かんせつ‐さつえい【間接撮影】
身体を通過したX線を蛍光板に当てて可視像とし、それをカメラで撮影する方法。集団検診に用いられる。
かんせつ‐さべつ【間接差別】
表面上は差別がないが、運用に当たって差別を生じていること。例えば、全国転勤を条件にする、家族手当・住宅手当などの支...
かんせつざい‐ちょうたつぶつ【間接材調達物】
⇒エム‐アール‐オー(MRO)
かんせつ‐しゃげき【間接射撃】
障害物があって、目標物に直接に火砲の照準を合わせることができない場合、観測員からの指示に従って照準を合わせて砲撃す...
かんせつ‐しょうこ【間接証拠】
証明の対象となる事実を直接証明するのではなく、間接的に証明する証拠。指紋やアリバイのための証言など。情況証拠。→直接証拠
かんせつ‐しょうじゅん【間接照準】
目標に直接照準を合わせることができないときに、別に照準点を設けてねらいを定めること。
かんせつ‐しょうめい【間接照明】
光源からの光を天井や壁に当て、その反射光を利用する照明方式。陰影やまぶしさが少ない。
かんせつ‐しょうめいほう【間接証明法】
⇒背理法(はいりほう)
かんせつ‐しん【関節唇】
関節窩(かんせつか)の縁を取り囲む線維性の結合組織。肩関節や股関節などにあり、関節窩に収まる骨頭を安定させる役割を...
かんせつしんり‐しゅぎ【間接審理主義】
受訴裁判所自らは弁論の聴取や証拠調べを行わず、他の機関(受命裁判官・受託裁判官など)の聴取した弁論・証拠調べを訴訟...
かんせつ‐しんりゃく【間接侵略】
外国の反政府団体などに物的・財政的・軍事的援助を与え、大規模な武装蜂起(ほうき)・内乱などを起こさせること。→直接侵略
かんせつ‐じさつ【間接自殺】
自殺することができず、殺人など重大な犯罪を実行し死刑になることで自分の命を絶つこと。
かんせつ‐すいり【間接推理】
論理学で、二つ以上の判断を前提として結論を導く推理。三段論法がその典型。→直接推理
かんせつ‐せいはん【間接正犯】
事情を知らない者、責任能力のない者または故意のない者の行為を利用して犯罪を実行すること。→直接正犯
かんせつ‐せんきょ【間接選挙】
一般選挙民が選挙人を選出し、その選挙人の投票によって候補者の当落を決定する選挙方法。米国の大統領選挙など。複選挙。...
かんせつ‐ぜい【間接税】
法律上の納税義務者と実際の租税負担者とが一致せず、納税義務者以外の者に転嫁されることになる租税。酒税・タバコ税・有...
かんせつ‐そけん【間接訴権】
⇒債権者代位権(さいけんしゃだいいけん)
かんせつ‐だいり【間接代理】
他人の計算において、自分の名で取引などをすること。問屋・仲買人の取り次ぎに関する行為など。取引などの効果が間接代理...
かんせつ‐ていこうかねつろ【間接抵抗加熱炉】
抵抗炉の一。被加熱物に直接電流を流すのではなく、ニクロム線や炭化ケイ素に電流を流して炉を加熱するもの。→直接抵抗加熱炉
かんせつ‐てき【間接的】
[形動]何かが間に立った状態で物事が行われたり関係したりするさま。「—な援助」「—に彼を知っている」⇔直接的。
かんせつてき‐ぼうりょく【間接的暴力】
⇒構造的暴力
かんせつ‐でんせん【間接伝染】
⇒間接感染
かんせつ‐とう【関節頭】
関節を構成する骨の一方にある、突起した関節面をいう。→関節窩
かんせつ‐とりひき【間接取引】
利益相反取引の一つ。会社が取締役の債務を保証するなど、会社と第三者との取引によって、会社に損害を与え、取締役が利益...
かんせつない‐ゆうりたい【関節内遊離体】
関節の骨や軟骨の一部がはがれて関節内に遊離したもの。関節内を移動し、疼痛を引き起こす。関節ねずみ。関節遊離体。
かんせつ‐なんこつ【関節軟骨】
関節をつくる二つの骨の骨端を薄く覆っている軟骨。
かんせつ‐ねずみ【関節鼠】
⇒関節内遊離体
かんせつ‐はかい【関節破壊】
関節リウマチで、関節を包む滑膜に炎症が起こり、滑膜が増殖して、関節を構成する軟骨や骨が次第に破壊されること。
かんせつ‐ばつ【間接罰】
違法行為に対して、まず行政指導や行政命令を行い、その指導・命令に違反する行為があった場合に、それを理由として適用さ...
かんせつ‐ひ【間接費】
多種の製品の製造・販売過程で共通に発生し、特定の製品に直接関係づけることのできない原価。製造間接費をさすことが多い...
かんせつ‐ひがい【間接被害】
他人の加害行為によって直接損害を受けた被害者と一定の関係にある第三者などが間接的に受けた被害。特に、福島第一原発事...
かんせつ‐ひりょう【間接肥料】
直接に作物の養分とはならないが、有機分の分解を速めたり養分の吸収を助けたりして間接的に作物の生育を促進する肥料。石...
かんせつ‐びじゅつてん【官設美術展】
⇒官展
かんせつ‐ぶもん【間接部門】
企業などの組織において、直接部門の業務を支援する部門。経理・総務・人事・情報システムなど。スタッフ部門。
かんせつ‐ぶんせき【間接分析】
化学分析で、目的物質の性質・量などを、他の物質と反応してできた物質を分析することで間接的に推定する方法。
かんせつ‐ほう【関節包】
関節を包む結合組織。外側は線維性の膜、内側は滑膜の二重構造になっている。
かんせつ‐みんしゅしゅぎ【間接民主主義】
⇒間接民主制
かんせつ‐みんしゅせい【間接民主制】
国民が代表者を選挙し、その代表者を通じて間接に政治に参加する制度。代表民主制。→直接民主制
かんせつ‐ゆうりたい【関節遊離体】
⇒関節内遊離体
かんせつ‐リウマチ【関節リウマチ】
複数の関節の痛み・はれ・変形・運動障害を主症状とする病気。膠原病(こうげんびょう)の一。女性に多く、初めは朝起きた...
かんせつ‐わざ【関節技】
柔道の固め技の一。逆技ともいい、相手の関節を逆に曲げたり、ねじったりする技。腕がらみ・腕ひしぎ十字固め・腕ひしぎ腹...
かんせつ‐わほう【間接話法】
他人の言ったことを文章の中に表現するとき、そのまま引用することをしないで、書き手の立場からその内容を間接的に述べる...
かん‐せん【汗腺】
汗を分泌する皮膚腺。真皮または結合組織中にあり、管状をなす。エクリン腺とアポクリン腺とがある。
かん‐せん【官銭】
政府が発行した銭貨。奈良・平安時代に鋳銭司で造られたものなど。
かん‐せん【官撰】
[名](スル)政府で編集あるいは選定すること。また、その書物。⇔私撰。
かん‐せん【官賤】
律令制で、諸官庁に所属した官有の賤民。公賤。⇔私賤。
かん‐せん【官選】
[名](スル)国家機関で選び出すこと。また、選んだもの。「—知事」⇔民選。
かん‐せん【乾癬】
紅斑の上に雲母(うんも)状の銀白色の鱗屑(りんせつ)が生じる慢性皮膚病。多く、ひじ・ひざなどにでき、落屑(らくせつ...
かん‐せん【貫穿】
[名](スル) 1 貫き通すこと。 2 実態を知り尽くすこと。徹底的に研究すること。「東西の学問を—し、多くの分野...
かん‐せん【酣戦】
戦いの真っ盛り。敵味方が入り乱れて戦うこと。「勇将—の状、人をしてこれを回憶するごとに、血気奮興し」〈中村訳・西国...