き‐ば【牙】
《「き(牙)は(歯)」の意》哺乳類の歯で特に大きく鋭く発達したもの。犬・トラ・セイウチなどでは犬歯、象・イッカクで...
き‐ば【木場】
材木の集積場。貯木場。また、材木市が開かれ、材木商の多い地域。
きば【木場】
東京都江東区中部の地名。元禄年間(1688〜1704)江戸幕府の許可で材木市場が開かれてから発展。近年、貯木場は南...
き‐ば【騎馬】
馬に乗ること。また、乗っている人。「—警官」
き‐ばい【木灰】
草木を焼いてつくった灰。肥料・あく抜きなどに用いる。もっかい。
き‐ばえ【着映え】
着たときに衣服がりっぱに見えること。「—のしない柄」
き‐ばえ【気延へ】
気だて。気性。「若けれども亀菊は、侍まさりの—といひ」〈浄・会稽山〉
キバ‐かんこく【キバ汗国】
⇒ヒバ‐ハン国
き‐ばく【起爆】
[名](スル)火薬に爆発反応を起こさせること。「—装置」
き‐ばく【気曝】
⇒曝気(ばっき)
きばく‐ざい【起爆剤】
1 「起爆薬」に同じ。 2 ある事態を引き起こすきっかけとなるもの。「事件勃発の—となった出来事」
きばく‐やく【起爆薬】
爆破薬などの点火に用いる、わずかな衝撃・摩擦で爆発する爆薬。雷汞(らいこう)・アジ化鉛など。点火薬。起爆剤。
き‐ばこ【木箱】
木製の箱。
き‐ばさみ【木鋏】
庭木・生け垣などの刈り込みに用いる、柄の長いはさみ。
き‐ばしり【木走】
スズメ目キバシリ科の鳥。全長14センチくらい。背面は褐色に白斑があり、腹面は白い。キツツキのように尾羽を支えとして...
きば‐せん【騎馬戦】
二、三人が組んで馬の形をつくり、その上に別の一人が乗り、敵味方に分かれて上に乗っている者を落とし合ったりその者の帽...
きば‐たい【騎馬隊】
馬に乗って行動する一団。特に、騎兵隊のこと。
き‐ばたらき【気働き】
その場に応じて、よく気が利くこと。機転。「お仁好(ひとよし)と言うばかりで、—のあるじゃ無し」〈木下尚江・良人の自白〉
き‐ばたん【黄巴旦】
オウム科の鳥。全長49センチくらい。白色で冠羽が黄色のオウム。ニューギニア・オーストラリアに分布。人の声をまねる。
き‐ばち【樹蜂】
膜翅(まくし)目キバチ科のハチの総称。体は細長く、腰はくびれていない。雌は長い針状の産卵管をもち、樹皮に産卵する。...
きばち【黄蜂】
文芸雑誌。昭和21年(1946)、寺田守が創刊。昭和24年(1949)廃刊。
き‐ばつ【奇抜】
[名・形動] 1 きわめて風変わりで、人の意表をつくこと。また、そのさま。「—なデザインの服」「—な着想」 2 ひ...
き‐ばな【木花/樹華】
樹氷。《季 冬》
き‐ばな【木鼻】
社寺建築で、頭貫(かしらぬき)・肘木(ひじき)・虹梁(こうりょう)などの端が柱の外側に突出した部分。握り拳や象・獅...
き‐ばな【黄花】
黄色の花。また、花が黄色の植物。
きばな‐うつぎ【黄花空木】
スイカズラ科の落葉低木。日本特産で、東北・関東地方の山地に自生。葉は長楕円形で、対生する。初夏、ウコンウツギに似た...
きばな‐コスモス【黄花コスモス】
キク科の多年草または一年草。高さ40〜60センチ。コスモスに似るが、夏、濃い黄色い花を開く。メキシコ原産。
きばな‐しゃくなげ【黄花石南花】
ツツジ科の常緑低木。本州中部以北の高山に生える。茎は地をはい、枝は上を向く。葉は長楕円形で、枝先に輪状につく。夏、...
きば‐のろ【牙獐】
シカ科の哺乳類。体高約50センチ。全体に黄褐色。角はない。上あごの犬歯が大きく、口の外に出ている。朝鮮半島・中国に...
キバ‐ハンこく【キバハン国】
⇒ヒバハン国
き‐ばみ【黄ばみ】
黄色みを帯びること。また、黄色くなった状態。「歯の—」
きば‐みんぞく【騎馬民族】
騎馬による機動力を生かして領土を拡大し、また、遊牧・交易などを行って生活した民族。ユーラシア内陸の草原地帯で活躍し...
きばみんぞく‐せつ【騎馬民族説】
4〜5世紀ごろ、アジア北東部の騎馬民族が朝鮮半島から日本に到来して北部九州・畿内を征服し、大和政権を樹立したとする...
き‐ば・む【黄ばむ】
[動マ五(四)]黄色みを帯びる。黄色くなる。「木々の葉が—・む」「—・んだ表紙」
き‐ばや【気早】
[名・形動]気の早いこと。また、そのさま。せっかち。「—な人」「もとよりいちじの—からおこりしことゆえ」〈魯文・西...
き‐ばや・い【気早い】
[形][文]きばや・し[ク]気が早い。せっかちである。「短気で—・い江戸っ子」
きばやりじあいのスタンツェ【騎馬槍試合のスタンツェ】
《原題、(イタリア)Stanze di messer Angelo Politiano cominciate pe...
き‐ばらい【既払い】
《「きはらい」とも》すでに支払ってあること。支払いずみ。⇔未(み)払い。
き‐ばらし【気晴(ら)し】
[名](スル)他の物事に心を向けて気分を晴らすこと。気散じ。「—に映画を見る」
き‐ば・る【気張る】
[動ラ五(四)] 1 息をつめて力を入れる。いきむ。「—・って荷を持ち上げる」 2 気力を奮い起こす。いきごむ。「...
キバレ‐こくりつこうえん【キバレ国立公園】
《Kibale National Park》ウガンダ南西部にある国立公園。ルウェンゾリ山地の東に位置し、南西のクイ...
牙(きば)を噛(か)・む
くやしがったり非常に興奮したりして、歯を強くくいしばる。
牙(きば)を研(と)・ぐ
相手を倒そうと準備して待ち構える。爪(つめ)をとぐ。「報復の—・ぐ」
牙(きば)を鳴(な)ら・す
1 牙をむき出しにする。敵意をあらわにする。 2 くやしがったり怒ったりして歯ぎしりをする。「にっくい奴は直姫と、...
牙(きば)を剝(む)・く
1 動物が、攻撃や威嚇のために牙をあらわに出す。 2 攻撃の意思をあらわにする。危害を加えようとする。
き‐ばん【基板】
集積回路などに作り上げるための、回路素子を組み込んだり、プリント配線をしたりした板。プリント基板・シリコン単結晶板...
き‐ばん【基盤】
物事を成立させるための基礎となるもの。土台。「生活の—を固める」
きばんきょうか‐ほう【基盤強化法】
「農業経営基盤強化促進法」の略称。
きばんてき‐かざんかんそくもう【基盤的火山観測網】
⇒V-net(ブイネット)
きばんてきぼうえいりょく‐こうそう【基盤的防衛力構想】
昭和51年(1976)の防衛大綱で示された、防衛力整備に関する基本概念。日本が周辺地域の不安定要因とならないように...