じ‐り【自利】
1 自分の利益。 2 仏語。自力の修行によってその功徳・利益を自分一人で受け取ること。
じ‐り【事理】
1 事の筋道。道理。「—明白」 2 仏語。事と理。すなわち、外相(げそう)である相対的差別の現象と、その本体である...
ジリエロン
[1854〜1926]フランスの言語学者。スイスの生まれ。言語地理学の創始者。音韻法則に例外なしとする「青年文法学...
じり‐おし【じり押し】
1 じりじりと少しずつ押すこと。 2 物事を粘り強く進めること。「—の説得」
じ‐りき【地力】
その人が持っている本来の力。実力。「—を発揮する」
じ‐りき【自力】
1 自分ひとりの力。じりょく。「—で脱出する」⇔他力(たりき)。 2 仏語。自分だけの力で修行し悟りを得ようとする...
じ‐りき【事力】
律令時代、国司や大宰帥(だざいのそち)などの地方官に与えられ、雑役や職田(しきでん)の耕作に従事した者。じりょく。
じりき‐えこう【自力回向】
仏語。自分の力で修めた功徳を、自分の悟りを得る手だてとすること。
じりき‐きょう【自力教】
仏語。自分の力によって修行し悟りを得ようとする聖道門(しょうどうもん)の教え。自力門。⇔他力教。
じりき‐こうせい【自力更生】
他の力を頼らず、自分の力によって立ちなおること。
じりき‐しゅう【自力宗】
仏語。自分の力によって修行し悟りを得るのを建て前とする宗派。禅宗・真言宗・天台宗など。⇔他力宗。
じりき‐ねんぶつ【自力念仏】
仏語。阿弥陀仏の本願の力によらず、自分の力で往生を遂げようという心で唱える念仏。⇔他力念仏。
じりき‐もん【自力門】
「自力教」に同じ。
じり‐じり
[副](スル)《「ぢりぢり」とも表記》 1 ゆっくりとわずかずつ確実に進み迫ったり退いたりするさま。じわじわ。「首...
じり‐だか【じり高】
株式などの相場がしだいに高くなっていくこと。⇔じり安。
じ‐りつ【而立】
《「論語」為政の「三十にして立つ」から》30歳のこと。
じ‐りつ【自立】
[名](スル) 1 他への従属から離れて独り立ちすること。他からの支配や助力を受けずに、存在すること。「精神的に—...
じ‐りつ【自律】
1 他からの支配・制約などを受けずに、自分自身で立てた規範に従って行動すること。「—の精神を養う」⇔他律。 2 カ...
じ‐りつ【侍立】
[名](スル)身分の高い人や神聖な物のそばなどにつき従って立つこと。「近親の者は骨壺の傍に—していた」〈里見弴・安...
じ‐りつ【持律】
仏語。戒律を固く守ること。持戒。
じりつえんじょ‐ホーム【自立援助ホーム】
義務教育終了後、児童養護施設等を退所して就職する児童や青少年が、社会的自立を目指して共同生活を営む施設。日常生活上...
じりつがた‐ちしへいきシステム【自律型致死兵器システム】
⇒ローズ(LAWS)
じりつがた‐へいきシステム【自律型兵器システム】
⇒エー‐ダブリュー‐エス(AWS)
じりつがた‐むじんせんすいき【自律型無人潜水機】
⇒エー‐ユー‐ブイ(AUV)
じりつ‐くんれん【自立訓練】
障害福祉サービスの訓練等給付として提供される支援の一つ。主に身体障害のある人や難病を患っている人に、理学療法や作業...
じりつ‐げきだん【自立劇団】
職業的な劇団に対して、勤労者が職場などで自主的に組織している劇団。
じりつ‐ご【自立語】
国文法での語の分類の一。単独でも文節を構成することのできる単語。付属語に対する。名詞・代名詞・動詞・形容詞・形容動...
じりつしえん‐いりょうせいど【自立支援医療制度】
精神疾患や特定の身体障害などで通院による治療を続ける場合に、医療費の自己負担を軽減する制度。
じりつしえん‐ほう【自立支援法】
「障害者自立支援法」の略。
じりつしえんほけんきんたんぽ‐とくやく【自立支援保険金担保特約】
自動車保険における特約の一つ。交通事故により、被保険者とその家族または事故の被害者が後遺傷害を被った場合、社会復帰...
じりつしえん‐ホーム【自立支援ホーム】
障害のある人や生活困窮者などの自立を支援する施設。また、児童養護施設を退所した青少年の社会的自立を支援する自立援助...
じりつ‐システム【自律システム】
インターネットなどのTCP/IPネットワークにおける、ネットワークの構成単位。通信事業者やプロバイダーなどの管理主...
じりつ‐しん【自立心】
他の力や支配を受けないで、自力で物事をやっていこうとする心構え。「—を養う」
じりつ‐しんけい【自律神経】
脊椎動物の末梢神経の一。意志とは無関係に作用する神経で、消化器・血管系・内分泌腺・生殖器などの不随意器官の機能を促...
じりつしんけい‐けい【自律神経系】
⇒自律神経
じりつしんけいしっちょう‐しょう【自律神経失調症】
自律神経の均衡が乱れて、種々の症状を示す病気。頭痛・めまい・微熱・疲労感・不眠・息切れ・胸苦しさ・食欲不振・冷え・...
じりつしんけい‐しょうじょう【自律神経症状】
自律神経の機能の変化に伴って生じるさまざまな症状。起立時の立ちくらみ・失神・異常な発汗・動悸(どうき)・手足のふる...
じりつしんけい‐せつ【自律神経節】
自律神経の途中にある神経節。脳や脊髄から出た神経線維(節前線維)と内臓の諸器官や血管に向かう神経線維(節後線維)が...
じりつせいかつ‐プログラム【自立生活プログラム】
障害者が社会で自立生活をするために必要な、対人関係・金銭管理・健康管理などの生活技能を学ぶプログラム。自立生活セン...
じりつてき‐ろうどうじかんせいど【自律的労働時間制度】
特定の業種、一定以上の年収のホワイトカラー労働者は、労働時間を自分で自由に定めることができるとする制度。賃金は、労...
じりつぶんさんがた‐そしき【自律分散型組織】
⇒ダオ(DAO)
じりつぶんさんがた‐むせんネットワーク【自立分散型無線ネットワーク】
⇒アドホックネットワーク
ジリナ
スロバキア北西部の都市。ドナウ川支流バーフ川とキスツァ川の合流点に位置する。交通の要地で、商工業の中心地。自動車工...
じり‐ひん【じり貧】
1 じりじりと貧しくなること。また、じりじりと良くない状況に落ち込むこと。「—状態」 2 ⇒じり安
じりゃく【治暦】
平安中期、後冷泉(ごれいぜい)天皇・後三条天皇の時の年号。1065年8月2日〜1069年4月13日。ちりゃく。
じり‐やす【じり安】
株式などの相場がしだいに安くなっていくこと。じり貧。⇔じり高。
じ‐りゅう【自流】
1 自分だけの特有のやり方。自己流。我流。 2 自分の所属する流派。
じ‐りゅう【時流】
その時代の社会一般の風潮や、思想の傾向。「—に乗る」「—を超えた作品」
じりゅうせん【自流泉】
土屋文明の第8歌集。昭和28年(1953)刊。昭和22年(1947)から昭和26年(1951)頃までの作品1240...
じりゅう‐てっこう【磁硫鉄鉱】
鉄の硫化物からなる鉱物。暗褐色で金属光沢があり、磁性を示す。結晶は六方晶系または単斜晶系。接触交代鉱床や熱水鉱床な...