こうじ‐けっしゃ【公事結社】
慈善事業など、政治に関係のない公共の利益を目的とする結社。旧治安警察法の用語。
こう‐じげん【高次元】
次元が高いこと。ふつう、空間の三次元、またはそれに時間の一次元を加えた四次元よりも高い次元であることを指す。
こうじ‐げんご【高次言語】
⇒メタ言語
こうじ‐こうぞう【高次構造】
たんぱく質などの生体高分子の一次構造に対して、二次・三次・四次構造のこと。
こうじ‐さいこく【公示催告】
裁判所が一定の期間を定め、不特定または不分明な利害関係人に対して権利の届け出をさせるための催告。官報・公報、裁判所...
口耳(こうじ)四寸(しすん)の学(がく)
《「荀子」勧学から。口と耳との間でする学問の意》聞いたことをそのまま人に伝えるだけの、身につかない学問。受け売りの学問。
こう‐じせいたい【硬磁性体】
⇒硬質磁性体
こうじ‐そうたつ【公示送達】
民事訴訟法で、送達しなければならない書類をいつでも交付する旨を、一定期間、裁判所の掲示板に掲示することによって送達...
こうじ‐ちか【公示地価】
国土交通省が毎年調査し発表する、土地取引や土地税制評価の基準となる価格。調査時点は1月1日。標準地を選び、建物を除...
こうじ‐ちゅう【工事中】
1 土木・建築など、現在何かの工事をしていること。また、その表示。「水道の—」 2 インターネットで、ウェブページ...
こうじちゅうじょこうせよ【工事中、徐行せよ】
《原題、(フランス)Ralentir travaux》ブルトン・エリュアール・シャールの共著による詩集「仕事を遅ら...
こう‐じつ【口実】
1 言い逃れや言いがかりの材料。また、その言葉。「病気を—に欠席する」「—を与える」「—をさがす」 2 日ごろよく...
こう‐じつ【好日】
よい日。好ましい日。晴れて気持ちのよい日や平穏な日。「日々是(これ)—」
こう‐じつ【行実】
⇒ぎょうじつ(行実)
こう‐じつ【狎昵】
なれ親しむこと。なれなれしくすること。「—の境を越えて」〈荷風・濹東綺譚〉
こう‐じつ【曠日】
《「曠」はむなしい、また、むなしくするの意》何もしないで、むなしく日を過ごすこと。
こうじつ‐じきゅう【曠日持久】
《「戦国策」趙策から》むなしく日々を過ごして物事を長引かせること。曠日弥久(こうじつびきゅう)。曠久。「此儘に—せ...
こうじつ‐せい【向日性】
植物の茎などが太陽光線の強い方へ向かって屈曲する性質。向光性。屈日性。⇔背日性。
こうじつ‐びきゅう【曠日弥久】
《「戦国策」燕策から》「曠日持久」に同じ。
こうじ‐づけ【麹漬(け)】
魚や野菜を塩漬けの後、米麹に漬けたもの。
こうじ‐な【小路名】
1 書状の宛名に官名や姓名などを書かないで、その人の住む所の名を書いて敬意を表すこと。一条に住む人にあてて「一条殿...
こうじ‐のうきのう【高次脳機能】
人間の脳がもつ高度な働き。学習した知識に基づいて行動を計画し実行する脳の作用で、知覚・注意・学習・記憶・概念形成・...
こうじ‐のうきのうしょうがい【高次脳機能障害】
脳の損傷により生じる認知機能の障害。事故や脳血管障害など、さまざまな原因により生じ、失語・失行・失認などの症状がみ...
口耳(こうじ)の学(がく)
「口耳四寸の学」に同じ。
香餌(こうじ)の下(もと)必(かなら)ず死魚(しぎょ)あり
《「三略」から》よい匂いの餌の下には必ず死んだ魚がかかっているように、利益の影には必ず危険がある。利益に誘われて身...
こうじ‐ばな【麹花】
1 蒸した穀類や豆類にコウジカビが繁殖して胞子がつき、薄い黄色になったもの。こうじのはな。 2 ハハコグサの別名。
こうじ‐ほうていしき【高次方程式】
未知数の次数の高い方程式。ふつう、三次以上の方程式をいう。
こう‐じま【幸島】
宮崎県南部、串間市の石波海岸沖合にある小島。ニホンザルが生息、芋洗い行動などがみられ、生態研究が行われている。猿島。
好事(こうじ)魔(ま)多(おお)し
《「琵琶記」幾言諫父から》よいことにはじゃまが入りやすい。 [補説]「好事、魔、多し」と区切る。
こうじまち【麹町】
東京都千代田区の地名。もと東京市の区名で、現在の千代田区の西半部を占めた。江戸時代は武家屋敷の地。
こうじまち‐の‐いど【麹町の井戸】
《麹町は高台のため井戸がみな深いところから》非常に深いこと、底が知れないことのたとえ。「欲の深い事は—よ」〈浄・矢口渡〉
こうじ‐むろ【麹室】
麹をねかす室。コウジカビを繁殖させるための温室。
好事(こうじ)も無(な)きに如(し)かず
《「巌棲幽事」から》たとえよいことでも、それがあれば煩わしいので、むしろ何事もないほうがよい。
好事(こうじ)門(もん)を出(い)でず
《「北夢瑣言(ほくむさげん)」から》よい行いは、なかなか世間に伝わらない。 [補説]「悪事千里を行く(走る)」と対...
こう‐じゃく【黄雀】
スズメ、またはアオジのこと。
こうじゃく‐ふう【黄雀風】
陰暦5月に吹く東南の風。この風の吹くころ海魚が変じて黄雀になるという中国の言い伝えによる。《季 夏》「鶴去って—の...
こう‐じゅ【口入】
[名](スル) 1 「くにゅう(口入)1」に同じ。「今は何事も—に及ばず」〈盛衰記・一八〉 2 「くにゅう(口入)...
こう‐じゅ【口受】
[名](スル)その人の口から直接に教えを受けること。くじゅ。
こう‐じゅ【口授】
[名](スル)口で言って直接に教えを授けること。くじゅ。「秘伝を—する」
こう‐じゅ【坑儒】
中国で、秦の始皇帝が儒者を生き埋めにしたこと。→焚書坑儒(ふんしょこうじゅ)
こう‐じゅ【紅樹】
1 紅葉した樹木。もみじ。紅葉。《季 秋》 2 赤い花の咲いている樹木。 3 オヒルギなど、ヒルギ科の常緑樹。マン...
こう‐じゅ【高寿】
長生き。高齢。長寿。
こう‐じゅ【講授】
[名](スル)講義し教授すること。
こう‐じゅ【鴻儒】
儒教の大学者。転じて、学問の深い人。大儒。
こう‐じゅ【皇寿】
1 天子の年齢。 2 《「皇」が、百の字から一を引いた形の「白」と、分解すると二と十になる「王」の組み合わせである...
こう‐じゅう【講中】
1 講を作って神仏にもうでたり、祭りに参加したりする信仰者の集まり。 2 頼母子講(たのもしこう)・無尽講などの仲間。
こう‐じゅうごうたい【高重合体】
高度な重合によって巨大分子となった化合物。ハイポリマー。
こう‐じゅうじ【紅十字】
中国の赤十字社。紅十字会。
こうじゅうじんたい‐こっかしょう【後縦靭帯骨化症】
椎骨(ついこつ)を連結している靭帯が骨化する病気。指定難病の一つ。進行すると脊柱管が狭くなり、神経が圧迫され、知覚...
こう‐じゅく【紅熟】
[名](スル)木の実などが熟して赤くなること。「柿が—する」