うら‐ざん【裏桟】
天井板・雨戸などの板の合わせ目に、補強のため裏から当てる桟。
うらしま
日本の海洋研究開発機構が所有する自律型の深海巡航探査機。平成10年(1998)より開発開始。母船とケーブルで接続さ...
うらしま【浦島】
浦島太郎のこと。 謡曲。脇能物。宝生流番外曲。勅使が丹後水の江の浦島明神にもうでると、明神・竜神が現れ、不死の薬を...
うらしま‐がい【浦島貝】
トウカムリガイ科の巻き貝。浅海の砂泥底にすむ。貝殻は卵球形で、殻高6センチくらい。殻表は浅い溝状の横縞(よこじま)...
うらしま‐こうか【浦島効果】
《「ウラシマ効果」とも書く》光速度に近い速度で運動している系の時間の進み方は、静止している観測者に比べて遅くなる現...
うらしま‐じんじゃ【浦嶋神社】
京都府与謝郡伊根町にある神社。浦島伝説が伝わる。絵巻や乙姫小袖、玉手箱などのゆかりの品が残されている。宇良神社。
うらしまず【浦島図】
⇒浦島
うらしま‐せつわ【浦島説話】
伝説「浦島太郎」の原型となる説話。古く雄略紀・逸文丹後国風土記・万葉集・続日本紀(しょくにほんぎ)にみえ、平安時代...
うらしま‐そう【浦島草】
サトイモ科の多年草。日陰地に生え、高さは40〜50センチ。葉は多数に裂けていて、長い柄をもつ。雌雄異株。晩春、紫緑...
うらしま‐たろう【浦島太郎】
浦島説話の主人公である「浦島の子」の、御伽草子以降の呼び方。また、その伝説。丹後国の漁師浦島は、ある日助けた亀の誘...
うらしま‐つつじ【裏縞躑躅】
ツツジ科の落葉小低木。高山に群生。茎に、枯れた葉柄の残りがうろこ状につき、地をはい、その先が上向いて、倒卵形の小さ...
うらしま‐の‐こ【浦島の子】
浦島説話の主人公の漁師。丹後国筒川(つつかわ)の人で、水の江(え)の浦島の子ともいう。→浦島説話 →浦島太郎
うら‐しゅん【裏旬】
(多く食用魚についていう)世間でいう旬には外れているが、その魚の味がまたよくなる時期。市場への出荷量が多くはないが...
うら‐しょうもん【浦証文】
⇒浦切手
ウラシル
核酸の構成成分の一。RNA(リボ核酸)にだけ含まれ、ピリミジン塩基の一。DNAから転写されるときにチミンの配列場所...
うら‐じ【浦路】
浦伝いの道。「旅寝する須磨の—のさよ千鳥声こそ袖の波はかけけれ」〈千載・羇旅〉
うら‐じ【裏地】
衣服などを袷(あわせ)仕立てにするとき裏につける布地。⇔表地。
ウラジオストク
ロシア連邦東部、沿海地方の中心都市。ロシア語で「東方を治めよ」の意。日本海に面し、漁業・貿易・軍事における重要な港...
うら‐じじょう【裏事情】
物事がもつ、外部からは容易にうかがい知れない事柄や背景。「業界の—を暴露する」
うらじま‐おり【裏縞織(り)】
表は無地または霜降りに、裏は格子や縞などに織った織物。毛織物はコートに、絹織物は傘などに用いる。
ウラジーミル
(1世)[955ころ〜1015]ロシアのキーウ(キエフ)大公。在位980〜1015。ビザンチン皇帝の妹アンナと結婚...
レーニン
[1870〜1924]ロシアの革命家・政治家。学生時代から革命運動に参加、流刑・亡命生活を経て、1917年、二月革...
プーチン
[1952〜 ]ロシアの政治家。1975年にレニングラード国立大学法学部を卒業し、ソ連邦国家保安委員会(KGB)に...
マヤコフスキー
[1893〜1930]ソ連の詩人。ロシア未来派の代表的詩人。革命的理想をうたいつつ風刺と内省、愛と苦悩の世界を展開...
ウラジミルツォフ
[1884〜1931]ソ連の東洋語学者。モンゴルの言語・歴史研究に貢献。著「チンギス‐ハン伝」「モンゴル文語とハル...
ウラジーミル‐せいどう【ウラジーミル聖堂】
《Volodymyrs'kyi sobor/Володимирський собор》ウクライナの首都キーウにある...
ダーリ
[1801〜1872]ロシアの作家・民俗学者・辞書編者。海軍軍医・官吏を経て作家となり、短編小説を執筆。その後、民...
オドエフスキー
[1803〜1869]ロシアの作家・音楽批評家。哲学者のシェリングやドイツ‐ロマン派の影響を受けて哲学的小説を書き...
ナボコフ
[1899〜1977]ロシア生まれの米国の小説家・詩人。中年男の少女への倒錯的な愛を描いた小説「ロリータ」のほか、...
ケッペン
[1846〜1940]ドイツの気候学者。ロシア生まれ。植物分布と気候との関係を研究し、世界の気候帯区分を提唱した。...
うら‐じゃく【裏尺】
「裏曲(うらがね)」に同じ。
うら‐じゃくや【裏借屋】
裏通りにある粗末な借家。「心解けあふ—も、住めば都にまさるらん」〈人・梅児誉美・一〉
うら‐じょうめん【裏正面】
相撲の土俵場で、正面の反対側、すなわち南側にあたる場所。また、そこに面した見物席。向こう正面。
うら‐じろ【裏白】
1 裏が白いこと。内側・底の白いことにも用いる。 2 ウラジロ科の常緑、多年生のシダ。主に暖地の山中に自生し、大群...
うらじろ‐かんば【裏白樺】
カバノキ科の落葉高木。山地に生え、樹皮は灰白色。葉は広楕円形で縁に二重のぎざぎざがあり、裏面は白みを帯びる。果穂を...
うらじろ‐がし【裏白樫】
ブナ科の常緑高木。本州中部以南の山地に自生。葉は長楕円形で、先半分の縁に鋭いぎざぎざがあり、裏面は蝋(ろう)で覆わ...
うらじろ‐せいじ【裏白青磁】
表面だけに青磁釉(せいじゆう)を施した青磁。中国清(しん)代に作られた。うらじろで。
うらじろ‐ど【裏白戸】
土蔵入り口の開き戸の内側に設ける防火用の引き戸。表がねずみ色、裏が白漆喰(しろしっくい)塗りのもの。うらじろのと。
うらじろ‐の‐き【裏白の木】
バラ科の落葉高木。山地に自生。葉は卵円形で先がとがり、縁にぎざぎざがあり、裏面は綿毛を密生して白い。白い花をつけ、...
うらじろ‐もみ【裏白樅】
マツ科の常緑高木。深山に自生。高さ約40メートルに達する。葉はモミに似て線形で、裏面は白みを帯びる。初夏、黄色い花...
うらじろ‐れんが【裏白連歌】
懐紙の表にだけ句を書き、裏には書かない方式の連歌。正月、京都の北野神社で行われたものが有名。
うら‐じんじゃ【宇良神社】
⇒浦嶋神社
ウラジーミル
ロシア連邦西部、ウラジーミル州の都市。同州の州都。首都モスクワの北東約190キロメートル、ボルガ川の支流クリャジマ...
コロレンコ
[1853〜1921]ロシアの小説家。ナロードニキの立場から人道主義に基づく作品を発表。作「マカールの夢」「盲音楽...
ホロビッツ
[1904〜1989]ロシア生まれの米国のピアニスト。卓越した技巧と情緒豊かな演奏で知られる。
うら‐す【浦州/浦洲】
入り江にある州。「—には千鳥妻呼び」〈万・一〇六二〉
うら‐せど【裏背戸】
裏の戸口。裏口。背戸。
うら‐せんけ【裏千家】
千家流茶道の分派の一。千利休の孫宗旦(そうたん)の四男宗室を開祖とする。宗室が父から譲られた隠居所今日庵(茶室)が...
うらそえ【浦添】
沖縄県那覇市の北にある市。12〜14世紀、舜天(しゅんてん)・英祖・察度3王朝の王都。近年、宅地化が急激に進んでい...
うらそえ‐し【浦添市】
⇒浦添