かふん‐か【花粉荷】
ミツバチが花粉を集めて団子状に丸めたもの。後肢の毛が密生した部位に付着させて巣に運ぶ。花粉団子と通称される。ビーポ...
かふん‐かん【花粉管】
花粉が発芽してできる管状の構造。雌しべの柱頭内に伸びて胚珠(はいしゅ)に達し、花粉内の精核を胚嚢(はいのう)内の卵...
かふん‐こうかん【花粉光環】
大気中に飛散した大量のスギ花粉によって生じる光環。光の回折現象の一種で、虹のような輪が二重三重に広がって見える。
かふん‐しょう【花粉症】
花粉によって起こるアレルギー。花粉が鼻や目の粘膜に触れることにより、くしゃみ・鼻水や、目の充血・かゆみなどの症状が...
かふんしょうたいさく‐すぎ【花粉症対策杉】
花粉を作らないか、その量が少ないスギの品種。森林研究・整備機構が各都道府県と連携して開発する、無花粉スギ・少花粉ス...
かふんしょくもつアレルギー‐しょうこうぐん【花粉食物アレルギー症候群】
⇒PFAS
かふん‐だんご【花粉団子】
⇒花粉荷
かふんばいかい‐こんちゅう【花粉媒介昆虫】
植物の花粉を運んで受粉を助ける昆虫。送粉昆虫。→送粉者
かふん‐ばいかいしゃ【花粉媒介者】
⇒送粉者
かふん‐ぶんせき【花粉分析】
地層の堆積物中に含まれている花粉や胞子を層別に調べ、その消長によって過去の植物の分布・変遷や当時の気候などを推定す...
かぶ
1 めくりカルタの9の数の札。また、合計した数の末尾が9になるもの。 2 ⇒おいちょかぶ
かぶ【株】
[名] 1 切り倒した木や、刈り取った稲などの、あとに残った根元の部分。切り株や刈り株。くいぜ。 2 草木の、何本...
かぶ【蕪/蕪菁】
《「かぶら(蕪)」の女房詞「おかぶ」からかという》アブラナ科の越年草。根は肥大して球形などになり、白のほか赤・黄・...
かぶ【頭】
《「株(かぶ)」と同語源》あたま。かしら。「ははあ、—を離(はな)いたは」〈虎寛狂・惣八〉
か‐ぶ【下部】
下の部分。下の方。「—組織」⇔上部。
か‐ぶ【歌舞】
[名](スル)歌と舞。また、歌ったり舞ったりすること。「—音曲」
か・ぶ【黴ぶ】
[動バ上二]「かびる」の文語形。
カブウェ
ザンビア中央部の都市。旧称ブロークンヒル。首都ルサカの北約120キロメートルに位置し、鉄道で結ばれる。20世紀初頭...
かぶ‐おんぎょく【歌舞音曲】
歌や踊りや楽器演奏など、華やかな芸能・芸術活動の総称。「服喪として—が自粛された」
かぶ‐か【株価】
証券市場での株式の価格。出来値。
かぶか‐いち【株価位置】
株価の相対的な水準を示す指標。その銘柄の年初来高値を100、年初来安値を0とし、現在の株価を0〜100の範囲で表す...
かぶかキャッシュフロー‐ばいりつ【株価キャッシュフロー倍率】
⇒ピー‐シー‐エフ‐アール(PCFR)
かぶか‐しすう【株価指数】
株価の変動を総合的に表示するための指数。基準時点の株価水準を100とし、比較時点の株価水準を指数化したもの。株価平...
かぶかしすう‐さきもの【株価指数先物】
日経平均株価やTOPIXなどの株価指数に連動する先物の総称。日本では、日経225先物やTOPIX先物などがある。取...
かぶかしすうれんどうがた‐じょうじょうとうししんたく【株価指数連動型上場投資信託】
⇒イー‐ティー‐エフ(ETF)
かぶか‐しゅうえきりつ【株価収益率】
⇒パー(PER)
かぶか‐じゅんしさんばいりつ【株価純資産倍率】
⇒ピー‐ビー‐アール(PBR)
株(かぶ)が上(あ)が・る
《株価が上昇することから》その人の評判がよくなる。「冷静な対応をして—・る」
かぶ‐き【冠木】
1 門や鳥居などで、左右の柱の上部を貫く横木。 2 「冠木門」の略。
かぶき【歌舞伎/歌舞妓】
《天正時代の流行語で、奇抜な身なりをする意の動詞「かぶ(傾)く」の連用形から》近世初期に発生、江戸時代の文化が育て...
かぶき‐うた【歌舞伎唄】
歌舞伎に用いられる歌。初期は地歌・小唄を主とし、のちには長唄が主流となった。舞踊の伴奏としての所作事(しょさごと)...
かぶき‐おどり【歌舞伎踊(り)】
歌舞伎発生期の女歌舞伎・若衆歌舞伎などの踊り。流行歌謡などに合わせて踊る一種のレビューで、出雲阿国(いずものおくに...
かぶき‐おんがく【歌舞伎音楽】
歌舞伎に用いられる音楽。三味線・唄・鳴り物からなる。舞踊の伴奏としての所作音楽と、舞台の効果音楽としての下座音楽と...
かぶき‐きょうげん【歌舞伎狂言】
1 歌舞伎で演じられる芝居。能狂言や歌舞伎舞踊に対していう。 2 歌舞伎劇の脚本。
かぶき‐げき【歌舞伎劇】
「歌舞伎」に同じ。
かぶき‐こ【歌舞伎子】
江戸時代、若衆方の歌舞伎俳優。かげで男色も売った。舞台子。色子(いろこ)。歌舞伎若衆。
かぶき‐ざ【歌舞伎座】
歌舞伎を演じる役者の一座。また、歌舞伎を演じる劇場。 東京都中央区にある劇場。明治22年(1889)福地桜痴が建設...
かぶき‐しばい【歌舞伎芝居】
1 歌舞伎を演じる劇場。江戸時代は、やぐらをあげることを許された劇場をいった。 2 「歌舞伎」に同じ。
かぶき‐じゅうはちばん【歌舞伎十八番】
歌舞伎18種のこと。普通は江戸歌舞伎の市川家の当たり狂言をさす。7世市川団十郎が天保初年ごろ選定。荒事(あらごと)...
かぶき‐じょうるり【歌舞伎浄瑠璃】
歌舞伎に用いられる浄瑠璃。一中(いっちゅう)・河東(かとう)・豊後(ぶんご)・常磐津(ときわず)・富本・清元・新内...
かぶき‐ぞうし【歌舞伎草子】
初期歌舞伎、特に女歌舞伎のようすや、歌舞伎踊りの歌謡などを記した草子。室町末期から江戸初期にかけての成立と考えられ...
かぶき‐ちょう【歌舞伎町】
東京都新宿区南部の地名。新宿駅の近くの歓楽街。
かぶき‐どう【衡胴】
鎧(よろい)の胴で、前後の引き合わせの連の湾曲部分。長側(ながかわ)。
かぶき‐ぶよう【歌舞伎舞踊】
歌舞伎興行の演目の一つとして、また、歌舞伎狂言中の一幕として演じられる舞踊。→所作事(しょさごと)
かぶき‐もの【歌舞伎者】
1 並外れて華美な風体をしたり、異様な言動をしたりする者。だて者。「近年は人の嫁子もおとなしからずして、遊女、—の...
かぶき‐もん【冠木門】
冠木を渡した、屋根のない門。
かぶき‐やくしゃ【歌舞伎役者】
歌舞伎を演じる俳優。女歌舞伎禁止以後は男優ばかりとなり、歌舞伎独自の女形が発達した。歌舞伎俳優。
かぶき‐わかしゅ【歌舞伎若衆】
⇒歌舞伎子(かぶきこ)
かぶ‐きん【株金】
株式に対する出資金。
かぶ・く【傾く】
[動カ四]《「かぶ」は頭の意》 1 かたむく。頭をかしげる。「—・けるは稲のほの字ぞ京上﨟/城次」〈貝おほひ〉 2...