き‐えん【気炎/気焔】
燃え上がるように盛んな意気。議論などの場で見せる威勢のよさ。「—を吐く」「怪—」
き‐えん【奇縁】
思いもかけない不思議なめぐりあわせ・因縁。「合縁(あいえん)—」
き‐えん【帰燕】
秋になって南方へ帰っていくツバメ。《季 秋》「白猫の見れども高き—かな/蛇笏」
き‐えん【棄捐】
[名](スル) 1 捨てて用いないこと。 2 法令により、貸借関係を破棄すること。特に江戸時代、幕府や諸藩が大名・...
き‐えん【機縁】
1 仏語。教えを求める資質が、教えを説くきっかけとなること。 2 ある物事が起こったり、ある状態になったりする、き...
き‐えん【輝炎】
黄色または黄赤色に光って見える火炎。高温気体中の微粒子が発する光であり、ろうそくの場合、高温で遊離した炭素の微粒子...
き‐えんさん【希塩酸/稀塩酸】
濃度の低い塩酸。1リットル中に塩化水素100グラム程度以下を含む。
キエン‐スバイ
カンボジアの首都プノンペン近郊の一地区。市街中心部の南東約20キロメートル、メコン川沿いに位置する。水上家屋が並び...
きえん‐ばんじょう【気炎万丈】
[名・形動]大いに気炎をあげること。また、そのさま。「其時は大得意で—だったが」〈魯庵・社会百面相〉
きえん‐ほう【機縁法】
アンケートやインタビュー調査などで、調査を行う人が友人や知人などの紹介によって調査対象者を選ぶ方法のこと。
きえん‐れい【棄捐令】
江戸幕府が旗本・御家人(ごけにん)救済のために出した法令。札差(ふださし)に対する借金の帳消しや低利による年賦償還...
気炎(きえん)を揚(あ)・げる
威勢のいいことを言う。気炎を吐く。「酒を飲んで—・げる」
きおい【競い/勢い】
1 張り合うこと。競争すること。 2 強い勢い。気勢。「墨摺流(すりなが)す空の—夕立の雨の一しきり」〈二葉亭・浮...
き‐おい【木負い】
軒が二軒(ふたのき)になっている場合に、地垂木(じだるき)の先端に置かれる横木。
き‐おい【気負い】
《「競(きお)い」から》自分こそはといった態度や気持ち。「—のない話しぶり」
きおい‐うま【競ひ馬】
「競(くら)べ馬」に同じ。「—の鼓に我を打ちこめて出(い)だしもはてぬ世にこそありけれ」〈夫木・二七〉
きおい‐かか・る【競ひ掛かる】
[動ラ四] 1 勢い込んで激しく攻めかかる。「味方—・り候間、敵方引き退き候」〈伊達日記・上〉 2 勢い込む。「お...
きおい‐がお【競ひ顔】
相手に負けまいと張り合うような顔つき。「—にやとて思し止まりぬ」〈栄花・根合〉
きおい‐ぐち【競ひ口】
勢いののったとき。調子づいたはずみ。「敵は十分勝ち誇ったる—」〈浄・島原蛙合戦〉
きおい‐こ・む【気負い込む】
[動マ五(四)]「気負い立つ」に同じ。「—・んで交渉の席に臨む」
きおい‐ざか【紀尾井坂】
東京都千代田区紀尾井町にある坂。江戸時代には紀伊・尾張・井伊の3藩の屋敷があった。明治11年(1878)大久保利通...
きおいじし【勢獅子】
歌舞伎舞踊。常磐津(ときわず)。本名題「勢獅子劇場花罾(きおいじしかぶきのはなかご)」。3世瀬川如皐(せがわじょこ...
きおい‐た・つ【気負い立つ】
[動タ五(四)]ある物事に立ち向かおうとしてひどく意気ごむ。勇み立つ。きおいこむ。「—・って新しい仕事に臨む」
きおい‐はだ【競い肌】
任侠(にんきょう)のような気風。勇み肌。
き‐おう【既往】
過去。また、すんでしまった事柄。「一切—を云わず」〈福沢・福翁自伝〉
き‐おう【期央】
期間の中央。特に、会計年度・営業年度・事業年度などの中央のこと。
き‐おう【棋王】
将棋の八大タイトルの一。棋王戦の勝者がタイトルを手にする。
き‐お・う【気負う】
[動ワ五(ハ四)]《「競(きお)う」から派生した語》自分こそはと意気ごむ。気持ちがはやって勇み立つ。「いいところを...
きお・う【競ふ/勢ふ】
[動ハ四]勢い込んで先を争う。張り合う。「水に入り火にも入らむと立ち向ひ—・ひし時に」〈万・一八〇九〉
きおう‐がん【奇応丸】
熊の胆(い)を主剤とした丸薬。腹痛・霍乱(かくらん)・小児の虫などに用いた。
きおう‐しょう【既往症】
これまでにかかったことのある病気で、現在は治癒しているもの。既往歴。
きおう‐せん【棋王戦】
将棋の八大タイトル戦の一。昭和49年(1974)創設。予選を勝ち抜いた棋士とタイトル保持者が五番勝負で対戦し、その...
きおう‐だいがく【畿央大学】
奈良県北葛城(きたかつらぎ)郡広陵(こうりょう)町にある私立大学。平成15年(2003)の開設。
既往(きおう)は咎(とが)めず
《「論語」八佾(はちいつ)から》過去のことをとがめるより、将来を慎むことが大切である。
きおう‐れき【既往歴】
⇒既往症
き‐おおつ【黄大津】
黄色の粘土に消石灰・苆(すさ)を混ぜた、上塗り用の壁土。
キョーガ‐こ【キョーガ湖】
《Lake Kyoga》ウガンダ中央部にある湖。ビクトリア湖から流出するビクトリアナイルの中流に位置し、アルバート...
き‐おく【記憶】
[名](スル) 1 過去に体験したことや覚えたことを、忘れずに心にとめておくこと。また、その内容。「—に新しい出来...
きおく‐いさん【記憶遺産】
⇒世界の記憶
きおく‐しょうがい【記憶障害】
高次脳機能障害の一。事故や疾病で脳に損傷を受けた場合などに起こる。物事を覚えたり、覚えたことを思い出す能力が低下し...
きおく‐しょく【記憶色】
多くの人が、ある対象の色の印象として記憶している色。実際の色とは異なる場合がある。印象色。 [補説]広告写真などで...
きおく‐じゅつ【記憶術】
早く正確に記憶する方法。5の平方根「2.2360679」を「富士山麓(さんろく)オウム鳴く」のように語調のよい言葉...
きおく‐セル【記憶セル】
⇒メモリーセル
きおく‐そうしつ【記憶喪失】
意識障害によって、過去のある時の経験を思い出せないこと。
きおく‐そうち【記憶装置】
《memory》コンピューターを構成する装置の一つで、プログラムやデータを記憶しておく部分。動作が高速で中央処理装...
きおく‐そし【記憶素子】
コンピューターの主記憶装置として、実際に情報を記憶している半導体素子。
きおくとげんざい【記憶と現在】
大岡信の第一詩集。昭和31年(1956)刊。
きおく‐の‐おか【記憶の丘】
《Har Hazikaron》⇒ヘルツルの丘
きおく‐ばいたい【記憶媒体】
《storage media》情報を記憶することのできる物体。ハードディスク、メモリーカード、光ディスクなど。記憶...
きおく‐メディア【記憶メディア】
⇒記憶媒体