しおり【栞】
《原題、(イタリア)Segnalibro》イタリアの詩人、サングイネーティの詩集。1982年刊。
しおり‐がき【枝折(り)垣/柴折(り)垣】
折った木の枝や竹などを縄で結んでつくった粗末な垣。
しおり‐ど【枝折(り)戸/柴折(り)戸】
折った木の枝や竹をそのまま使った簡単な開き戸。多く庭の出入り口などに設ける。
し‐お・る【為居る】
[動ラ五(四)]しておる。しやがる。他人の行為を軽蔑して言うときに用いる、乱暴な言い方。「悪さばかり—・って」
しお・る【責る】
[動ラ四]せめさいなむ。折檻(せっかん)する。「女をばまかでさせて、蔵にこめて—・り給うければ」〈伊勢・六五〉
しお・る【撓る/萎る】
[動ラ四] 1 しなわせる。たわめる。「秋風は軒場の松を—・る夜に月は雲居をのどかにぞ行く」〈玉葉・秋下〉 2 し...
しお・る【霑る】
[動ラ四]濡らす。しめらす。「公卿・殿上人皆涙を流し、袖を—・らぬはなかりけり」〈保元・上〉 [動ラ下二]濡れる。...
しお・る【枝折る/栞る】
[動ラ四]《「撓(しお)る」と同語源で、木の枝を折りたわめるところからか》 1 木の枝などを折って、道しるべとする...
しお・れる【萎れる】
[動ラ下一][文]しを・る[ラ下二] 1 草木が生気を失って、ぐったりする。「花が—・れる」 2 気落ちして、しょ...
塩(しお)を◦する
調理の下ごしらえとして、魚などに塩をふりかける。「開いたアジに—◦する」
塩(しお)を踏(ふ)・む
世間に出て苦労する。「この浦の—・んで、老いてのはなしにもと思ふぞ」〈浮・一代男・五〉
し‐おん【子音】
⇒しいん(子音)
し‐おん【四恩】
仏語。人がこの世で受ける4種の恩。「心地観経」では、父母・衆生(しゅじょう)・国王・三宝の恩。
し‐おん【至恩】
この上もなく大きな恩。
し‐おん【私恩】
個人的に特別にその人に与える恩恵。「—を施す」
し‐おん【師恩】
先生から受けた恩。師匠の恩。
し‐おん【紫苑/紫菀】
1 キク科の多年草。山間の草地に自生し、高さ1.5〜2メートル。根際に大きな葉が群生。秋、多数の淡紫色の花を開く。...
し‐おん【歯音】
歯や歯ぐきと舌との間で調節される音。破裂音の[t][d]や摩擦音の[s][z]など。
シオン
スイス南西部、バレー州の都市。同州の州都。商工業、ワイン生産が盛ん。旧市街を見下ろす二つの丘にあるバレール教会やト...
シオン
パレスチナ地方の古都エルサレム南東部の丘。ダビデ王が祭壇を築いて以来、聖なる山となった。エルサレムの象徴となってい...
しおん‐いろ【紫苑色】
1 紫苑の花のような色。くすんだ青紫。 2 襲(かさね)の色目の名。表は薄紫、裏は青。または、表は蘇芳(すおう)、...
しおん‐ざい【示温材】
ある温度に達すると色が変わる特殊な顔料を含む材料。温度を下げると元の色に戻る可逆性のものと、元の色に戻らない不可逆...
シオン‐じょう【シオン城】
《Château de Sion》⇒バレール教会
しおん‐とりょう【示温塗料】
⇒示温材
シオン‐の‐おか【シオンの丘】
《Zion》⇒シオン
シオン‐の‐せいマリアきょうかい【シオンの聖マリア教会】
《Church of Our Lady Mary of Zion》エチオピア北部の町アクスムにあるエチオピア正教会...
シオン‐の‐やま【シオンの山】
《Zion》⇒シオン
しおんものがたり【紫苑物語】
石川淳の中編小説。昭和31年(1956)、雑誌「中央公論」7月号に掲載。弓矢に熱中した主人公が、やがて産み出した魔...
シオン‐もん【シオン門】
《Zion Gate》パレスチナ地方の古都エルサレムの旧市街(東エルサレム)にある城門の一つ。最も南側に位置する。...
私恩(しおん)を売(う)・る
自分の地位を利用して、自分の利益になりそうな人に恩を与える。「官金をもって—・る挙動には何分にも感服出来かね」〈蘆...
シオーフォク
ハンガリー西部の町。バラトン湖南岸の中心的な保養地であり、湖水浴を楽しむ観光客が数多く訪れる。オペレッタ「チャール...
しか【鹿】
1 ㋐シカ科の哺乳類。日本にすみ、ヤクシカ・ホンシュウジカなどの亜種があり、北のものほど大形。雄は3または4本に枝...
しか【志賀】
福岡市の志賀島(しかのしま)。[歌枕]「—のあまの塩焼く煙かぜをいたみ立ちは上らで山にたなびく」〈新古今・雑中〉
しか【子夏】
[前507〜?]中国、春秋時代の学者。孔門十哲の一人。晋の人。一説に、衛の人。姓は卜(ぼく)、名は商。礼の形式を重...
し‐か【史科】
歴史に関する科目。また、歴史学科。
し‐か【史家】
歴史に精通した人。また、歴史家。
し‐か【四果】
小乗仏教で、修行によって得られる悟りの位を四段階に分けたもの。須陀洹(しゅだおん)(預流(よる))果・斯陀含(しだ...
し‐か【四科】
《「論語」先進から》孔子が重んじて教えた四つの科目。徳行・言語・政事・文学。
し‐か【市価】
商品が市場で売買される価格。→市場価格
し‐か【死火】
1 仏語。死を、すべてを焼き尽くす火にたとえた語。 2 全く消えてしまった火。
し‐か【糸価】
糸、特に生糸の取引価格。生糸の相場。
し‐か【私家】
1 自分の家。 2 個人の家。朝廷や役所に対していう。
し‐か【知客】
《唐音》禅寺で客を接待する役僧。
し‐か【師家】
1 先生の家。 2 師。先生。→しけ。
し‐か【疵瑕】
《「しが」とも。「疵」は身のきず、「瑕」は玉のきず》欠点。また、あやまち。瑕疵。
し‐か【紙花】
紙で作った花。特に、葬儀に用いる造花。かみばな。
し‐か【紙価】
紙の値段。紙の相場。
し‐か【翅果】
⇒翼果(よっか)
し‐か【詞華/詞花】
詩歌や文章で、巧みに美しく表現したことば。すぐれた詩文。詞藻。
し‐か【歯科】
歯の病気の予防・治療を扱う医学の分野。