かいりょく‐らんしん【怪力乱神】
《「論語」述而の「怪力乱神を語らず」から。怪異・勇力・悖乱(はいらん)・鬼神の四つをさす》理屈では説明しきれないよ...
かいる【蛙】
「かえる(蛙)」の音変化。室町時代以後、話し言葉で多く使用された。「鼠—を請じて、いつきかしづきもてなす事極まれり...
カイルア
米国ハワイ州、オアフ島南東部の町。ホノルルの北東約20キロメートル、コオラウ山脈の麓に位置する。古代の都が置かれた...
カイルア‐コナ
米国ハワイ州、ハワイ島西部の都市。カイルア湾に面する。コナ地区の商業・観光の中心地。19世紀にハワイ王室の静養地と...
カイルア‐ビーチ
米国ハワイ州、オアフ島南東部の海岸。カイルアの市街東部、カエレブル川河口付近に位置する。貿易風が安定して吹くため、...
カイルアン
チュニジア中部の都市。イスラム教の聖都で、大モスク(シディウクバモスク)には多くの巡礼者が訪れる。9世紀から10世...
カイルモア‐しゅうどういん【カイルモア修道院】
《Kylemore Abbey》アイルランド西部、ゴールウエー州、コネマラ地方にあるネオゴシック様式の修道院。18...
かいれい
日本の海洋研究開発機構が所有する深海調査研究船。平成9年(1997)竣工。無人探査機「かいこう7000Ⅱ」の支援母...
かい‐れい【回礼】
[名](スル) 1 お礼を述べて回ること。 2 新年のあいさつをして回ること。《季 新年》「—の人めも草も枯れしみ...
かい‐れい【乖戻】
[名](スル)そむき逆らうこと。背戻(はいれい)。「男は大抵—放慢の徒で」〈荷風・つゆのあとさき〉
かい‐れい【海嶺】
大洋底にある海底山脈。急斜面をもつ細くて長い高まり。中央海嶺と、それ以外の別の成因をもつものとに分類される。大西洋...
かい‐れい【瑰麗】
[形動][文][ナリ]すぐれて美しいさま。あまり例がないほど、きれいなさま。「教会の—なステンドグラス」
かい‐れき【回暦】
1 暦の上で年がひとめぐりすること。年が改まること。改年。 2 生年の干支(えと)がめぐってくること。満60歳にな...
かい‐れき【回歴】
[名](スル)各地をめぐり歩くこと。「必ずセレベスの内地を—し」〈竜渓・浮城物語〉
かい‐れき【改暦】
[名](スル) 1 暦法を改めること。新しい暦を採用すること。「太陽暦に—する」 2 年が改まって、暦が新しくなる...
かい‐れつ【開裂】
[名](スル)ひらきさけること。ひらきさくこと。裂開。
かい‐れつ【壊裂/潰裂】
[名](スル)破れさけること。くずれこわれること。「干戈(かんか)の禍殆ど将に—せんとす」〈東海散士・佳人之奇遇〉
かい‐れつ【解列】
[名](スル)電力会社の、発電・変電・送電・配電といった電力系統から発電設備を切り離すこと。「風力発電の—ルールを...
かい‐れんごう【買(い)連合】
取引相場で、買い方が一致した行動をとること。⇔売り連合。
かいれん‐せき【灰簾石】
カルシウム・アルミニウムなどを含む複雑な含水珪酸塩鉱物(けいさんえんこうぶつ)。緑簾石(りょくれんせき)の仲間で、...
かい‐ろ【回路】
1 電気の流れる、輪のように閉じている道筋。電気回路。 2 流体やエネルギーなどの流れる一まわりの通路。 3 生体...
かい‐ろ【海路】
海上を船が通って行く道筋。航路。ふなじ。また、海上を船で行くこと。「待てば—の日和あり」「—九州に向かう」→空路 →陸路
かい‐ろ【開炉】
禅寺で、炉を使いはじめること。陰暦10月1日、または11月1日とする地方が多い。⇔閉炉。
かい‐ろ【懐炉】
ふところなどに入れて暖をとる器具。金属製の小箱の中に火をつけた懐炉灰を入れて用いるものや、ベンジンを燃料とする白金...
かい‐ろ【薤露】
《薤(にら)の葉の上に置く露は消えやすいところから》人の世のはかないことや、人の死を悲しむ涙をいう語。また、漢の田...
カイロ
エジプト‐アラブ共和国の首都。ナイル川河口の三角州にあるアフリカ大陸最大の都市で、アラブ世界の政治・文化の中心地。...
かい‐ろう【貝楼】
「貝櫓(かいやぐら)」に同じ。
かい‐ろう【回廊/廻廊】
1 建物・部屋・中庭の周囲に巡らされた、長くて屈折した歩廊。 2 国の領土が、内陸部で細長く突出した部分。半島や島...
かい‐ろう【戒﨟/戒臘】
1 出家受戒してからの年数。 2 芸道の修業の年数。
かい‐ろう【海老】
エビの別名。
かい‐ろう【海楼】
海辺にある高殿。
かい‐ろう【皆労】
すべての者が働くこと。「国民—」
かい‐ろう【偕老】
《老いを偕(とも)にする意》夫婦が、年をとるまで仲よく一緒に暮らすこと。
かいろう‐ちたい【回廊地帯】
⇒回廊2
かいろうでん【海狼伝】
白石一郎の長編小説。戦国時代末期を舞台とした海洋時代小説。昭和62年(1987)刊行。同年、第97回直木賞受賞。平...
かいろう‐どうけつ【偕老同穴】
1 《「詩経」邶風・撃鼓の「偕老」と「詩経」王風・大車の「同穴」を続けていったもの。生きてはともに老い、死んでは同...
かいろうにて【廻廊にて】
辻邦生の長編小説。亡命ロシア人画家マーシャの生涯を描く。昭和37年(1962)から昭和38年(1963)にかけて「...
かいろう‐び【海老尾】
「えびお1」に同じ。
カイロ‐えんぜつ【カイロ演説】
米国大統領オバマが2009年6月にカイロ大学で行った演説。「I have come here to seek a ...
かいろく【回禄】
中国の、火の神の名。 火災。また、火災にあうこと。「堂は昔からたびたび—に遭い」〈谷崎・乳野物語〉
かいろ・ぐ【𦨖ぐ】
[動ガ四]揺れ動く。揺らぐ。「秋の野のおしなべたるをかしさは薄こそあれ。…風になびきて—・ぎ立てる」〈枕・六七〉
カイロ‐こくさいえいがさい【カイロ国際映画祭】
エジプトの首都カイロで毎年11月から12月にかけて開かれる国際映画祭。第1回は1994年に開催。最高賞はゴールデン...
かいろ‐しゃだんき【回路遮断器】
電流が流れすぎたときに、自動的に電流を遮断して事故を防止する装置。
カイロ‐せんげん【カイロ宣言】
第二次大戦中の1943年、米国大統領ルーズベルト・英国首相チャーチル・中国総統蒋介石(しょうかいせき)がカイロで会...
かいろ‐そし【回路素子】
電気回路を構成する要素のうち、含まれる抵抗器・コンデンサーなど、導線以外のものの総称。
カイロ‐タワー
エジプトの首都カイロにあるタワー。市内を流れるナイル川の中州、ゲジーラ島の南側に位置する。高さ187メートル。19...
かいろ‐でんあつ【開路電圧】
⇒開回路電圧
かいろ‐ばい【懐炉灰】
火をつけて、懐炉に用いる固形燃料。ふつう桐灰(きりばい)・麻殻灰・わら灰などに助燃剤を加えて紙袋に詰める。《季 冬》
カイロプラクティク
《「カイロプラクティック」とも》脊椎の異常を手による衝撃で整え、神経機能を回復させることによって内科疾患の治療を図...
かい‐わ【貝輪】
貝製の腕輪。二枚貝や巻き貝などの貝殻に穴をあけて作ったもので、呪術(じゅじゅつ)的な意味もあったと考えられる。日本...