こうじょうせん‐がん【甲状腺癌】
甲状腺に癌腫が形成される病気。分化癌(乳頭癌・濾胞癌)・髄様癌・未分化癌・悪性リンパ腫などの種類があり、病態や悪性...
こうじょうせんきのうこうしん‐しょう【甲状腺機能亢進症】
甲状腺の機能が異常に亢進した状態。血中の甲状腺ホルモンが過剰となり、それによる症状が現れる。バセドー病はその代表。...
こうじょうせんきのうていか‐しょう【甲状腺機能低下症】
甲状腺の機能が低下した状態。血中の甲状腺ホルモンが減少し、それによる症状が現れる。乳幼児期のクレチン病、大人では粘...
こうじょうせん‐しげきホルモン【甲状腺刺激ホルモン】
脳下垂体の前葉から分泌されるホルモン。甲状腺ホルモンの生成・分泌を促す。サイロトロピン。チロトロピン。TSH(th...
こうじょうせん‐しゅ【甲状腺腫】
甲状腺にはれが生じている状態。
こうじょうせん‐シンチ【甲状腺シンチ】
⇒甲状腺シンチグラフィー
こうじょうせん‐シンチグラフィー【甲状腺シンチグラフィー】
甲状腺に集まる放射性医薬品を投与して、その分布を画像化する検査。バセドー病・橋本病・甲状腺腫瘍などの診断に用いられ...
こうじょうせん‐シンチグラム【甲状腺シンチグラム】
⇒甲状腺シンチグラフィー
こうじょうせん‐ひばく【甲状腺被曝】
体内に取り込まれた放射性ヨウ素が甲状腺に蓄積して、甲状腺が放射線にさらされること。内部被曝の一種。甲状腺がんの原因...
こうじょうせん‐ホルモン【甲状腺ホルモン】
甲状腺で生成・分泌されるホルモン。沃素(ようそ)を多く含む。甲状腺から分泌されるホルモンには物質代謝を促す作用をす...
こうじょう‐ちゃばん【口上茶番】
身振りを入れず、座ったまま、せりふだけで演じるこっけいな茶番。→茶番2
こうじょう‐ていとう【工場抵当】
工場の所有者が、その工場に属する土地・建物・機械・器具などに抵当権を設定すること。また、その抵当権。
こうじょう‐なんこつ【甲状軟骨】
喉頭(こうとう)にある最大の軟骨。喉頭全体を鎧(よろい)状に保護している。頸部(けいぶ)前面中央の隆起したところは...
こうじょう‐にん【口上人】
「口上言い」に同じ。
向上(こうじょう)の一路(いちろ)
禅宗で説く、言語・思考の及ばない最上の境地。
こうじょうのつき【荒城の月】
土井晩翠(どいばんすい)作詞、滝廉太郎作曲の歌曲。明治34年(1901)に発表。歌詞は仙台の青葉城趾などから、曲は...
こうじょう‐はいすい【工場廃水】
工場から河川などの公共水域に排出される水。水質汚濁の原因となるため、法的に規制される。
こうじょう‐ぶれ【口上触れ】
歌舞伎で、頭取がこれから口上が始まることを触れること。また、浄瑠璃の所作事を演じる前に、舞台でその役割や演奏者名を...
こうじょう‐へいさ【工場閉鎖】
1 操業をやめて工場を閉ざすこと。 2 ⇒ロックアウト
こうじょう‐ほう【工場法】
工場労働者の保護を目的とした法律。日本では明治44年(1911)制定、大正5年(1916)施行。12歳未満の者の就...
こうじょう‐ほう【攻城砲】
要塞(ようさい)や堅固な陣地の攻撃に用いる大口径の火砲。
こうじょう‐ろうどうしゃ【工場労働者】
工場で生産に従事する労働者。
こう‐じょく【劫濁】
仏語。五濁(ごじょく)の一。時世の堕落。飢饉(ききん)・疫病・争乱などの社会悪が起こることをいう。
こう‐じょく【香卓】
《「こうしょく」とも》香炉を床(とこ)の間に飾り、空薫(そらだ)きする場合にのせる台。
こうじょしらぎくのうた【孝女白菊の歌】
落合直文の長編叙事詩。明治21年(1888)発表。井上哲次郎の漢詩の翻案で、新体詩の先駆的作品となった。
こうじょたいしょう‐はいぐうしゃ【控除対象配偶者】
合計所得金額が1000万円(給与所得者の場合、年収1220万円)以下の納税者と生計を一にする配偶者で、合計所得金額...
こうじょたいしょう‐ふようしんぞく【控除対象扶養親族】
扶養親族のうち、その年の12月31日の時点で年齢が16歳以上の人。→特定扶養親族
こうじょ‐りょうぞく【公序良俗】
おおやけの秩序と善良な風俗。公序良俗に反する事項を目的とする法律行為は無効とされる。
こう・じる【困じる】
[動ザ上一]「こう(困)ずる」(サ変)の上一段化。「借金の返済に—・じる」
こう・じる【高じる/嵩じる/昂じる】
[動ザ上一]「こう(高)ずる」(サ変)の上一段化。「無理がたたって病が—・じる」
こう・じる【講じる】
[動ザ上一]「こう(講)ずる」(サ変)の上一段化。「適切な処置を—・じる」
こう‐じるし【口印】
接吻(せっぷん)。江戸後期の流行語。「手つけの—までやらかして」〈滑・膝栗毛・初〉
こう‐じん【工人】
1 工作を職業とする人。職人。 2 中国で、労働者のこと。「高重は東洋紡績の—係りで」〈横光・上海〉
こう‐じん【公人】
公職にある人。公務員・議員など。また、社会的な立場にある場合の個人。「—として恥ずべき行為」⇔私人。
こう‐じん【功人】
てがら・功績のある人。功労者。
こう‐じん【行人】
1 道を行く人。通行人。また、旅人。 2 使者。「公私—」〈延喜式・兵部省〉 [補説]作品名別項。→行人
こうじん【行人】
夏目漱石の小説。大正元〜2年(1912〜1913)発表。互いに理解しえない夫婦生活を通し、知識人の自我意識と孤独を...
こう‐じん【幸甚】
[名・形動](多く手紙文で用いて)この上もない幸せ。大変ありがたいこと。また、そのさま。「—の至り」「—に存じます」
こう‐じん【巷塵】
世俗の汚れ。俗塵。
こう‐じん【後人】
のちの人。後世の人。⇔先人/前人。
こう‐じん【後陣】
1 後方にある陣地。また、後方に備えた軍勢。あとぞなえ。ごじん。⇔先陣/前陣。 2 ⇒アプス
こう‐じん【後腎】
個体発生の途上、前腎・中腎に次いで、その後方に現れる排出器官。哺乳類・鳥類・爬虫(はちゅう)類では成体の腎臓となる。
こう‐じん【後塵】
人や車馬の走り過ぎたあとに立つ土ぼこり。
こう‐じん【紅塵】
1 赤茶けて見える土ぼこり。市街地に立つ土ぼこりなどにもいう。「—三千丈の都会」〈独歩・牛肉と馬鈴薯〉 2 俗人の...
こう‐じん【荒神】
1 「三宝荒神」の略。 2 民間で、かまどの神。また、防火・農業の神。
こう‐じん【候人】
⇒こうにん(候人)
こう‐じん【耕人】
田畑をたがやす人。農夫。《季 春》
こう‐じん【貢人】
律令制で、官吏に採用されるように推挙された諸国の国学生。→貢挙
こう‐じん【降人】
⇒こうにん(降人)
こう‐じん【高人】
⇒こうにん(高人)