄井川柳が前句付けにつけた評点。また、その選句。
せんりゅう‐ばく【潜流瀑】
水の落ち方から見た滝の分類の一。伏流水が岩壁の割れ目などから出て流れ落ちる滝。
せん‐りょ【千慮】
いろいろと考えをめぐらすこと。
せん‐りょ【浅慮】
考えの浅いこと。あさはかな考え。⇔深慮。
せん‐りょう【千両】
1 1両の1000倍。転じて、非常な大金。また、非常に価値が高いこと。「眼元(めもと)—」「一目—の眺め」 2 セ...
せん‐りょう【占領】
[名](スル) 1 一定の場所を独り占めすること。「四人分の座席を一人で—する」 2 他国の領土を武力によって自国...
せん‐りょう【専領】
[名](スル)一人だけで領有すること。「女は子供を—してしまうものだね」〈漱石・道草〉
せん‐りょう【染料】
繊維などを染めるのに用いる色素となる物質。植物性の藍(あい)・茜(あかね)・鬱金(うこん)、動物性のコチニール、鉱...
せん‐りょう【潜竜】
《池や淵(ふち)にひそんでいて、まだ天に昇らない竜の意》しばらく帝位に就かず、それを避けている人。また、世に出るよ...