ほうとは？意味・読み方・使い方

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意味
例文
慣用句
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ほう〔ハウ〕【方】
の解説

１方向。方角。方位。「西の—」「駅の—へ歩く」「声のする—を見る」「九州の—に行く」

２部門・分野を漠然と指す語。その方面。また、指し示すものをあいまいにするために使う語。「将来音楽の—へ進みたい」「その—では有名な人だ」「父は防衛省の—に勤めています」「近ごろおうちの—はいかがですか」「薬の効果の—はいかがなものでしょう」

３二つ以上あるもののうちの一つをとりあげてさす語。「黒い—が好きだ」「もっと味を濃くした—がいい」「こちらの—が悪かった」

４どちらかといえばこちらだという部類。「性質は臆病な—だ」

５物のやり方。しかた。方法。また、処方。
1. 「あの場合ああでも為 (し) なければ—が付かないんだもの」〈漱石・門〉

６四角。また、正方形の一辺の長さ・距離を示す語。「—形」「—100里」
1. 「—三間ばかりの狭き法廷」〈木下尚江・良人の自白〉

[補説]2から派生して、表現をあいまいにするためやぼかすために付ける、意味のない語としても用いる。「お料理のほうをお持ちしました」「お荷物のほう、お預かりします」
1990年代半ばくらいから若者の間にはやりだした。多用する話し方を「ほう弁」という。→とか →的

ほう【法】
の解説

歴史">（ハフ）

１現象や事象などがそれに従って生起し、進展するきまり。法則。「自然には自然の—がある」

２社会秩序を維持するために、その社会の構成員の行為の基準として存立している規範の体系。裁判において適用され、国家の強制力を伴う。法律。「—のもとの平等」「民事訴訟—」

３集団生活において、その秩序を維持するために必要とされる規範。おきて。しきたり。道徳や慣習など。「—にはずれたやり方」

４物事をする定まったやり方。正しいしかた・方法。「—にかなった筆使い」「そんなばかな—はない」

５珠算で、乗数。または、除数。→実

６インド‐ヨーロッパ語で、文の内容に対する話し手の心的態度の相違が、動詞の語形変化の上に現れたもの。直説法・接続法・希求法・命令法・条件法など。叙法。

歴史">（ホフ）《(梵)dharmaの訳。達磨・曇摩と音写。保持するものの意》仏語。

１永遠普遍の真理。

２法則。規準。

３有形・無形の一切の存在。また、その本体。

４仏の教え。仏法。また、それを記した経典。

５祈祷 (きとう) 。また、その儀式。「—を修する」

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ほう【^▽保】
の解説

「ほ（保）3」に同じ。

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ほう【封】
の解説

諸侯・大名の領地。封地。封土。

「忠広が—を除かれた時、伝左衛門とその子の源左衛門とが流浪した」〈鴎外・阿部一族〉

ほう〔ハウ〕【^×苞】
の解説

花あるいは花序の付け根に出る葉。芽やつぼみを覆って花を保護する。うろこ状や花びら状となるものもある。包葉。

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ほう〔ハウ〕【砲】
の解説

１大砲。大筒 (おおづつ) 。火砲。「五門の—が火を噴く」

２野球で、強打者。また、本塁打のこと。「アベック—」

ほう〔ハウ〕【^×袍】
の解説

１公家の装束の盤領 (まるえり) の上衣。束帯や衣冠などに用いる位階相当の色による位袍と、位色によらない雑袍とがあり、また、文官用の縫腋 (ほうえき) の袍と武官・幼年用の闕腋 (けってき) の袍の2種がある。うえのきぬ。

２上衣。

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ほう【報】
の解説

１知らせ。通知。報告。「危篤の—を受ける」

２行為に応じて受けるむくい。応報。返礼。
1. 「前の世に福の因を殖ゑずして此の世に貧しき—を得たり」〈今昔・一二・一五〉

類語

ほう【^×鋒】
の解説

刃物の先のとがった部分。きっさき。また、刀。つるぎ。

「未だ他に対して—を争いしものに非ず」〈福沢・学問のすゝめ〉

ほう【^×鵬】
の解説

想像上の大鳥。翼の長さ3000里、一度はばたけば9万里を飛ぶという。おおとり。

ほう
の解説

［感］驚いたり感心したりするときなどに発する語。「—、そんなに大きかったかね」

ほう【封】
の解説

⇒ふう

ほう【^▽傍】
の解説

⇒ぼう

出典：デジタル大辞泉（小学館）

ほうの例文(30)

出典：青空文庫

･･･ういう感心のしかたのほうが、より合理的だと思っているから。○ほめ･･･芥川竜之介「校正後に」
･･･翁は思わず主人のほうへ、驚いた眼を転じました。「なぜまたそれがご･･･芥川竜之介「秋山図」
･･･払ったのか……俺しのほうの支払いになっているのか」「事務費のほう･･･有島武郎「親子」

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