カルマン‐うず【カルマン渦】
流体中で柱状の物体を適当な速度で動かしたとき、物体の左右両側に発生する、交互に反対回りの渦の列。米国の航空学者Th...
カルマン‐しょうこうぐん【カルマン症候群】
《Kallmann syndrome》性腺機能の低下と嗅覚障害を伴う遺伝性の疾患。脳の視床下部で性腺刺激ホルモン放...
カルマン‐せん【カルマン線】
⇒カーマンライン
カルマン‐フィルター
誤差を含む信号から、時間変化する原信号を推定する手法。ロケットの位置測定、カーナビゲーションシステムなど、幅広い分...
カルマン‐ライン
⇒カーマンライン
かる‐み【軽み】
1 軽い感じ。軽い度合い。 2 芭蕉が晩年に到達した俳諧の理念。日常卑近な題材の中に新しい美を発見し、それを真率・...
カルミア
ツツジ科の常緑低木。葉は長楕円形で厚い。初夏、淡紅色の花を散房状につけ、花びらは浅く五つに裂けていて、絵日傘に似る...
カルミエル
イスラエル北部、ガリラヤ地方の町。アッコの東約20キロメートルに位置する。1960年代、アラブ人の村があった場所に...
カルミナ‐ブラーナ
《ボイエルン詩歌集の意》 ラテン語およびドイツ語で記された、12、3世紀のヨーロッパの詩歌集。1803年、ミュンヘ...
カルミニ‐だいしんとかい【カルミニ大信徒会】
《Scuola Grande dei Carmini》イタリア北東部、ベネト州の都市ベネチアにある建物。カルメル会...
カルミン
中南米産のサボテンに寄生するコチニール虫(エンジムシ)の雌から得られる鮮やかな紅色の色素。絵の具・染料などに用いる...
かる・む【軽む】
[動マ四]軽くなる。かろむ。「ひき助けさせ給はむことこそは、罪—・ませ給はめ」〈源・玉鬘〉 [動マ下二]軽く扱う。...
カルムイク
ロシア連邦にある22の共和国の一。カスピ海北西岸に位置する。基幹民族はオイラート系のカルムイク人で、チベット仏教を...
かる‐め【軽め】
[名・形動]やや軽いこと。少し軽い感じがすること。また、そのさま。「—に飯を盛る」⇔重め。
かる‐め【軽目】
1 目方が軽いこと。 2 掃い墨に豆汁(ごじる)をまぜ、藍ねずみ色の染料にしたもの。軽目墨(かるめずみ)。
カルメ
木星の第11衛星。他の多くの衛星と逆行する公転軌道をもつ。1938年に発見。名の由来はギリシャ神話のゼウスの妻の一...
かるめ‐きん【軽目金】
傷ついたりすり減ったりして、量目(りょうめ)の減った小判や一分金。
カルメット
[1863〜1933]フランスの細菌学者。C=ゲランと共同で牛型結核菌を培養してBCGを創製し、結核予防に大きな貢...
かるめ‐はぶたえ【軽目羽二重】
「片羽二重(かたはぶたえ)」に同じ。
カルメ‐やき【カルメ焼(き)】
⇒カルメラ
カルメラ
赤砂糖と水を煮立て、重曹を加えてかきまぜ、膨らませた軽石状の菓子。南蛮菓子の一種で、もとは氷砂糖に卵白を加え、熱し...
かる‐める【上下/甲乙】
邦楽で、高い調子の「かる」と低い調子の「める」。かりめり。めりかり。
カルメル
⇒カルメラ
カルメル‐いちば【カルメル市場】
《Carmel Market》イスラエル中西部の都市テルアビブヤッファにある市場。主に食料品を扱い、テルアビブで最...
カルメル‐かい【カルメル会】
《(ラテン)Ordo Carmelitarum》カトリック修道会の一。観想を旨とし、カルメル山の修道僧を祖とする。...
カルメル‐さん【カルメル山】
《Mount Carmel》イスラエル北部の山。ハイファの南東に位置する。標高544メートル。キリスト教のカトリッ...
カルメン
メリメの中編小説。1845年刊。スペインを舞台に、ジプシー女カルメンと竜騎兵連隊伍長ドン=ホセとの宿命的恋愛の葛藤...
カルメンこきょうにかえる【カルメン故郷に帰る】
木下恵介監督・脚本による映画の題名。昭和26年(1951)公開。東京のストリッパーが田舎に里帰りしたことで起こる騒...
かる‐も【刈る藻】
刈り取った海藻。「いく世しもあらじわが身をなぞもかく海人(あま)の—に思ひ乱るる」〈古今・雑下〉
カルモ‐きょうかい【カルモ教会】
《Igreja do Carmo》ポルトガルの首都リスボンの中央部、シアード地区にある教会。14世紀の建設当時はリ...
カルモ‐しゅうどういん【カルモ修道院】
《Convento da Ordem do Carmo》⇒カルモ教会
カルモチン
鎮静催眠薬のブロムワレリル尿素の商標名。ブロムラール。
カルモナ
スペイン南西部、アンダルシア州の都市。セビリアの東約30キロメートルに位置する。古くから軍事的要衝であり、旧市街に...
かる‐もの【軽物】
《目方の軽い物の意から》絹布(けんぷ)。「—も人要すばかりの物は少々あり」〈今昔・二八・一五〉
かる‐やか【軽やか】
[形動][文][ナリ]「かろやか」に同じ。「—な足音」
かる‐やき【軽焼(き)】
「軽焼き煎餅(せんべい)」の略。
かるやき‐せんべい【軽焼(き)煎餅】
もち米の粉に砂糖を加え蒸してから軽く焼いた煎餅。
カルヤ‐きょうかい【カルヤ教会】
《Karja Kirik》エストニア西部、バルト海に浮かぶサーレマー島の北東部にある教会。14世紀以前の創設。内部...
かる‐ゆき【軽行き】
[名・形動ナリ]手軽なこと。また、そのさま。軽便。安直。「一人を金一角に定め置きしは、—なる呼び物なり」〈浮・一代...
かるら【迦楼羅】
《(梵)garuḍaの音写。金翅鳥(こんじちょう)と訳す》 1 想像上の大鳥。翼は金色で、口から火を吐き、竜を好ん...
カルラエ
トルコ南東部の村ハランの旧称。
かる‐らか【軽らか】
[形動ナリ]「かろらか」に同じ。「齢つもらず—なりしほどに」〈源・夕霧〉
かるら‐ほう【迦楼羅法】
密教で、迦楼羅を本尊として、病苦・風雨・落雷などを除くために行う修法。
カルルシュテイン‐じょう【カルルシュテイン城】
《Hrad Karlštejn》チェコの首都プラハ郊外にあるゴシック様式の城。プラハの南西約30キロメートル、ベロ...
カルルス‐おんせん【カルルス温泉】
北海道登別市にある温泉。泉質は単純温泉。名称は、泉質がチェコの温泉カルロビバリ(ドイツ語名カルルスバート)に似ると...
カルルス‐せんえん【カルルス泉塩】
《(ドイツ)Karlsbader Salz》チェコ西部カルロビバリ(ドイツ語名カルルスバート)の鉱泉を蒸発させてと...
カールスバート
カルロビバリのドイツ語名。カルルスバート。
ガッダ
[1893〜1973]イタリアの小説家。専門用語や方言・外国語などを駆使して、難解な前衛的作品を発表。20世紀前衛...
ゴルドーニ
[1707〜1793]イタリアの劇作家。写実的・近代的な性格喜劇を確立、イタリア近代喜劇の祖といわれる。作「二人の...
カルロス‐いっせい【カルロス一世】
《Carlos Ⅰ》⇒カール