きわめ‐ふだ【極(め)札】
短冊形の札に記した、刀剣・書画などの鑑定書。折り紙。極め書き。
きわ・める【極める/窮める/究める】
[動マ下一][文]きは・む[マ下二] 1 (極める)これより先はないというところまで行き着く。「富士山頂を—・める...
きわ‐もの【際物】
1 ある時季のまぎわにだけ売れる品物。正月の羽子板、3月のひな人形、5月の鯉のぼりなど。「—商い」 2 一時的な流...
きわもの‐し【際物師】
1 際物を作ったり、売ったりする人。 2 一時の流行・人気をあてこんで仕事をする人。
きわ‐やか【際やか】
[形動][文][ナリ] 1 くっきりときわだつさま。「青空を背景に—な雪山」「花橘の月影にいと—に見ゆるかをりも」...
キワユ‐とう【キワユ島】
《Kiwayu Island》ケニア東部、インド洋にある小島。ラム島、マンダ島を含む群島中にあり、周辺はキウンガ海...
き‐わり【木割(り)】
1 木、特に薪用の木を割ること。また、その人。まきわり。 2 建築物や和船の設計で、各部の寸法、または寸法の割合。...
きわ・る【極る】
[動ラ四]尽きる。果てる。「年—・る身の行くへこそ悲しけれあらばあふよの春をやは待つ」〈明日香井集〉
軌(き)を一(いつ)に◦する
1 《韓愈「秋懐詩」其一から》車の通った跡を同じくするように、立場や方向を同じくする。「考え方が—◦する」→揆(き...
揆(き)を一(いつ)に◦する
《「孟子」離婁下から》同じやり方をする。→軌を一にする
気(き)を入(い)・れる
物事に一生懸命になる。「—・れて仕事をする」
気(き)を失(うしな)・う
1 意識を失う。気絶する。 2 意欲を失う。気落ちする。「此の城を夜討に落として、敵に—・はせ」〈太平記・二八〉
気(き)を移(うつ)・す
1 気持ちを変える。 2 心をかたむける。「大浦甚八といふ者は、小歌、小舞に—・し」〈浮・永代蔵・五〉
気(き)を落(お)と・す
物事がうまくいかず、元気をなくす。失望する。落胆する。
気(き)を兼(か)・ねる
遠慮する。気がねをする。「一家分散後は…よそ目にも気の毒なほど—・ねる」〈蘆花・思出の記〉
気(き)を利(き)か・せる
相手の立場やそのときの状況にふさわしいように心を働かせる。気を利かす。「—・せて席を外す」
気(き)を砕(くだ)・く
いろいろと心配する。気遣いをする。心気(しんき)を砕く。「人間関係に—・く」
気(き)を配(くば)・る
さまざまに注意を払う。配慮する。
機(き)を失(しっ)・する
よい機会を逃がす。
気(き)を遣(つか)・う
「気を配る」に同じ。
気(き)を尽(つ)く・す
1 精を出す。夢中になる。「そくばくの—・せる古賢の心ざし」〈戴恩記〉 2 気力をつかい尽くす。気疲れする。「兄弟...
き‐を‐つけ【気を付け】
[連語]直立不動の姿勢をとらせるための号令。また、その姿勢。「—、回れ右」「—の姿勢をとる」
気(き)を付(つ)・ける
1 注意を払う。「失礼のないように—・ける」 2 元気をつけさせる。「なまじひなる事し出して敵に—・けつることよ」...
奇(き)を衒(てら)・う
わざと普通と違っていることをして人の注意を引こうとする。「—・った表現」 [補説]「奇を狙(ねら)う」とするのは誤り。
気(き)を通(とお)・す
気を利かす。「こんな姿の女めが、—・しすぎて」〈浮・一代女・三〉
気(き)を取(と)ら◦れる
注意を奪われる。「話に—◦れてあやうく乗り越すところだった」
気(き)を取(と)り直(なお)・す
思い直して元気に振るまう。「—・して再び練習に励む」
気(き)を取(と)・る
機嫌をとる。「御隠居への心づかひ、奥様の—・る事」〈浮・五人女・二〉
気(き)を抜(ぬ)・く
1 緊張をゆるめる。「最後まで—・くな」 2 びっくりさせる。肝をぬく。「からくりの太鼓に—・かれて」〈洒・辰巳之園〉
気(き)を呑(の)ま◦れる
心理的に圧倒される。「相手の勢いに—◦れる」
気(き)を吐(は)・く
威勢のよい言葉を発する。また、意気盛んなところを示す。「一人—・く」
気(き)を張(は)・る
気持ちをひきしめる。また、心を奮い立たせる。気張る。「—・って悲しみに耐える」
気(き)を引(ひ)・く
相手の関心をこちらに向けさせる。また、それとなく相手の心を探る。「相手の—・く発言をする」
気(き)を回(まわ)・す
必要以上にあれこれ考える。よけいな憶測や邪推をする。「変に—・しすぎる」
木(き)を見(み)て森(もり)を見(み)ず
小さいことに心を奪われて、全体を見通さないことのたとえ。
機(き)を見(み)るに敏(びん)
好都合な状況や時期をすばやくつかんで的確に行動するさま。
気(き)を持(も)た・せる
意味ありげな言動をして、相手に期待などを抱かせる。
気(き)を揉(も)・む
心配してやきもきする。
気(き)を許(ゆる)・す
相手を信用して警戒心や緊張をゆるめる。「—・したのが間違いだった」
気(き)を良(よ)く◦する
思いどおりになって、いい気持ちになる。「評判がよいのに—◦する」
気(き)を悪(わる)く◦する
不愉快な気分になる。機嫌を悪くする。「心ない言葉に—◦する」
きん【今】
⇒こん
きん【矜】
⇒きょう
きん【訓】
⇒くん
きん【経/軽】
〈経〉⇒けい 〈軽〉⇒けい
きん【巾】
[常用漢字] [音]キン(漢) [訓]きれ 1 布きれ。「巾着/手巾・雑巾(ぞうきん)・茶巾・布巾・三角巾」 2 ...
きん【斤】
[常用漢字] [音]キン(漢) [訓]おの 1 おの。「斧斤(ふきん)」 2 重さの単位。約六〇〇グラム。「斤目(...
きん【均】
[音]キン(呉)(漢) [訓]ひとしい ならす [学習漢字]5年 全体を一様にならす。凹凸がなく等しい。「均一・均...
きん【近】
[音]キン(漢) コン(慣) [訓]ちかい [学習漢字]2年 〈キン〉 1 ある場所にちかい。ちかづく。ちかい所。...
きん【欣】
[人名用漢字] [音]キン(漢) ゴン(慣) [訓]よろこぶ よろこぶ。「欣快・欣然・欣喜雀躍」 [名のり]やすし...