アングロ‐サクソン
1 5世紀ごろ、民族大移動でドイツの北西部からブリテン島に移住したアングル人とサクソン人の総称。現在の英国民の根幹...
アングロサクソンがた‐しほんしゅぎ【アングロサクソン型資本主義】
米国・英国で典型的にみられる資本主義の形態。企業は金融市場から直接資金を調達し、株主利益の最大化を優先する。業績が...
あんけい【安慶】
中国安徽(あんき)省南部の港湾都市。揚子江中流にあり、1902年の英清通商条約により開港。近年、工業も盛ん。アンチン。
あん‐けつ【暗穴/闇穴】
1 暗い穴。洞窟(どうくつ)。「うたてや太陽に—、えでんにも蛇の住みし人の世ぞかし」〈露伴・露団々〉 2 人をのの...
あん‐けん【案件】
1 問題となっている事柄。審議しなければならない事柄。「重要—」 2 訴訟になっている箇条。訴訟事件。
あんけん‐さつ【暗剣殺】
九星(きゅうせい)の方位の中で、最も凶とされる方位。これを犯すと剣難にあって、主人は使用人に、親は子に殺されること...
アンケート
多くの人に同じ質問を出して回答を求める調査法。また、その質問。
メルケル
[1954〜 ]ドイツの政治家。西ドイツのハンブルクに生まれ、直後に東ドイツに移住。ライプチヒ大学で物理学を専攻。...
アンゲリカ
⇒アンゼリカ
アンゲルマン‐しょうこうぐん【アンゲルマン症候群】
《Angelman syndrome》⇒アンジェルマン症候群
アンゲロプロス
[1935〜2012]ギリシャの映画監督。パリで映画を学び、帰国後は映画批評家を経て監督デビュー。長回しを多用した...
あんげん【安元】
平安末期、高倉天皇の時の年号。1175年7月28日〜1177年8月4日。
あん‐こ
《「あねこ」の音変化》伊豆大島で、娘のこと。
あん‐こ【餡こ】
1 餡(あん)のこと。 2 膨らみをもたせたり、形を整えたりするために、中に詰めるもの。あん。「グローブの—」
あん‐こ【安固】
[名・形動]しっかりと安定していること。また、そのさま。「地位も—ではなく」〈白鳥・何処へ〉
あん‐こ【鮟鱇】
「鮟鱇形(あんこがた)」に同じ。
あん‐こう【安康】
平和で安らかなこと。安穏。書簡で、相手の健康・繁栄などを祝うあいさつの言葉としても用いる。「御—の段」「国家—」
あん‐こう【暗紅】
黒みがかったあかい色。黒ずんだ紅色。「暗緑と—を混ぜ合わした様な若い芽が」〈漱石・それから〉
あん‐こう【暗香】
どこからともなくにおってくる香り。やみに漂う花の香り。多く詩などで梅の香りをいう。
あん‐こう【暗窖】
暗い洞窟(どうくつ)。「何者か—の中へ降りていったのであろう」〈漱石・幻影の盾〉
あん‐こう【暗溝】
「暗渠(あんきょ)」に同じ。
あん‐こう【鮟鱇】
1 アンコウ目アンコウ科の海水魚の総称。キアンコウ(ホンアンコウ)とアンコウ(クツアンコウ)の2種がある。全長約1...
アンコー【暗刻】
《(中国語)》マージャンで、同じ牌(パイ)を3個、手の内でそろえたもの。
あんこう‐がた【鮟鱇形】
1 「あんこがた」に同じ。 2 竹の一重切りの花器で、口の大きく開いたもの。
あんこう‐しょく【暗紅色】
黒みを帯びたあかい色。
あんこうそえい【暗香疎影】
塩井雨江による美文韻文集。明治34年(1901)刊。
あんこう‐てんのう【安康天皇】
記紀で、第20代の天皇。允恭(いんぎょう)天皇の皇子。名は穴穂(あなほ)。皇居は石上穴穂宮(いそのかみあなほのみや...
あんこう‐なべ【鮟鱇鍋】
鮟鱇の身・肝などに焼き豆腐・シイタケなどを加え、だしで煮た料理。《季 冬》「—箸(はし)もぐらぐら煮ゆるなり/虚子」
鮟鱇(あんこう)の餌(え)待(ま)ち
鮟鱇がえさを待つときの姿のように、ぼんやりと口を開けているようす。
あんこう‐の‐つるしぎり【鮟鱇の吊るし切り】
鮟鱇のおろし方。下顎(したあご)に鉤(かぎ)を通してつるし、口から水を入れておいて、皮をはぎ、肉をそぎ、はらわたを...
アンコウマ‐さん【アンコウマ山】
《Ancohuma》南アメリカ、ボリビア西部、アンデス山脈のレアル山群に属する山。チチカカ湖の東約30キロメートル...
あんこう‐むしゃ【鮟鱇武者】
大言壮語するくせに臆病な武者をあざけっていう語。あんこうざむらい。
あんこ‐がた【鮟鱇形】
相撲で、太って腹の突き出た力士の体形のこと。魚の鮟鱇(あんこう)の体形に似ているところからという。あんこ。あんこう...
あん‐こく【安国】
国家を平穏に治めること。また、平穏な国。「利民—のことは」〈中華若木詩抄・下〉
あん‐こく【暗黒/闇黒】
[名・形動] 1 真っ暗なこと。全く光のささないこと。くらやみ。また、そのさま。「—の宇宙」 2 社会の秩序が乱れ...
あんこく‐エネルギー【暗黒エネルギー】
宇宙に存在し、負の圧力としてはたらき、宇宙の加速膨張を引き起こす仮想的なエネルギー。さまざまな観測事実から、その存...
あんこく‐がい【暗黒街】
悪事や犯罪などがしばしば行われる無秩序な地域。
あんこく‐き【暗黒期】
1 戦乱が続き、社会の秩序が乱れ、道徳・文化が廃れて悪事や不安がはびこる時期。また、先行きの見通しがつかず、希望の...
あんこく‐げんしょう【暗黒現象】
⇒暗黒期2
あんこく‐こうし【暗黒光子】
暗黒物質同士の相互作用を担う、仮説上の光子。暗黒物質を構成するとされる未知の素粒子に、電磁相互作用に相当する作用が...
あんこくこくち【暗黒告知】
小林久三の長編小説。昭和49年(1974)発表。同年、第20回江戸川乱歩賞を受賞。足尾銅山鉱毒事件を背景とするミス...
あんこく‐しょうせつ【暗黒小説】
⇒ノアール小説
あんこく‐しょく【暗黒色】
暗闇に包まれたかのような黒色。光の射(さ)さない黒色。
あんこく‐じ【安国寺】
足利尊氏・直義の兄弟が、夢窓疎石の勧めによって国家安穏を祈願し、南北両朝の戦没者供養のため、日本の各国ごとに建立さ...
あんこくじ‐えけい【安国寺恵瓊】
[?〜1600]安土桃山時代の臨済宗の僧。安芸(あき)の人。豊臣秀吉の信任を得て寺領を与えられ、東福寺・安国寺を復...
あんこく‐じだい【暗黒時代】
1 戦乱が続いたりして、社会の秩序が乱れ、道徳・文化が廃れて悪事や不安がはびこる時代。 2 《Dark Ages》...
あんこく‐せいうん【暗黒星雲】
銀河系内星雲の一。低温で光を出さないガスや微粒子の集まり。背後の星の光を遮るため、そこだけ暗黒に見える。馬頭星雲(...
あんこく‐たいりく【暗黒大陸】
《文明から取り残され、世界に知られていなかったところから》かつてのアフリカ大陸のこと。
あんこくちたい【暗黒地帯】
《原題An Area of Darkness》インド系英国人作家、ナイポールの評論集。1964年刊。
あんこく‐の‐げつようび【暗黒の月曜日】
⇒ブラックマンデー