くうき‐ばね【空気発条】
⇒エアクッション
くうきふんしゃ‐きかん【空気噴射機関】
ディーゼル機関で、燃焼室内に霧状にした燃料を圧縮空気の力で噴射する方式のもの。
くうき‐ぶえ【空気笛】
⇒タイホン
くうき‐ブレーキ【空気ブレーキ】
⇒エアブレーキ
くうき‐べん【空気弁】
空気を吸入したり放出したりするための制御弁。内燃機関や空気圧縮機などに用いる。エアバルブ。気弁。通気弁。
くうき‐ホイスト【空気ホイスト】
圧縮空気によって巻き胴を回転させ、ロープを巻き上げる起重機。炭坑などで用いる。空気起重機。
くうき‐ポンプ【空気ポンプ】
⇒エアポンプ
くうき‐マイクロメーター【空気マイクロメーター】
⇒エアマイクロメーター
くうきまく‐こうぞう【空気膜構造】
空気圧で膜または袋を膨らませて形を保つ建築構造。エアドームのように下から加圧して膨らませた構造や、加圧した空気の入...
くうき‐まくら【空気枕】
空気で膨らませて使う携帯用の枕。
くう‐きょ【空虚】
[名・形動] 1 内部に何もないこと。また、そのさま。から。「—なる嚢袋(ふくろ)は直上に立つこと能わず」〈中村訳...
くう‐きょう【空教】
仏語。三時教(さんじきょう)の一。有(う)に執着している者を悟らせるため、すべては空であると説く教法。
くうき‐よく【空気浴】
1 一定時間、裸になって、空気に肌をさらすこと。 2 容器の中の空気を加熱して、間接的にその中の物質を乾燥させる理...
くうき‐よねつき【空気予熱器】
蒸気ボイラーで、燃焼用に送り込む空気をあらかじめ加熱する装置。燃料の点火を容易にし、燃焼効率を高めるために用いる。...
くうき‐ランプ【空気ランプ】
石油ランプの一種。光を強くする工夫として、空気を取り込む穴をあけ、よく燃焼させるようにしたもの。
くうき‐りきがく【空気力学】
流体力学の一部門。空気の流れと、その中で運動する物体との間の力学的相互作用を研究する学問。航空機との関係が深く、航...
くうき‐れいきゃく【空気冷却】
⇒空冷(くうれい)
空気(くうき)を読(よ)・む
その場の雰囲気から状況を推察する。特に、その場で自分が何をすべきか、すべきでないかや、相手のして欲しいこと、して欲...
くう‐ぎょ【空御】
貴人の死ぬことを敬っていう語。「—の事出で来し後」〈吾妻鏡・一九〉
くう‐くう【空空】
[名]仏語。宇宙間の一切の存在はすべて空であり、その空であるという道理自体も空であるということ。 [ト・タル][文...
くうくう‐じゃくじゃく【空空寂寂】
《「空寂」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》 [名]仏語。宇宙の有形無形の一切は、その実体・本性が空であって、...
くうくう‐ばくばく【空空漠漠】
[ト・タル][文][形動タリ]《「空漠」のそれぞれの字を重ねて意味を強めた語》限りなく広いさま。また、とりとめのな...
くう‐ぐん【空軍】
航空兵力を主力とし、空中における戦闘を主任務とする軍隊。
くうぐん‐こく【空軍国】
強力な空軍を持つ国。エアパワー。
くう‐けい【空閨】
夫婦の片方がいないために、独りで寂しく寝る寝室。孤閨。空房。「—をかこつ」
くう‐けん【空見】
仏語。空に執着した考え。一切が空であるという教えにとらわれた考え。
くう‐けん【空拳】
1 手に武器・道具などを何も持たないこと。素手(すで)。「徒手—」 2 財力や他人の援助などに頼らず、自力で事に当...
くう‐げ【供花/供華】
「くげ(供花)1」に同じ。 [補説]書名別項。→供花
くう‐げ【空華/空花】
仏語。煩悩(ぼんのう)にとらわれた人が、本来実在しないものをあるかのように思ってそれにとらわれること。病みかすんだ...
くうげ【供花】
町田康の処女詩集。平成4年(1992)刊行。パンクバンド時代の歌詞と書き下ろしの詩をあわせた作品集。
くう‐げき【空隙】
すきま。間隙。「—を埋める」「心の—」
くうげき‐りつ【空隙率】
岩石や土壌などの単位体積あたりのすきまの割合を百分率で表したもの。多孔度。間隙率。
くう‐げ‐ちゅう【空仮中】
天台宗で説く三諦(さんだい)のこと。
くう‐げん【空言】
1 根拠のないうわさ。そらごと。「—に惑わされる」 2 実行の伴わない言葉。「—虚説の実際に施し難き事情を」〈織田...
くう‐こう【空劫】
仏語。四劫(しこう)の第四。世界が全く壊滅して、次にまた新たに生成の時が始まるまでの長い空無の期間。
くう‐こう【空港】
旅客・貨物の航空輸送のための施設をもつ公共用の飛行場。エアポート。 [補説]書名別項。→空港
くうこう【空港】
深田祐介の小説。著者がデビュー前、群像新人文学賞に応募した作品。
くうこううんえい‐けん【空港運営権】
空港施設の管理や着陸料の設定など空港全体の運営に係る権利。 [補説]民活空港運営法の成立(平成25年6月)により、...
くうこうきのう‐しせつ【空港機能施設】
空港の機能を確保するために必要な施設。旅客ターミナルビル・貨物ビル、給油施設など。
くうこうきのうしせつ‐じぎょうしゃ【空港機能施設事業者】
⇒指定空港機能施設事業者
くうこうこうぞう‐ひかりファイバー【空孔構造光ファイバー】
⇒ホーリーファイバー
くう‐こうしてん【空格子点】
結晶格子内で原子が抜けて空孔になっている格子点。格子欠陥の一つ。原子空孔。
くうこう‐しようりょう【空港使用料】
空港の旅客用施設を利用する旅客から徴収する料金。空港税。旅客施設使用料。→停留料 [補説]日本では従来、国際線旅客...
くうこう‐じま【空港島】
⇒くうこうとう(空港島)
くうこうせいび‐ほう【空港整備法】
空港法の旧称。
くうこう‐ぜい【空港税】
⇒エアポートタックス
くうこう‐とう【空港島】
空港が造成された人工島のこと。関西国際空港・中部国際空港・神戸空港・北九州空港がこれにあたる。くうこうじま。→海上空港
くうこう‐ほう【空港法】
国内の空港の設置・管理主体や、管理方法、工事費用等の分担、空港機能施設事業者などについて定めた法律。昭和31年(1...
くう‐こく【空谷】
人のいない寂しい谷間。
空谷(くうこく)の跫音(きょうおん)
《「荘子」徐無鬼の「空谷に逃るる者は、人の足音の跫然たるを聞きて喜ぶ」から》だれもいないはずの山奥で聞こえる足音。...