かい‐たい【戒体】
仏語。戒を受けることによって備わる、悪を防ぎ止め善を行う力。
かい‐たい【改替】
物事をあらため、新しいものにかえること。また、あらたまりかわること。「多年管領の守護職を—せられければ」〈太平記・三六〉
かい‐たい【拐帯】
[名](スル)人から預かった金や品物を持ち逃げすること。「公金を—する」
かい‐たい【芥蔕】
《「芥」はからし粒、「蔕」は小さなとげの意》 1 胸のつかえ。わずかな心のわだかまり。 2 きわめてわずかなこと。...
かい‐たい【海退】
海面の低下、あるいは陸地の隆起によって、海岸線が海側に後退し、陸地が広がること。⇔海進。
かい‐たい【解体】
[名](スル) 1 まとまっているもの、組み立ててあるものを、分解すること。また、ばらばらになること。「建築物を—...
かい‐たい【懐胎】
[名](スル)子をはらむこと。身ごもること。懐妊。妊娠。
かい‐たい【懈怠】
1 法律用語。 ㋐ある義務を怠ること。民法上、過失と同義とされる。 ㋑一定の訴訟行為をなすべき期日にそれを怠り、ま...
カイタイア
ニュージーランド北島北部、ノースランド半島北端の町。ファーノース地域の中心地。12世紀よりマオリが居住し、19世紀...
かいたいしんしょ【解体新書】
日本最初の、西洋医学書の翻訳書。本文4巻、解体図1巻。安永3年(1774)刊。ドイツ人クルムスの「解剖図譜」のオラ...
かい‐たおり【掻い手折り】
折れ曲がること。特に、道が曲がる所。「牛の逸物にて辻の—などを、おもしろくありきまはりければ」〈十訓抄・一〉
かい‐たく【開拓】
[名](スル) 1 山林・原野などを切り開いて田畑や居住地・道路をつくること。開墾。「荒野を—する」 2 新しい分...
かいたく‐し【開拓使】
明治2年(1869)、北海道・サハリン(樺太)の開拓のために設けられた機関。米国人ケプロンほか多数の外国人の指導で...
かいたくしかんゆうぶつはらいさげ‐じけん【開拓使官有物払い下げ事件】
明治14年(1881)、北海道開拓使長官の黒田清隆が、1400万円余を投じて得た船舶・鉱山などの官有物を、同郷の薩...
かいたく‐しゃ【開拓者】
1 山野の開拓にたずさわる人。 2 新しい領域を切り開く人。「現代音楽の—」
かいたく‐だん【開拓団】
1 未開発の土地に入植してその土地の開拓を組織的に行う農業移民団。 2 ⇒満蒙(まんもう)開拓団
かい‐た・す【買(い)足す】
[動サ五(四)]足りない分を買って補う。現在あるものをさらに買って増やす。「不足分は—・してください」
かい‐たた・く【買い叩く】
[動カ五(四)]不当に値引きさせて買う。売る側の事情につけいって、ふつうでは考えられないほど安く値切って買う。「足...
かい‐たつ【回達】
[名](スル)《「かいだつ」とも》次々に送り届けること。順送りに回して知らせること。「両院の普く—すること三回に及...
かい‐た・つ【飼ひ立つ】
[動タ下二]幼時より養い育てる。また、動物などを飼い育てる。「ひよひよより御所に御手ならさせおはしまして—・てられ...
かい‐たて【買(い)立て】
1 買って間もないこと。また、その品物。 2 むやみに物品を買うこと。
かい‐た・てる【買(い)立てる】
[動タ下一][文]かひた・つ[タ下二]むやみに買い込む。どんどん買い入れる。「出物を端から—・てる」
かいたのうたえる【槐多の歌へる】
村山槐多の詩集。友人、山崎省三の編による遺稿集で、著者没後の大正9年(1920)に刊行。
かい‐だゆ・し【腕弛し】
[形ク]《「かいなたゆし」の音変化。「かいたゆし」とも》「かいだるい」に同じ。「悔しくもかへりにけるか唐衣(からご...
かい‐たん【怪誕】
[名・形動]《「誕」はいつわりの意》奇怪で、つかみどころのないこと。また、そのさま。でたらめ。「教祖の記録は—にし...
かい‐たん【塊炭】
大きなかたまりの石炭。直径4センチ以上のものをいう。