じゅん‐きょうゆう【準共有】
数人が共同して所有権以外の財産権を所有すること。地上権・抵当権・特許権・著作権などについて生ずる。
じゅんきょ‐しゅうだん【準拠集団】
《reference group》個人が自己の行動や立場を評価する際に、その基準となるようなグループのこと。照準集団。
じゅん‐きょせい【準巨星】
恒星のうち、巨星に準ずる星。主系列星よりやや明るく、巨星へ進化する中間段階に位置する。水素の核融合がほぼ終了し、中...
じゅんきょ‐だえんたい【準拠楕円体】
地図作成や緯度経度の決定など、測量の基準として採用される地球楕円体。日本では近代的な測量が行われて以降、ベッセル楕...
じゅんきょ‐ほう【準拠法】
国際私法によって、ある法律関係を規律するものとして選択・適用される法。
じゅん‐きん【純金】
まじり物のない金。金無垢(きんむく)。二十四金。
じゅん‐きんちさん【準禁治産】
心神耗弱(しんしんこうじゃく)者および浪費者、すなわち意思能力が不十分なため、利害関係をもつ重要な法律行為をする場...
じゅんきんちさん‐しゃ【準禁治産者】
心神耗弱(しんしんこうじゃく)者および浪費者で、家庭裁判所から準禁治産の宣告を受けた者。平成12年(2000)の準...
じゅんきん‐つみたて【純金積立】
純金を対象にした積立投資。月3000円程度から始めることが可能。毎月一定の金額を購入に充てることで、金相場の値下が...
じゅん‐キーきょく【準キー局】
日本の民間放送において、キー局に準じた地位の放送局。一般に、東京のキー局に対し大阪の局がこれにあたる。独自の番組を...
じゅん‐ぎ【順義】
1 道義に従うこと。「かく世を遁(のが)れ身を捨てて、山に入るは—ならずや」〈謡・高野物狂〉 2 (多く「義理順義...
じゅん‐ぎ【準擬】
他のものを手本にしてまねること。また、仮に他のものに見立てること。「太玄経と云へるは、悉皆周易—して、作ると云ふか...
じゅん‐ぎゃく【順逆】
1 正しい順序と逆の順序。 2 道理に従うことと、そむくこと。「—の理をわきまえる」 3 恭順と反逆。 4 仏語。...
じゅん‐ぎょう【巡業】
[名](スル)各地を興行して回ること。「東北一円を—する」「地方—」
じゅん‐ぎょう【遵行】
室町時代、守護が幕府執政者からの命を受けて下に伝えること。
じゅんぎょう‐じょう【遵行状】
室町時代、将軍の命を受けた守護がその命令の実施を守護代に、また守護代が代官に下達した文書。
じゅん‐ぎん【純銀】
まじり物のない銀。銀無垢(ぎんむく)。
じゅん‐くうきじゅう【準空気銃】
エアソフトガンのうち、発射される弾丸の運動エネルギーが銃口から1メートルの位置で3.5ジュール以上のもの。銃刀法に...
じゅん‐くにもち【准国持】
室町・江戸時代、大名のうちで領地・家格または席次が国持衆に次ぐもの。准国持衆。
じゅん‐ぐり【順繰り】
順序を追っていくこと。順番に従って、次々に行うこと。「—に席を詰める」
じゅん‐ぐんぞく【準軍属】
法令または命令によって軍人や軍属の行う業務の補完業務に従事した人。動員学徒、女子挺身隊員など国家総動員法によって徴...
じゅん‐けい【巡警】
[名](スル)巡回して警戒すること。「師走の街を—する」
じゅん‐けい【純系】
すべての遺伝子についてホモである個体から、自家受精や近親交配を繰り返すことによって作り出される、遺伝型が均一な子孫...
じゅん‐けい【純計】
計算・集計などで、重複した分を除いた総計。「—をまとめる」
じゅん‐けい【荀卿】
荀子の尊称。
じゅん‐けい【閏刑】
武士・僧侶など特定の身分の者、または婦女・老幼者・身障者などに対して、本刑の代わりに科した寛大な刑。律令制のもとで...
じゅんけい‐せつ【純系説】
デンマークの生物学者ヨハンセンが唱えた遺伝学上の学説。生物の集団が純系になってしまうと、選択は無効になり、ダーウィ...
じゅんけい‐ぶんり【純系分離】
雑種性の農作物の品種から純系を分離して取り出すこと。育種に有効な方法とされる。
じゅんけい‐よさん【純計予算】
収入を得るのに要する経費を収入から控除し、支出に伴って生じる収入を支出から控除して、純収支を歳入・歳出予算に計上す...
じゅんけい‐りゅう【順慶流】
《山崎の合戦のとき、筒井順慶が明智光秀と羽柴(豊臣)秀吉とにふたまたをかけ、形勢をうかがったすえ秀吉に味方した故事...
じゅん‐けっしょう【準決勝】
競技で、決勝戦の出場資格を決める試合。セミファイナル。
じゅん‐けっしょう【準結晶】
周期性はないが、高い秩序性の原子配列を有する固体物質。結晶とも非晶質(アモルファス)とも異なる新たな秩序構造として...
じゅん‐けつ【純血】
同種の動物の雌雄間に生まれたもの。純粋な血統。「—を保つ」「—種」
じゅん‐けつ【純潔】
[名・形動] 1 けがれがなく心が清らかなこと。また、そのさま。「—な精神」 2 異性との性的なまじわりがなく心身...
じゅん‐けつぞく【準血族】
⇒法定血族
じゅん‐けん【巡見】
[名](スル)ある目的をもって見て回ること。「各地を—して歩く」
じゅん‐けん【巡検】
[名](スル)見回って調べること。「消灯時に宿舎内を—する」
じゅん‐けん【純絹】
「正絹(しょうけん)」に同じ。
じゅんけん‐し【巡見使】
江戸幕府が諸国に派遣し、地方の政情・民情の視察にあたらせていた役人。
じゅんけん‐し【巡検使】
鎌倉時代、幕府の命を受けて諸国を巡回し、政情・民情や作物の豊凶を視察した臨時の職。
じゅん‐げ【巡化】
僧が諸国を巡り歩き、説法し教化(きょうけ)すること。
じゅん‐げつ【旬月】
1 10日間、あるいは、1か月。転じて、わずかな日数。「—の間(かん)に迫る」 2 10か月。「はや—を経る」
じゅん‐げつ【閏月】
「うるうづき」に同じ。
じゅん‐げん【純減】
一定期間内の純粋減少部分。
じゅん‐げんきんしゅうし【純現金収支】
⇒フリーキャッシュフロー
じゅん‐げんこうはん【準現行犯】
刑事訴訟法上、凶器を所持し、または身体や衣服に犯罪の証跡がある者など、罪を犯し終えてから間がないと明らかに認められ...
じゅんげん‐ごう【順現業】
仏語。三時業の一。現世でつくった善業・悪業のうち、その報いを現世で受けるもの。
じゅん‐こ【純乎/醇乎】
[ト・タル][文][形動タリ]全くまじりけのないさま。「元義の歌は—たる万葉調なり」〈子規・墨汁一滴〉
じゅん‐こう【巡行】
[名](スル) 1 各地を巡り歩くこと。「視察のため各府県を—する」 2 祭礼などのとき、御輿(みこし)や行列が、...
じゅん‐こう【巡幸】
[名](スル)天皇が各地を見回って歩くこと。