かし‐こつ【下肢骨】
下肢を構成する骨。寛骨・大腿骨(だいたいこつ)・下腿骨・足骨からなる。
かしこ‐どころ【賢所】
《恐れ多い所の意》 1 宮中三殿の一。天照大神(あまてらすおおみかみ)の御霊代(みたましろ)として神鏡を奉安してあ...
かしこどころおおまえ‐の‐ぎ【賢所大前の儀】
即位礼のとき、天皇が即位したことを自ら賢所に告げる儀式。
かしこどころ‐みかぐら【賢所御神楽】
宮中の祭りの一。毎年12月中旬、賢所の前庭で行われる神楽。
かしこまり【畏まり】
1 恐れ謹むこと。「今日は皆乱れて—なし」〈枕・三〉 2 尊貴な相手の行為をもったいなく思い恐縮すること。「きたな...
かしこまり‐だこ【畏まり胼胝】
正座することの多い人の、足のくるぶしの辺りにできるたこ。すわりだこ。
かしこま・る【畏まる】
[動ラ五(四)] 1 身分の高い人、目上の人の前などで、おそれ敬う気持ちを表して謹んだ態度をとる。「陛下の御前に—...
かしこ・む【畏む】
[動マ四] 1 恐れる。「海中(わたなか)を渡るとき、な—・ませまつりそ」〈記・上〉 2 恐れ多いと思う。かしこま...
かし‐さ・げる【貸(し)下げる】
[動ガ下一][文]かしさ・ぐ[ガ下二]政府・官公庁から民間に貸し与える。「国有地を—・げる」⇔借り上げる。
かし‐ざしき【貸(し)座敷】
1 料金を取って貸す座敷。貸し席。 2 《明治以後、公娼(こうしょう)が妓楼(ぎろう)の座敷を借りて営業したところ...
かしざしき‐ぎょうしゃ【貸(し)座敷業者】
有料で座敷を貸す業者のこと。「貸座敷」は、江戸時代には男女の密会のための部屋を表す言葉であり、明治以降は遊女屋・女...
かし‐しつ【貸(し)室】
料金を取って貸す部屋。貸し間。
かし‐しぶり【貸(し)渋り】
銀行などの金融機関が、経営に問題のない企業に対し、条件を厳しくして融資を断るなど、資金の貸し出しに慎重になること。...
かし‐しょうもん【貸(し)証文】
財物を貸した証拠として借り主に出させた証文。
かし‐じかん【可使時間】
主剤と硬化剤を混合して使う塗料や接着剤などで、混合後の作業が可能な時間。ポットライフ。
かし‐じゅう【菓子重】
菓子を入れる小形の重箱。
かし‐じょう【華子城】
インドの仏教遺跡パータリプトラの中国名。
かし‐じょうみゃくりゅう【下肢静脈瘤】
下肢の静脈にある弁の機能が低下し、静脈血が逆流して、血管がこぶのように膨らんだ状態。
カシス
スグリ類の一種、クロスグリのこと。果実は黒く酸味が強く、ジャムなどにする。
カシス‐オレンジ
《cassis and orangeから》カクテルの一。クロスグリのリキュールであるクレームドカシスをオレンジジュ...
カシス‐ミルク
《cassis and milkから》カクテルの一。クロスグリのリキュールであるクレームドカシスを牛乳で割ったもの。
かしずき【傅き】
1 大切に世話をし、育てること。愛護。「人ひとりの御—に、とかく繕ひたてて」〈源・桐壺〉 2 世話をする人。介添え...
かしずき‐びと【傅き人】
付き添って世話をする人。守(も)り後。後見人。「御—ども、心もとながり」〈源・真木柱〉
かしずき‐むすめ【傅き娘】
大切に養育している娘。秘蔵の娘。いつきむすめ。「帝の御—を得給へる君は」〈源・東屋〉
かしず・く【傅く】
[動カ五(四)] 1 人に仕えて大事に世話をする。「嫁として姑(しゅうとめ)に—・く」 2 大切に養い育てる。「親...
かしせいしふのう‐しょうこうぐん【下肢静止不能症候群】
⇒むずむず脚症候群
かし‐せき【貸(し)席】
料金を取って時間決めで貸す座敷。また、それを業とする家。
かしぞの【橿園】
中島広足(なかじまひろたり)の号。
かしぞのしゅう【橿園集】
江戸末期、中島広足の歌文集「橿園歌集」3巻・「橿園長歌集」3巻・「橿園文集」3巻の総称。
かしぞのずいひつ【橿園随筆】
江戸末期の歌学書。2巻。中島広足著。嘉永4年(1851)刊。
かし‐たい【下肢帯】
足を支える骨格。恥骨・座骨・腸骨の癒合した寛骨(かんこつ)からなる。後肢帯。
かし‐たい【樫帯】
植生帯の区分の一。暖帯南部の常緑広葉樹林帯で、カシ・シイ・クスノキ・タブノキなどが多い。日本では、近畿・四国・九州...
かしたんぽ‐じょうこう【瑕疵担保条項】
破綻した旧長銀と旧日債銀が一時国有化の後、売却された際に、買い手との契約に盛り込まれた条項。両行がもつ特定の債務者...
かしたんぽ‐せきにん【瑕疵担保責任】
売買などの有償契約で、その目的物に通常の注意では発見できない欠陥がある場合に、売り主などが負うべき賠償責任。→製造物責任
かし‐だおれ【貸(し)倒れ】
貸付金や売掛金などが、回収できず損失になること。また、その金額。「—になる」
かしだおれけねん‐さいけん【貸(し)倒(れ)懸念債権】
経営破綻の状態には至っていないが、債務の弁済に重大な問題が生じている、または生じる可能性の高い債務者に対する債権をいう。
かしだおれ‐ひきあてきん【貸(し)倒(れ)引当金】
簿記で、決算日現在の実際残高を正しく示すため、将来発生すると予想される売掛金・貸付金などの貸し倒れに備えて控除項目...
かしだおれ‐リスク【貸(し)倒れリスク】
⇒信用リスク
かし‐だし【貸(し)出し】
[名](スル) 1 物を貸して外部へ持ち出させること。「図書の—を停止する」 2 金融機関などが、貸付金を支出する...
かしだし‐きんり【貸(し)出(し)金利】
銀行などの金融機関が、企業や個人に資金を貸し出すときの利息。 [補説]企業の業績や個人の資産状況によって利率は異な...
かしだし‐さいけん【貸出債券】
⇒貸付債権
かしだししきん‐きゅうしゅうどうこう‐とう【貸出・資金吸収動向等】
金融機関の貸出額・預金額等に関する統計。日銀が月次で公表している。金融機関による資金の貸出残高や、金融機関が引き受...
かしだしやくじょう‐へいきんきんり【貸出約定平均金利】
銀行や信用金庫が個人や企業に資金を貸し出す際の金利を平均したもの。日本銀行が毎月公表する。
かし‐だ・す【貸(し)出す】
[動サ五(四)] 1 公共機関などが物を貸して、外部へ持ち出すことを認める。「図書を—・す」 2 公共機関・金融機...
かし‐だな【貸し店】
家賃を取って貸す家や店。
かし‐だね【菓子種】
菓子を作る原料。煎(い)り粉(こ)・もち米など。
かし‐だんす【菓子箪笥】
衣装箪笥に似せて小形に作り、漆(うるし)などを塗った菓子入れ。
かし‐ち【貸(し)地】
地代を取って貸す土地。
かし‐ちん【貸(し)賃】
物を貸して取る料金。⇔借り賃。
か‐しつ【火室】
ボイラー内の、燃料を燃やす所。