じょう‐そう【情操】
美しいもの、すぐれたものに接して感動する、情感豊かな心。道徳的・芸術的・宗教的など、社会的価値をもった複雑な感情。...
じょうそう‐いく【条桑育】
《「条」は枝の意》蚕に、枝についた桑の葉を与えて飼育する方法。
じょうそう‐うん【上層雲】
対流圏の上層に発生する雲。温帯地方では5〜13キロの高さに現れる雲。巻雲・巻積雲・巻層雲など。→中層雲 →下層雲
じょうそう‐かいきゅう【上層階級】
社会的・経済的に上の方であるとみなされる階級。上流階級。
じょうそう‐きょういく【情操教育】
情操の豊かで健全な育成を目的とする教育。
じょうそう‐し【常総市】
⇒常総
じょう‐そうしきん【上双子筋】
臀部(でんぶ)の深層にあり、股関節を外旋させる筋肉(深層外旋筋)の一つ。骨盤の坐骨棘(ざこつきょく)から起こり、内...
じょうそう‐だいち【常総台地】
関東平野の東部に広がる洪積台地。利根川をはさんで茨城県側の常陸(ひたち)台地と千葉県側の下総(しもうさ)台地とに分...
じょうそう‐ぶ【上層部】
1 重なっているものの上のほうの部分。 2 組織の上位を占める階級。また、その人たち。「—の意見を聞く」
じょう‐そく【上足】
1 弟子の中ですぐれた者。高弟。高足。「慶運、静弁、兼好など云ひし—も」〈正徹物語・下〉 2 蹴鞠(けまり)の上手...
じょう‐そく【常則】
定まったやり方。変わらない規則。「これあ人情だ。同時に処世の—だよ」〈啄木・我等の一団と彼〉
じょうそ‐けん【上訴権】
訴訟当事者が上訴できる訴訟法上の権利。
じょう‐そん【仍孫】
《「仍」は、重なるの意》自分から7代後の子孫。玄孫の曽孫(そうそん)。
じょうぞう【浄蔵】
「法華経」妙荘厳王本事品に説く薬王菩薩の前身。過去世において光明荘厳国の王子として生まれ、父王の邪見を哀れみ、仏道...
じょう‐ぞう【醸造】
[名](スル)発酵作用を応用して、酒類・醤油・味噌などを製造すること。「精選された原料から—された銘酒」
じょうぞう‐アルコール【醸造アルコール】
サトウキビ・トウモロコシ・コメなどを発酵させ、蒸留を繰り返して得たエタノール。日本酒の香り出しや品質調整などに使わ...
じょうぞう‐しゅ【醸造酒】
穀類や果実を原料とし、これを発酵させてつくった酒。日本酒・ビール・ぶどう酒など。→蒸留酒
じょうぞう‐す【醸造酢】
穀類や果実を発酵させてつくった食酢。米酢・バルサミコ酢などがある。
じょうぞうよう‐アルコール【醸造用アルコール】
⇒醸造アルコール
じょう‐ぞく【上蔟/上簇】
成熟した蚕を、繭を作らせるため、蔟(まぶし)に移し入れること。あがり。《季 夏》「炉火美しく—の夜に入るも/静塔」
じょう‐た【冗多】
[名・形動]言葉などがくどくて、むだが多いこと。また、そのさま。「—な文章」
じょう‐た【饒多】
[形動][文][ナリ]非常に豊かなさま。きわめて多いさま。「—な物資」
じょう‐たい【上体】
人間のからだの腰から上の部分。上半身。「—を曲げる」「—を起こす」
じょう‐たい【上腿】
人間の脚の、ひざから上の部分。もも。大腿。⇔下腿。
じょう‐たい【状態/情態】
人や物事の、ある時点でのありさま。「危険な—」「昏睡(こんすい)—」「健康—」
じょう‐たい【常体】
1 普通の状態にあるからだ。「寝ていれば、殆ど—に近い。ただ枕を離れると、ふらふらする」〈漱石・三四郎〉 2 文末...
じょう‐たい【常態】
平常の状態。「—に復する」
じょうたい‐しき【状態式】
⇒状態方程式
じょうたい‐ず【状態図】
ある物質または混合物の状態を示すため、圧力・温度を変数にとって、気相・液相・固相間の平衡関係を図示したもの。相図(...
じょうたい‐はん【状態犯】
一定の法益侵害の発生後に違法状態が存続していても、それが別罪とはならないもの。例えば、窃盗犯人が盗品を壊しても、窃...
じょうたい‐ベクトル【状態ベクトル】
量子力学で物質系の状態を数学的に表すためのベクトル。無限次元に拡張されたヒルベルト空間における複素ベクトルであり、...
じょうたい‐ほうていしき【状態方程式】
物質の状態を温度・圧力・体積などの変数として表す式。理想気体ではボイルシャルルの法則が代表例。実在気体ではファン=...
じょうたい‐りょう【状態量】
物質や場で、状態が定まれば一定の値をとる巨視的な量。温度・圧力・体積・密度・エントロピー・内部エネルギー・自由エネ...
じょう‐たつ【上達】
[名](スル) 1 《古くは「しょうたつ」》技芸・技術などがよく身につき、進歩すること。「英会話が—する」 2 下...
じょう‐だま【上玉】
《「じょうたま」とも》 1 上等の宝石。 2 上等の品物。 3 美人をいう俗語。
じょう‐たん【上端】
1 上の方の端。⇔下端。 2 ⇒上限(じょうげん)3㋑
じょう‐だい【上代】
1 おおむかし。古代。上古。 2 日本史、特に文学史での時代区分の一。主として奈良時代をさす。 3 流通業界で、商...
じょう‐だい【城代】
1 城主の代わりに城を守り、政務を代行する者。 2 江戸幕府の職名。大坂城・駿府(すんぷ)城に常置され、その守護お...
じょうだい‐かよう【上代歌謡】
古事記・日本書紀・風土記など、上代の文献に収められている歌謡。なお、万葉集にも歌謡的性格の歌は多い。
じょうだい‐がろう【城代家老】
江戸時代、城持ち大名の留守中、城主に代わって城を守り、政務をつかさどった家老。
じょうだい‐ご【上代語】
上代の言語、また、単語。国語史では、文献的に資料の得られる6世紀末から奈良時代までのそれをいう。
じょう‐だいじょうみゃく【上大静脈】
頭部・頸部(けいぶ)・両上肢および胸部などからの血液の集まる静脈幹。右心房に注ぐ。
じょうだい‐ぞめ【上代染(め)】
赤・青などいろいろに塗った京都東山の高台寺の格天井(ごうてんじょう)の図柄を模した色染め模様。太閤染め。高台寺染め...
じょうだい‐とくしゅかなづかい【上代特殊仮名遣い】
奈良時代およびそれ以前の万葉仮名文献において、エキケコソトノヒヘミメヨロ(古事記ではモも)およびその濁音の合計20...
じょうだい‐ぶんがく【上代文学】
古代文学のうち、太古から奈良時代までの文学。古事記・日本書紀・風土記などにみえる神話・伝説・歌謡などの口承文学から...
じょうだい‐よう【上代様】
平安中期に完成した和様の書風。小野道風・藤原佐理(ふじわらのすけまさ)・藤原行成らに代表される。
しょう‐だく【承諾】
[名](スル)《古くは「じょうだく」》相手の意見・希望・要求などを聞いて、受け入れること。「上司の—を得る」「依頼...
じょう‐だん【上段】
1 複数の段があるうちの上の方の段。「押し入れの—」→中段 →下段 2 かみざ。上席。「客を—に案内する」 3 剣...
じょう‐だん【冗談】
[名・形動] 1 遊びでいう言葉。ふざけた内容の話。「—を交わす」「—を真に受ける」 2 たわむれにすること。また...
じょう‐だん【常談】
1 ありふれた話。日常の話。 2 「冗談1」に同じ。「—をいってるうちに、自分でも空々しくなって」〈山本有三・波〉