きくち【菊池】
熊本県北部の市。稲作が主産業だが、果菜類の栽培も盛ん。中心の隈府(わいふ)は中世、菊池氏の居城地で、肥後の中心地と...
きくち【菊池】
姓氏の一。 [補説]「菊池」姓の人物菊池寛(きくちかん)菊池契月(きくちけいげつ)菊池五山(きくちござん)菊池正士...
き‐ぐち【木口】
1 材木の種類や品質。木柄。「—抔(など)は可成(かなり)吟味してあるらしく」〈漱石・道草〉 2 木材の切り口。横...
きくち‐かん【菊池寛】
[1888〜1948]小説家・劇作家。香川の生まれ。本名、寛(ひろし)。第三次・第四次「新思潮」同人。文芸家協会の...
きくちかん‐しょう【菊池寛賞】
菊池寛を記念して設けられた年1回の文化賞。文学・演劇・映画・新聞・放送・雑誌・出版などの分野で、その年度に創造的な...
きくち‐がわ【菊池川】
熊本県北部を流れる川。阿蘇(あそ)外輪山北西麓に源を発し、玉名市で島原湾に注ぐ。長さ約71キロ。上流は渓谷美を呈し...
きくち‐けいげつ【菊池契月】
[1879〜1955]日本画家。長野の生まれ。旧姓は細野、本名、完爾。児玉果亭に学び、京都に出て菊池芳文に師事。円...
きくち‐けいこく【菊池渓谷】
熊本県北部、阿蘇(あそ)外輪山北西部にある菊池川源流の渓谷。菊池市に属する。外輪山の伏流水が造り出したもので、6....
きくち‐ござん【菊池五山】
[1769〜1849]江戸後期の漢詩人。讃岐(さぬき)の人。名は桐孫(まさひこ)。通称、左太夫。市河寛斎に学び、の...
きくち‐し【菊池市】
⇒菊池
きくち‐じんじゃ【菊池神社】
菊池市にある神社。祭神は菊池武時・武重・武光。明治3年(1870)菊池城址に社殿を創建。
きくち‐ずけい【菊池図形】
単結晶の電子線回折で現れる回折模様。黒と白が対をなす平行線として現れる菊池線、平行線の間が黒または白の帯状となる菊...
きくち‐せいし【菊池正士】
[1902〜1974]実験物理学者。東京の生まれ。菊池大麓(だいろく)の四男。大阪大学教授。雲母を用いた電子線回折...
きくち‐せん【菊池線】
⇒菊池図形
きくち‐たい【菊池帯】
⇒菊池図形
きくち‐たけしげ【菊池武重】
[?〜1341]南北朝時代の武将。肥後の人。武時の長男。肥後守。足利尊氏(あしかがたかうじ)が建武政府に反したとき...
きくち‐たけとき【菊池武時】
[?〜1333]鎌倉末期の武将。肥後の人。後醍醐天皇の隠岐(おき)脱出に呼応し、博多の鎮西探題(ちんぜいたんだい)...
きくち‐たけとも【菊池武朝】
[1363〜1407]南北朝時代の武将。肥後の人。武光の孫。初名、武興。征西将軍良成親王を立てて今川了俊と各地で戦...
きくち‐たけみつ【菊池武光】
[?〜1373]南北朝時代の武将。肥後の人。武時の子。征西将軍懐良(かねなが)親王を迎え、少弐頼尚(しょうによりひ...
きくち‐だいろく【菊池大麓】
[1855〜1917]数学者。江戸の生まれ。箕作秋坪(みつくりしゅうへい)の次男。英国に留学。日本の近代数学および...
き‐くちば【黄朽葉】
1 染め色の名。梔子(くちなし)に茜(あかね)または紅(くれない)をまぜた、黄色を帯びた橙(だいだい)色。 2 織...
きくち‐バンド【菊池バンド】
⇒菊池図形
きくち‐パターン【菊池パターン】
⇒菊池図形
きくち‐ゆうほう【菊池幽芳】
[1870〜1947]小説家・新聞記者。茨城の生まれ。本名、清。大阪毎日新聞社に勤めるかたわら、新聞小説を連載。家...
きくち‐ようさい【菊池容斎】
[1788〜1878]江戸末期・明治初期の日本画家。江戸の人。本名、武保。通称、量平。狩野派・土佐派などの画法を学...