じゆう‐ざんまい【自由三昧】
[名・形動ナリ]勝手気ままにすること。自分の気の向くままに自由に振る舞うこと。また、そのさま。自由勝手。「自由ざん...
じゆう‐し【自由市】
⇒自由都市
じゆう‐し【自由詩】
伝統的な詩の韻律・形式にとらわれず、自由な内容や形式で作る詩。ホイットマンの詩集「草の葉」がその先駆的な作品とされ...
じゆう‐しじょう【自由市場】
自由な意志・行動から生じる経済活動上の利点を主張する自由主義の思想に基づく経済活動および市場。すべての取引・売買が...
じゆう‐しじょうしゅぎ【自由至上主義】
⇒リバタリアニズム
じゆうしじょうしゅぎ‐しゃ【自由至上主義者】
⇒リバタリアン
じゆう‐しそう【自由思想】
自由主義の思想。
じゆうしそう‐か【自由思想家】
1 教会や聖書の権威にとらわれず、理性的見地から神を考察した17、8世紀のヨーロッパの理神論者たち。コリンズの「自...
じゆう‐しちか【自由七科】
⇒七自由科
じゆうしてん‐えいぞう【自由視点映像】
撮影者が設定したカメラ位置などの空間的な制約を受けない、自由な視点からの映像。スポーツ中継やライブ映像などで、視聴...
じゆう‐しゅぎ【自由主義】
個人の権利や自由を基本とし、社会のあらゆる領域における個人の自由な活動を重んずる思想的立場。ロック・ルソー・アダム...
じゆう‐しょくぎょう【自由職業】
⇒自由業
じゆう‐しんけいしゅうまつ【自由神経終末】
刺激を受容するための特別な構造を持たない、神経線維の末端。髄鞘(ずいしょう)が消失していて、痛覚・触覚・温度などの...
じゆうしんしょう‐しゅぎ【自由心証主義】
裁判に必要な事実の認定について、証拠の評価を裁判官の判断にゆだねるという考え方。日本の民事・刑事裁判では、この主義...
じゆう‐しんどう【自由振動】
振動体に外力が作用しない、復元力のみによる振動。復元力がつり合いの位置からの変位に比例する場合、単振動になる。振動...
じゆう‐しんりょう【自由診療】
公的医療保険制度の枠外の診療を受けること。「保険診療」に対していう。保険適用外の新薬、最先端の医療を受けられるが費...
じゆう‐じざい【自由自在】
[形動][文][ナリ]思いのままにするさま。思いのままにできるさま。「—にスキーを操る」
じゆう‐すい【自由水】
1 「自由地下水」に同じ。 2 結合水に対し、自由に移動できる通常の水。
じゆう‐せかい【自由世界】
第二次大戦後、資本主義諸国が、社会主義諸国に対して自らの陣営に所属する諸国を総括した名称。自由主義世界。自由主義陣営。
じゆう‐せき【自由席】
列車や劇場などで、だれが座ってもよい席。→指定席
じゆうせんたく‐ツール【自由選択ツール】
⇒投げ縄ツール
じゆう‐せんぱく【自由船舶】
国際法上、交戦国によって捕獲・没収されないとされる中立国の船舶。
じゆう‐そう【自由葬】
特定の宗教・慣習などに基づく形式によらず、死者本人や遺族の希望に従って営まれる葬式。例えば、音楽の演奏の流れる中で...
じゆうそうぞく‐しゅぎ【自由相続主義】
だれを相続人にするかを被相続人の自由意志に任せる立法主義。近代において、相続が主として財産相続となるに及んで認めら...
じゆう‐たいき【自由大気】
地表面との摩擦の影響を受けず、自由に動いている大気。高度1〜2キロメートルから11キロメートルまでの対流圏上部にあ...
じゆう‐たいりゅう【自由対流】
⇒自然対流
じゆうたいりゅう‐けん【自由対流圏】
⇒自由大気
じゆう‐だこう【自由蛇行】
平地において、河川が自由に流路を変更し、蛇行して流れること。また、その状態。下流の氾濫原で形成され、元の河道に三日...
じゆう‐ちかすい【自由地下水】
地表に最も近い不透水層の上に存在する地下水。その表面が地下水面となる。自由水。不圧水。→被圧地下水
じゆう‐ちょう【自由帳】
自由に書きこむための帳面。罫線がなく無地のものが一般的で、児童向けのものが多い。自由ノート。
じゆう‐でんし【自由電子】
真空中や金属内部を自由に動いて、電気や熱の伝導役をする電子。
じゆうでんし‐レーザー【自由電子レーザー】
ほぼ光速に加速した自由電子を、アンジュレーターという磁石が多数並ぶ装置で蛇行させ、放射光を発生・増幅するレーザー。...
じゆう‐とう【自由党】
明治14年(1881)板垣退助を中心に結成された政党。フランス流急進的自由主義を唱えた。明治17年(1884)解散...
じゆう‐とし【自由都市】
神聖ローマ帝国などで教会や封建諸侯に属さず、皇帝や国王に市政や商取引の自由を与えられた都市。ドイツのリューベック・...
じゆう‐ど【自由度】
1 一つの系の変形しうる度合い。ある物理系の運動状態または平衡状態を表すのに必要な、任意に独立に変化させることがで...
じゆうなせかいで【自由な世界で】
⇒自由国家で
じゆう‐にんよう【自由任用】
公務員の任用の際、なんらの法的資格を要せず、任命権者が自由に適任者を任用すること。国家公務員法で一部の特別職に限り...
じゆう‐の‐いえ【自由の家】
《Casa de la Libertad》ボリビア中南部の都市スクレの市街中心部にある建物。五月二十五日広場に面す...
じゆうのかなたで【自由の彼方で】
椎名麟三の小説。昭和28年(1953)から昭和29年(1954)にかけて、「新潮」誌に断続的に発表。単行本は昭和2...
じゆうのかね‐こうえん【自由の鐘公園】
《Liberty Bell Garden》パレスチナ地方の古都エルサレムの新市街にある公園。米国の建国200年を記...
じゆうのくにで【自由の国で】
⇒自由国家で
じゆうのじんみん【自由の人民】
《(イタリア)Popolo della Libertà》イタリアの保守政党。2007年にフォルツァ‐イタリアと国民...
じゆう‐の‐めがみ【自由の女神】
《the Statue of Liberty》ニューヨーク港内リバティー(旧称ベドロー)島にある女神像。米国の独立...
じゆう‐の‐めがみぞう【自由の女神像】
⇒自由の女神
じゆうのり【自由之理】
J=S=ミルの「On Liberty」の訳書。中村正直訳。明治5年(1872)刊。当時の自由民権運動に影響を及ぼした。
じゆう‐はいぎょう【自由廃業】
もと、娼妓取締規則や芸妓営業取締規則によって、娼妓や芸妓が、抱え主の同意なしに自由意志によって廃業したこと。
じゆう‐ばし【自由橋】
《Szabadság híd》ハンガリーの首都ブダペストを流れるドナウ川に架かる橋。西岸のブダ地区と東岸のペスト地...
じゆうひょうぼう‐せい【自由標榜制】
医師免許を取得すれば、専門分野や経験年数を問わず、診療科目を自由に選び、外部に広告できるとする制度。
じゆう‐ひょうめん【自由表面】
液体と気体との境目となる界面。重力のみを受けて静止している場合、水平となる。
じゆうびじゅつか‐きょうかい【自由美術家協会】
自由美術協会の旧称。