じょう‐がん【政官】
《「しょうかん」とも》 1 (「上官」とも書く)太政官(だいじょうかん)の職員。特に、弁・少納言・外記(げき)・史...
じょう‐がん【情願】
1 実情を述べて願い出ること。嘆願。「空しく後日の冀望(きぼう)を大にして今日の—を失するが如し」〈織田訳・花柳春...
じょうがん‐きゃくしき【貞観格式】
弘仁11年(820)以後の格式を、藤原良相のち藤原氏宗らが編纂(へんさん)したもの。格は貞観11年(869)、式は...
じょう‐がんけん【上眼瞼】
⇒上瞼(うわまぶた)
じょうがんけん‐きょきん【上眼瞼挙筋】
上まぶたを引き上げる筋肉。眼窩(がんか)の後端にある総腱輪(そうけんりん)の外側で視神経鞘(ししんけいしょう)から...
じょうがんじ‐がわ【常願寺川】
富山県中央東部を流れ、富山湾に注ぐ川。長さ56キロ。中新川(なかにいかわ)郡立山町千寿(せんじゅ)ヶ原で、真(ま)...
じょうがん‐じしん【貞観地震】
貞観11年5月(869年7月)、三陸沿岸を襲った大地震。倒壊と津波による被害で、多数の死者が出た。特に津波は多賀城...
じょうがん‐じだい【貞観時代】
主として日本美術史における時代区分の一。→弘仁貞観時代
じょうがんせいよう【貞観政要】
中国、唐の太宗と家臣たちとの政治上の議論を集大成し、分類した書。10巻。唐の呉兢(ごきょう)撰。720年以降成立。...
じょうがん‐でん【貞観殿】
平安京内裏十七殿の一。内裏中央の北端にあり、常寧殿の北に位置した。皇后宮の正庁で、後宮の事務をつかさどった。御匣殿...
じょうがん‐の‐おおつなみ【貞観の大津波】
⇒貞観地震
じょうがん‐の‐ち【貞観の治】
中国、唐の太宗の治世。賢臣・名将に補佐され、官制の整備、領土の拡大、学芸の奨励により、国力を充実させた。
じょう‐き【上気】
[名](スル) 1 顔に血が上ってのぼせること。のぼせて顔を赤くすること。「熱気で—した顔」 2 頭に血が上って興...
じょう‐き【上記】
ある記事の上、または前に書いてあること。また、その文句。「集合時間は—のとおり」⇔下記。
じょう‐き【上機】
仏語。悟りを開くことができる最上の能力。最上の機根。上機根。上根。
じょう‐き【仗旗】
元日や即位などの儀式に大極殿または紫宸殿(ししんでん)の庭上に立てた旗。日像幢(にちぞうとう)・月像幢・四神旗など。
じょう‐き【条規】
条文の規定・規則。
じょう‐き【定器/常器】
《「じょうぎ」とも》 1 日常用いる器。特に飯などを食べるのにいつも用いる椀(わん)など。御器(ごき)。「家内上下...
じょう‐き【乗機】
飛行機に乗ること。また、その人の乗る飛行機。
じょう‐き【浄机/浄几】
ちりなどがなく、清らかで気持ちのよい机。「明窓—」
じょう‐き【常軌】
つねにふみ行うべき道。普通のやり方や考え方。常道。「—を失った行動」
じょう‐き【常規】
普通一般の規則。また、標準。
じょう‐き【蒸気/蒸汽】
1 液体の蒸発や固体の昇華によって生じる気体。 2 「水蒸気」に同じ。「やかんから—が立ち上る」 3 「蒸気機関車...
じょう‐き【縄規】
1 墨糸とぶんまわし。 2 きまり。規則。
じょうきあっしゅくしき‐れいとうサイクル【蒸気圧縮式冷凍サイクル】
圧縮機・凝縮器・膨張弁・蒸発器で構成される回路内で、冷媒を循環させ、液化と気化の状態変化を繰り返すことで、冷却を行...
じょうき‐あつ【蒸気圧】
一定温度で液体または固体と平衡状態にある蒸気の圧力。ふつうは飽和蒸気圧をさす。
じょうきあつ‐おんどけい【蒸気圧温度計】
液体と熱平衡状態にある飽和蒸気の圧力測定により温度を決定する温度計。ヘリウム3が0.65ケルビンから3.2ケルビン...
じょうきあつ‐こうか【蒸気圧降下】
溶媒に不揮発性の溶質を溶解することにより、蒸気圧が降下する現象。十分希薄な溶液(理想溶液)の場合、ラウールの法則が...
じょうきうん‐ばくはつ【蒸気雲爆発】
大気中に拡散した可燃性の蒸気が急速に燃焼して起こる爆発。燃料プラントなどから漏出したガソリンなどが、すぐに着火せず...
じょうき‐がま【蒸気罐】
⇒ボイラー
じょうき‐きかん【蒸気機関】
蒸気の圧力を利用して動力を得る熱機関。高圧の蒸気をシリンダー内に導き、その圧力でピストンを往復運動させる。
じょうき‐きかんしゃ【蒸気機関車】
蒸気機関を動力として走行する機関車。動輪の数によってB型(二軸)、C型(三軸・旅客列車用)、D型(四軸・貨物列車用...
じょうき‐ぎり【蒸気霧】
安定した冷たい空気が暖かい水面上にあるとき、水面から蒸発した水蒸気が凝結してできる霧。蒸発霧。
じょう‐きげん【上機嫌】
[名・形動]非常に機嫌がよいこと。また、そのさま。「—な声で話す」
じょう‐きこん【上機根】
1 「上根(じょうこん)」に同じ。 2 根気のあること。〈日葡〉
じょうき‐せい【蒸気井】
地熱発電や温泉において、地熱で熱せられた蒸気・熱水などを採取するための坑井。
じょうき‐せん【蒸気船】
蒸気機関・蒸気タービンの動力で外輪やスクリューを回して航行する船。汽船。
じょうき‐タービン【蒸気タービン】
高温・高圧の蒸気をノズルから羽根車に噴射して回転させ、その回転をプロペラ軸に伝える原動機関。重量が軽くて高馬力を出...
じょうき‐つい【蒸気槌】
⇒蒸気ハンマー
じょう‐きどう【上気道】
呼吸器系の鼻腔・咽頭(いんとう)・喉頭(こうとう)などの総称。⇔下気道。
じょうき‐ハンマー【蒸気ハンマー】
蒸気圧でハンマーを上下させて材料を鍛造する機械。鋼塊の鍛錬に用いる。蒸気槌(つい)。スチームハンマー。
じょうき‐ポンプ【蒸気ポンプ】
1 蒸気機関を動力源とするポンプ。 2 特に、明治・大正時代に用いられた消防用のポンプ。
じょうき‐めっきんがま【蒸気滅菌釜】
⇒滅菌釜
じょう‐きゃく【上客】
《古くは「しょうきゃく」とも》 1 上座に就くべき、主だった客。 2 商売上での大切な、ありがたい客。上得意。
じょう‐きゃく【乗客】
船舶・航空機・列車などに乗る客。また、乗っている客。じょうかく。「—名簿」
じょう‐きゃく【常客】
店によく来るなじみの客。常連。
じょう‐きゅう【上級】
段階・等級などが高いこと。
じょうきゅう【承久】
鎌倉初期、順徳天皇・仲恭天皇・後堀河天皇の時の年号。1219年4月12日〜1222年4月13日。
じょう‐きゅう【常久】
いつまでも変わらずに続くこと。恒久(こうきゅう)。「造化は—不変なれども…人間の心は千々に異なるなり」〈透谷・内部...
じょうきゅう‐かっくうき【上級滑空機】
⇒ソアラー