そえ‐やく【添(え)役】
主役の補助をする役。
そ・える【添える/副える】
[動ア下一][文]そ・ふ[ハ下二] 1 主となるもののそばにつける。補助として付け加える。「贈り物に手紙を—・える...
そ‐えん【疎遠】
[名・形動]遠ざかって関係が薄いこと。音信や訪問が久しく途絶えていること。また、そのさま。「平素の—をわびる」「—...
そえん‐ふう【麁鉛風】
能で、九位のうちの最下位(下三位の第三)の芸格。荒くて鈍重で、格に外れた芸境。→九位(きゅうい)
そお【曽於】
鹿児島県北東部にある市。都城盆地から南に広がる台地にあり、和牛生産が盛ん。平成17年(2005)7月に大隅町・財部...
そお【赭】
赤色の土。また、その色。上代、顔料などに用いた。赭土(そおに)。「仏造る真—足らずは水溜まる池田の朝臣(あそ)が鼻...
そ‐おう【素王】
王の位はないが、王の徳を備えている人。儒家では孔子、道家では老子をいう。
そおき‐ぶに【そおき骨】
沖縄の料理用語で、豚の骨つきばら肉。
そお‐し【曽於市】
⇒曽於
そおず【案山子】
「そおど」の音変化。「あしひきの山田の—おのれさへ我をほしてふうれはしきこと」〈古今・雑体〉
そおど【案山子】
かかし。そおず。「久延毘古(くえびこ)は、今に山田の—といふぞ」〈記・上〉
そお‐ぶね【赭船】
赤土で塗った船。「旅にしてもの恋しきに山下(やまもと)の赤(あけ)の—沖に漕ぐ見ゆ」〈万・二七〇〉
そ‐おん【疎音】
⇒そいん(疎音)
そ‐か【粗菓】
粗末な菓子。人に菓子をすすめるときなどに謙遜していう語。
そ‐か【楚歌】
古代中国の楚国の歌。→四面楚歌(しめんそか)
そ‐かい【租界】
中国の開港都市において、外国人がその居留地区の警察・行政権を掌握した組織および地域。1845年、英国が上海(シャン...
そ‐かい【素懐】
かねてからの願い。素願。また特に、出家・極楽往生の願い。「—を遂げる」
そ‐かい【疎開】
[名](スル) 1 空襲・火災などによる損害を少なくするため、都市などに集中している住民や建物を地方に分散すること...
そか‐ぎょ【遡河魚/溯河魚】
産卵のために海から川へさかのぼる魚。サケ・マスなど。昇流魚。さっかぎょ。⇔降河魚。
そ‐かく【阻隔】
[名](スル)じゃまをして、へだたりをつくること。また、へだたりができること。
そ‐かく【組閣】
[名](スル)内閣を組織すること。「人材をすぐって—する」
そ‐かく【疎隔】
[名](スル)うとくなって、へだたりができること。また、へだたりをつくること。「—が生じる」「ましてや内部生活の—...
そ‐かく‐けん【素核研】
「素粒子原子核研究所」の略称。
そ‐かつ【疎闊】
[名・形動]久しく会わないこと。親しくないこと。また、そのさま。疎遠。「自然友人の交際も—なるの理なれども」〈織田...
そ‐かつ【蘇活】
よみがえること。蘇生。
ソカロ
メキシコの首都メキシコシティーにある中央広場。正式名称は「憲法広場」。広場の周囲には南北アメリカで最大のメトロポリ...
そが【曽我】
神奈川県の旧村名。曽我兄弟の養父祐信ゆかりの地。昭和31年(1956)小田原市と足柄上郡大井町とに分割合併。
そが【曽我】
姓氏の一。 [補説]「曽我」姓の人物曽我五郎(そがごろう)曽我十郎(そがじゅうろう)曽我蕭白(そがしょうはく)曽我...
そが【蘇我】
姓氏の一。古代の中央豪族。祖は武内宿禰(たけのうちのすくね)というが未詳。大和朝廷の重臣として、仏教など大陸文化の...
そ‐が【疎画】
あらく描いた絵。筆数の少ない絵。
そ‐がい【背向】
1 後ろ向き。背中合わせ。「お町は顔を真紅(まっか)にして—にもなられず」〈柳浪・骨ぬすみ〉 2 後方。背後。「筑...
そ‐がい【阻害/阻礙/阻碍】
[名](スル)さまたげること。じゃますること。「生育を—する」
そ‐がい【疎外】
[名](スル) 1 嫌ってのけものにすること。「新参者を—する」 2 人間がみずから作り出した事物や社会関係・思想...
そ‐がい【鼠害】
鼠(ねずみ)による害。
そ‐がい
[形動](主に関西地方で)そのよう。そんなふう。「—なことは言うな」「—にせいでもよい」
そがかいけいざん【曽我会稽山】
浄瑠璃。時代物。五段。近松門左衛門作。享保3年(1718)大坂竹本座初演。曽我兄弟のあだ討ちを題材とし、一昼夜の出...
そが‐きょうげん【曽我狂言】
曽我兄弟のあだ討ちを主題とした歌舞伎狂言。元禄期(1688〜1704)に形が整い、享保期(1716〜1736)から...
そが‐きょうだい【曽我兄弟】
曽我祐成(すけなり)(十郎)・時致(ときむね)(五郎)の兄弟。建久4年(1193)富士の裾野の狩り場で、父のあだ、...
そが‐ぎく【承和菊/曽我菊】
黄菊(きぎく)の異称。「かの見ゆる池べに立てる—の茂みさ枝の色のてこらさ」〈拾遺・雑秋〉
そが‐ごろう【曽我五郎】
⇒曽我時致(ときむね)
そが‐しょうはく【曽我蕭白】
[1730〜1781]江戸中期の画家。京都の人。本姓、三浦。名は暉雄(てるお)。曽我蛇足・直庵の画風を慕い、蛇足軒...
そが‐だそく【曽我蛇足】
室町後期の画家。曽我派の始祖的な画家で京都の大徳寺真珠庵の襖絵(ふすまえ)を描いたと伝えられるが、経歴・生没年とも...
そが‐じゅうろう【曽我十郎】
⇒曽我祐成(すけなり)
そが‐すけなり【曽我祐成】
[1172〜1193]鎌倉初期の武士。河津祐泰(かわづすけやす)の子。十郎と称した。曽我兄弟の兄。
そが‐ちょくあん【曽我直庵】
安土桃山時代の画家。経歴は不明であるが、堺で蛇足6世を名のって活躍。粗豪な筆致で、漢画の手法を取り入れた花鳥画を多...
そが‐ときむね【曽我時致】
[1174〜1193]鎌倉初期の武士。河津祐泰(かわづすけやす)の子。五郎と称した。曽我兄弟の弟。
そが‐どの【曽我殿】
《曽我兄弟が貧乏であったところから》貧乏。「あたま付きは両替町、内証は—」〈浄・女腹切〉
そが‐の‐あめ【曽我の雨】
《曽我兄弟があだ討ちをした陰暦5月28日は雨であったところから》陰暦5月28日に降る雨。
そが‐の‐いしかわのまろ【蘇我石川麻呂】
[?〜649]飛鳥時代の朝臣。馬子の孫。本宗家の蝦夷(えみし)・入鹿(いるか)と反目、大化の改新に功を立て、孝徳天...
そが‐の‐いなめ【蘇我稲目】
[?〜570]飛鳥時代の豪族。崇仏派の中心となり、物部(もののべ)・中臣(なかとみ)氏らと対立。皇室と姻戚関係を結...