かみ【香美】
高知県北東部にある市。物部(ものべ)川の上・中流域を占め、アユなどの渓流釣りが楽しめる。平成18年(2006)3月...
かみ‐あい【噛み合い/咬み合い】
1 獣などが互いにかみつくこと。 2 歯車のように、凹凸がぴたりとはまること。また、そのはまりぐあい。
かみあい‐クラッチ【咬み合いクラッチ】
クラッチ面に凹凸を設け、かみ合わせることにより回転力が伝達される方式のクラッチ。
かみ‐あ・う【噛み合う】
[動ワ五(ハ四)] 1 獣などが互いにかみつく。「犬が—・う」 2 歯車などで、双方の凹凸の部分がぴったりと組み合...
かみ‐あが・る【神上がる】
[動ラ四] 1 「かむあがる」に同じ。「後に久しくましまして彦火火出見尊—・りましぬ」〈神代紀・下〉 2 巫女(み...
髪(かみ)上(あ)・ぐ
1 髪を結う。「今より以後、男女ことごとくに—・げよ」〈天武紀〉 2 成人した女子が、下げ髪を結い上げる。「橘の照...
かみ‐あげ【神上げ】
神降ろしをした神を、祭りが終わったあと、天上へ帰すこと。→神降ろし
かみ‐あげ【髪上げ】
1 髪を結い上げること。 2 古代・中世、貴族の娘が12、3歳ころに行った成人式。かぶろにしていた髪を束ねて後ろに...
かみ‐あしゃげ【神あしゃげ】
沖縄地方で、祭祀(さいし)を行う建物。茅葺(かやぶ)きの寄せ棟造りで、四方吹き抜けの掘っ立て小屋。かみあしゃぎ。か...
かみ‐あそび【神遊び】
神前で、歌舞を奏すること。また、その歌舞。神楽(かぐら)。「かご山やさか木の枝ににぎかけてその—思ひこそやれ」〈夫...
かみ‐あつめ【神集め】
陰暦10月に、全国の神が出雲大社に集まって、男女の縁を結ぶための相談をするという民間信仰。
かみ‐あぶら【髪油】
髪の形を整え色つやをよくするために頭髪につける油。鬢(びん)付け油・梳(す)き油など。
かみあまくさ【上天草】
熊本県西部、天草上島(あまくさかみしま)東半分と大矢野(おおやの)島などからなる市。漁業やポンカンの栽培が盛ん。平...
かみあまくさ‐し【上天草市】
⇒上天草
かみ‐あらい【髪洗い】
髪の汚れを洗い落とすこと。洗髪(せんぱつ)。
かみあらい‐こ【髪洗い粉】
髪洗いに使う粉。小麦粉・米ぬかや椿の実の搾りかすなど。
かみ‐あらそい【神争い】
日本の伝説で、富士山と筑波(つくば)山、日光の権現と赤城(あかぎ)の明神など、2柱の神が争う形式のもの。
かみあり‐まつり【神在祭】
出雲大社・佐太神社など出雲地方の神社で陰暦10月に行われる祭り。全国の神々を迎えるための神事。かみありさい。→神在...
かみあり‐づき【神在月】
出雲国で、陰暦10月の異称。この月に日本中の神々が出雲大社に集まるという伝説から、出雲以外では「神無月(かんなづき...
かみ‐あわせ【噛み合(わ)せ】
かみ合わせること。また、そのぐあい。「歯の—が悪い」
かみ‐あわ・せる【噛み合(わ)せる】
[動サ下一][文]かみあは・す[サ下二] 1 上下の歯を合わせてかむ。「歯を—・せる」 2 獣などを互いにかみつか...
かみいしづみさんざい‐こふん【上石津ミサンザイ古墳】
⇒履中天皇陵古墳
かみいずみ‐ひでつな【上泉秀綱】
戦国時代の剣術家で、新陰流の祖。伊勢守。上野(こうずけ)上泉の人。のち、信綱と改名。門人に柳生宗厳(やぎゅうむねよ...
カミいせきぐん‐こくりつきねんぶつ【カミ遺跡群国立記念物】
《Khami Ruins National Monument》ジンバブエ南西部の石造遺跡。ブラワヨの西約30キロメ...
かみ‐いだし【髪出】
《髪の毛先を出すところの意から》兜(かぶと)の浮張(うけばり)の後部にある穴。かみだし。
かみいちだん‐かつよう【上一段活用】
動詞の活用形式の一。語形が、五十音図の「イ」段の音(または、それに「る」「れ」「よ」「ろ」のついた形)だけで語形変...
かみ‐いちにん【上一人】
《上位の、第一人者の意》国王。天皇。かみごいちにん。かみいちじん。「—より下万民に至るまで」
かみ‐いと【紙糸】
和紙を細く切り、縒(よ)って作った糸。襖(ふすま)地・装飾用布・帽子などに用いる。
かみ‐いれ【紙入れ】
1 紙幣を入れて持ち歩く入れ物。札入れ。財布。 2 鼻紙・薬品・つまようじなどを入れるもの。革または絹で作る。鼻紙入れ。
かみ‐うた【神歌】
1 神をたたえ、神力の発揚を期してうたう歌。「—を歌ひ給ひければ、天照大神(あまてらすおほむかみ)是にめで給ひて」...
かみ‐えび
ツヅラフジ科の落葉性の蔓(つる)植物。山野に生え、卵形の葉を互生する。雌雄異株で、夏、黄白色の小花を多数つけ、藍色...
かみ‐えぼし【紙烏帽子】
1 紙で作った烏帽子。陰陽師(おんようじ)・法師などが神詣(かみもう)でにかぶる。幼童などが遊戯にも用いた。額烏帽...
かみおか‐こうざん【神岡鉱山】
岐阜県飛騨市、神通川上流の高原川の東岸にあった鉱山。天正年間(1573〜1592)から銀・銅を産出し、のち亜鉛・鉛...
カミオカンデ
《KAMIOKA Nucleon Decay Experiment》東京大学宇宙線研究所が神岡鉱山内に建設した素粒...
かみ‐おき【髪置き】
1 小児が髪を伸ばしはじめるときの儀式。中世・近世に行われた風習で、民間では、ふつう男女3歳の11月15日に行った...
かみ‐おくり【神送り】
1 陰暦9月晦日(みそか)、または10月1日に、全国の神々が出雲大社へ旅立つこと。また、これを送る行事。この日は強...
かみ‐おくり【紙送り】
プリンターやコピー機に印刷用紙を供給し、印刷したあとに排出すること。
かみ‐おさえ【紙押(さ)え】
文鎮(ぶんちん)のこと。
かみ‐おしろい【紙白粉】
薄紙に練りおしろいを付着させて乾かしたもの。携帯して化粧直しに使う。おしろいがみ。
かみ‐おむつ【紙御襁褓】
肌触りのよい表面材・吸水紙・綿状パルプ・防水材などを重ね合わせた、おむつ。乳幼児用・大人用のほか、ペット用などもあ...
かみ‐おろし【神降ろし】
[名](スル) 1 祭りの初めに、祭場に神霊を招き迎えること。→神上げ 2 神の託宣を聞くために、巫女(みこ)がわ...
かみ‐おんな【上女】
1 上方(かみがた)の女。 2 奥向きの用を勤める女。腰元・奥女中など。「家々に勤めし—の品定め」〈浮・一代女・五〉
かみ‐かい【神回】
俗に、雑誌などの連載や、テレビの帯番組、連続ドラマ・アニメなどで、ふだんより特におもしろかった回。
かみ‐かえり【神帰り】
陰暦10月晦日(みそか)、または11月1日に、出雲大社に集まった神々が、それぞれの国に帰ること。また、その日。《季 冬》
かみかえり‐づき【神帰(り)月】
陰暦11月の異称。「神無月(かんなづき)(陰暦10月)に出雲(いずも)大社に集まった神々がもとの国に帰ってくる月」...
かみ‐かくし【神隠し】
《「かみがくし」とも》 1 子供・娘などが、突然行方不明になること。山の神や天狗(てんぐ)などの仕業と信じられてい...
かみ‐かけて【神掛けて】
[連語]神に誓って。絶対に。決して。神以(しんもっ)て。「—うそは申しません」
かみ‐かざり【髪飾り】
髪を飾るもの。櫛(くし)・笄(こうがい)・かんざし・リボンなど。
かみ‐かしら【髪頭】
《「かみがしら」とも》 1 頭の髪。「毎日—も自ら梳(す)きて」〈浮・永代蔵・二〉 2 頭部。あたま。「—より爪先...
かみ‐かぜ【神風】
1 神が吹き起こすという風。特に、元寇(げんこう)の際に吹いた激しい風。 2 第二次大戦末期、日本軍の特別攻撃隊...