い‐こう【偉効】
すぐれた効果。「—を奏する」
い‐こう【意向/意嚮】
どうするつもりかという考え。心の向かうところ。思わく。「相手の—を確かめる」「—にそうよう努力する」
い‐こう【維綱】
《「大綱(おおづな)」の意から》おおもとになるおきて。のり。
い‐こう【遺功】
死後に残る功績。「先帝の—」
い‐こう【遺構】
残存する古い建築物。また、昔の都市や建造物の形や構造を知るための手がかりとなる残存物。考古学では、住居跡・倉庫跡・...
い‐こう【遺稿】
死後に残された未発表の原稿。
い‐こう【韋后】
[?〜710]唐の第4代皇帝中宗の皇后。中宗復位後権勢を振るう。710年政権をねらって中宗を毒殺したが、李隆基(の...
い‐こう【異稿】
同一作品の異なる原稿。初稿と改稿など。
いこ・う【憩う/息う】
[動ワ五(ハ四)]ゆったりとくつろぐ。休息する。「緑陰に—・う」 [可能]いこえる [動ハ下二]休ませる。休める。...
いこう【厳う】
[副]《形容詞「いか(厳)し」の連用形「いかく」のウ音便から》はなはだしく。ひどく。非常に。「ああ、—酒臭い」〈浄...
い‐こう【一向】
[副]《「いっこう(一向)」の促音の無表記》ひたすら。「その代はりに、—に仕うまつるべくなむ」〈源・玉鬘〉
いこう‐かい【為公会】
自由民主党の派閥の一。平成18年(2006)に大勇会(河野派)を麻生太郎が継承し、名称を変更した。平成29年(20...
いこう‐こうたい【移行抗体】
母親から子供へ胎盤(反芻(はんすう)類は初乳も含む)を介して移行した抗体。自らの免疫機構が発達するまでの生後数か月...
いこう‐たい【移行帯】
⇒推移帯
イコカ
《(和)IC Operating Cardの略》JR西日本の開発した、非接触型ICカードを用いる運賃精算システム。...
い‐こく【異国】
外国。異邦。とつくに。「—の土となる」
いこくけいご‐ばんやく【異国警固番役】
鎌倉時代の御家人役の一。文永8年(1271)以後、元の来襲に備えた北九州沿岸防備の軍役。九州の御家人に対して鎌倉大...
いこく‐しゅみ【異国趣味】
1 外国の風物にあこがれ、そこから感じられる趣を好むこと。 2 外国の人物・事象に取材して、芸術的効果を上げる手法...
いこく‐じょうちょ【異国情緒】
《「いこくじょうしょ」の慣用読み》「異国情調」に同じ。「—を味わう」
いこく‐じょうちょう【異国情調】
外国の風物がつくり出す雰囲気。異国情緒。 [補説]昭和前期まで「異国情調」が、昭和後期からは「異国情緒」が一般に使...
いこく‐じん【異国人】
外国人。異邦人。
いこくせんうちはらい‐れい【異国船打払令】
江戸幕府が文政8年(1825)に出した外国船追放令。ロシア・イギリス船の来航の増加に対し、理由に関係なく外国船を打...
いこくのかおり【異国の香】
大手拓次による訳詩集。昭和16年(1941)、訳者の没後に刊行。ボードレールの「亡霊」「異国のにほひ」、タゴールの...
いこく‐ばり【異国張り】
安政のころ、長崎から広まった洗い張りの方法。西洋の洗濯法を取り入れたもの。
い‐こ・ぐ【い漕ぐ】
[動ガ四]《「い」は接頭語》舟をこぐ。「海原の畏(かしこ)き道を島伝ひ—・ぎ渡りて」〈万・四四〇八〉
イコサスロン
「二十種競技」に同じ。
イコサペンタエン‐さん【イコサペンタエン酸】
《icosapentaenoic acid》「エイコサペンタエン酸」に同じ。IPA。
イコシウム
現在のアルジェに、古代ローマ時代に建設された植民都市。
いこ‐じ【意固地/依怙地】
[名・形動]かたくなに意地を張ること。また、そのさま。片意地。えこじ。「—を通す」「—な人」 [補説]「意気地(い...
い‐こつ【医骨】
医道の心得。「この僧—もなかりければ、よろづの病に藤の瘤を煎じて召せと教へける」〈沙石集・二〉
い‐こつ【遺骨】
死者の骨。火葬などにしてあとに残った骨。また、戦没者の骨。
イコノグラフィー
図像学。描かれた図像の持つ意味を判定する学問。古くは、ローマ時代の肖像画の主を判定する肖像学。18世紀以降はキリス...
イコノスタシス
教会にある、内陣と信者が祈祷する場所を隔てるための壁。イコン(聖画像)を掛ける。聖障(せいしょう)。聖画壁。イコノ...
イコノスタス
⇒イコノスタシス
イコノメーター
画角を自動的に調節する直視ファインダー。
イコノロジー
イコノグラフィーの成果に基づき、美術作品のもつ象徴的価値を解明する学問。図像解釈学。
いこま【生駒】
奈良県北西部の市。宝山寺(生駒聖天(しょうてん))の門前町に始まり、近鉄の生駒トンネルで大阪と結ばれ、住宅衛星都市...
いこま‐こうげん【生駒高原】
宮崎県南西部、小林市にある高原。霧島山北東部の夷守(ひなもり)岳(標高1344メートル)北麓に広がる。標高400〜...
いこま‐さんち【生駒山地】
大阪府と奈良県の境にある山地。南北約30キロメートル、東西約5キロメートル。標高300〜400メートルの比較的ゆる...
いこま‐し【生駒市】
⇒生駒
いこま‐やま【生駒山】
大阪府と奈良県との境にある山。生駒山地の主峰。標高642メートル。中腹に宝山寺がある。金剛生駒紀泉国定公園の一部。...
い‐こみ【鋳込み】
鋳込むこと。また、その方法。
い‐こみ【射込み】
野菜などの中身をくりぬき、中にほかの材料をつめこむこと。また、その料理。
い‐こ‐み‐き【已己巳己】
(已・己・巳と、それぞれの字形が似ているところから)互いに似ているものをたとえていう語。
い‐こ・む【射込む】
[動マ五(四)] 1 矢をねらうものの中にはなつ。「敵陣に—・む」 2 光・視線などを鋭く放つ。「紫の光が、ぱっと...
い‐こ・む【鋳込む】
[動マ五(四)]金属を溶かして鋳型の中に流し込む。「溶かした鉄を—・む」
イコモス
《International Council on Monuments and Sites》国際記念物遺跡会議。歴...
イコライザー
1 均一化するもの。平等をもたらすもの。 2 電気回線の周波数の特性を補正する装置。一般に、音響機器で録音・再生時...
い‐こん【意根】
仏語。六根(ろっこん)の一。認識作用のよりどころとなる器官。
い‐こん【遺恨】
1 忘れがたい深いうらみ。宿怨(しゅくえん)。「—を晴らす」「—試合」 2 残念に思うこと。「極めたる—の事になん...