えん‐ゆ【縁由】
⇒えんゆう(縁由)
えん‐ゆう【円融】
《連声(れんじょう)で「えんにゅう」とも》仏語。それぞれの事物が、その立場を保ちながら一体であり、互いにとけ合って...
えん‐ゆう【宴遊】
酒宴を開いて楽しむこと。
えん‐ゆう【園囿/苑囿】
《「囿」は鳥獣を放し飼いにする所の意》草木を植え、鳥や獣を飼う所。
えん‐ゆう【遠遊】
[名](スル) 1 故郷を離れて遊学すること。「—して泰西に学び」〈雪嶺・偽悪醜日本人〉 2 遠くへ出かけること。...
えん‐ゆう【遠猷】
遠い将来まで考えたはかりごと。遠謀。「深謀—の才智に乏しく」〈東海散士・佳人之奇遇〉
えん‐ゆう【縁由】
1 ゆかりや関係があること。縁故。えんゆ。 2 物事の由来。理由。 3 法律で、人が意思表示や法律行為などをなすに...
えんゆう‐かい【園遊会】
1 庭園に模擬店や余興場などを設け、多くの客を招いてもてなす会。ガーデンパーティー。 2 天皇・皇后が主催する交流...
えんゆうかい【園遊会】
《原題The Garden Party》マンスフィールドの短編小説。1922年刊行の短編集「園遊会、その他」に収め...
えんゆう‐さんたい【円融三諦】
天台宗で、空・仮(け)・中の三諦は独立した真理ではなく、それぞれが他の二諦を含んで三者が相互にとけ合っていること。
えんゆう‐てんのう【円融天皇】
[959〜991]第64代天皇。名は守平(もりひら)。村上天皇の第5皇子。在位969〜984。
えんゆう‐むげ【円融無碍】
仏語。すべての事物が完全にとけ合って、障りのないこと。
えん‐よう【炎陽】
照りつける夏の太陽。また、夏のこと。
えん‐よう【婉容】
女性のしとやかな姿。おとなしい態度。
えん‐よう【援用】
[名](スル) 1 自分の主張の助けとするため、他の意見・文献などを引用したり、事例を示したりすること。「海外の論...
えん‐よう【遠洋】
陸地から遠く離れた大海。
えん‐よう【艶容】
女性のあでやかで、なまめかしい姿。
えん‐よう【艶陽】
はなやかな晩春のころ。「—桃李の候」
えん‐よう【塩溶】
少量の塩類を溶かした低濃度の電解質溶液において、たんぱく質やアミノ酸の溶解度が著しく増加する現象。→塩析
えん‐よう【遠用】
眼鏡やコンタクトレンズで、遠くを見るために用いること。
えんよう‐ぎょぎょう【遠洋漁業】
根拠地を離れた外洋、または遠隔海域で行われる漁業。赤道水域やインド洋・大西洋でのマグロ漁業、アフリカ沖のトロール漁...
えんよう‐くいき【遠洋区域】
船舶安全法施行規則に定められている航行区域の一。平水区域・沿海区域・近海区域を除くすべての水域。
えんよう‐こうかい【遠洋航海】
遠く陸地を離れた大海を航海すること。
えんよく‐ろ【塩浴炉】
鋼鉄の脱炭素と酸化を防ぎながら焼き入れなどの熱処理をする炉。ナトリウム塩類を溶解して、その中へ材料を浸して加熱する。
えん‐ら【閻羅】
「閻魔王」に同じ。
えん‐らい【遠来】
遠方から来ること。「—の客」
えん‐らい【遠雷】
遠くのほうで鳴る雷。《季 夏》「—や睡ればいまだいとけなく/汀女」 [補説]書名別項。→遠雷
えんらい【遠雷】
立松和平の長編小説。都市近郊農村でトマトのハウス栽培を行う青年を主人公に、都市化の波とともに崩壊していく共同体の姿...
えんらいのきゃく【遠来の客】
米谷ふみ子の小説。昭和60年(1985)刊の作品集「過越しの祭」に収録。同年、第60回文学界新人賞受賞。自閉症児の...
えんらいのきゃくたち【遠来の客たち】
曽野綾子の短編小説。昭和29年(1954)「三田文学」に発表。同作を表題作とする小説集は昭和30年(1955)刊行...
えんら‐おう【閻羅王】
「閻魔王」に同じ。
えん‐らく【宴楽/燕楽】
酒宴を開いて遊興すること。また、その酒宴・宴会。
えんら‐にん【閻羅人】
「閻魔卒(えんまそつ)」に同じ。
えん‐らん【煙嵐/烟嵐】
山中にかかったもや。山靄(さんあい)。嵐気(らんき)。
えん‐らん【遠巒】
遠くに見える山々。遠山。
エンラージメント
写真の引き伸ばし。DPEのEにあたる。
えん‐り【円理】
和算の算法の一。円周、円の面積、球の体積などを計算できる。江戸中期、関孝和(せきたかかず)の弟子建部賢弘(たけべか...
えん‐り【遠離】
[名](スル)距離・思想・性格などが遠くかけ離れていること。「理想とは—した世界」
えん‐り【厭離】
仏語。けがれた現世を嫌い離れること。おんり。
エンリ
《Electronic Navigation Research Institute》⇒電子航法研究所
えんり‐えど【厭離穢土】
仏語。煩悩(ぼんのう)にけがれた現世を嫌い離れること。おんりえど。→欣求浄土(ごんぐじょうど)
エンリケ
ポルトガル王子ヘンリーのこと。エンリケ航海王子。
グラナドス
[1867〜1916]スペインの作曲家・ピアノ奏者。民族音楽を生かし、近代スペイン音楽を発展させた。作品にオペラ「...
エンリコよんせい【エンリコ四世】
《原題、(イタリア)Enrico IV》イタリアの劇作家・小説家、ピランデッロの戯曲。1922年、ミラノにて初演。...
カルーソー
[1873〜1921]イタリアのオペラ歌手。テノールの幅広い声量、表情豊かな演技で、20世紀初頭のオペラ黄金時代を...
エンリッチ
1 豊かにすること。富ませること。 2 ビタミン・カルシウムなどを添加して食品の栄養価を強化すること。また、その強...
えん‐りっぽん【閻立本】
[?〜673]中国、唐代初期の画家。陝西(せんせい)省万年の人。人物画にすぐれた。唐太宗に仕え、「秦王府十八学士図...
えんりゃく【延暦】
奈良後期・平安初期の、桓武天皇の時の年号。782年8月19日〜806年5月18日。
えん‐りゃく【遠略】
遠大で奥深い策略。「此人は年尚お若しと雖ども、英武にして—あり」〈竜渓・経国美談〉
えんりゃく‐じ【延暦寺】
滋賀県大津市坂本本町にある天台宗の総本山。山号は比叡山(ひえいざん)。延暦7年(788)に最澄が創建した一乗止観院...