そう【藪】
[音]ソウ(漢) [訓]やぶ 〈ソウ〉 1 草木が多く生えた所。やぶ。「藪沢/淵藪(えんそう)・林藪」 2 物事の...
そう【藻】
[常用漢字] [音]ソウ(サウ)(呉)(漢) [訓]も 〈ソウ〉 1 水中に生える草の総称。も。「藻類/海藻・珪藻...
そう【躁】
[音]ソウ(サウ)(呉)(漢) [訓]さわぐ さわがしく落ち着かない。「躁鬱(そううつ)/狂躁・軽躁・焦躁」
そう
1 様態の助動詞「そうだ」の語幹。「この本はおもしろ—ね」「雨が降り—」→そうだ1 2 伝聞の助動詞「そうだ」の語...
そう【双】
[名]二つで一組みとなるものの、両方。ふたつ。「—の肩」 [接尾]助数詞。一対のものを数えるのに用いる。「屏風(び...
そう【壮】
[名・形動] 1 意気が盛んで勇ましいこと。また、そのさま。「その志を—とする」 2 30歳前後の血気盛んな年ごろ...
そう【宋】
中国の国名。 春秋時代の列国の一。周公旦が、殷(いん)の紂王(ちゅうおう)の異母兄、微子啓を封じた国。都は商丘(河...
そう【姓】
《「しょう」の直音表記》「せい(姓)1」に同じ。「帝(みかど)の御子、三春といふ—を賜はりて」〈宇津保・藤原の君〉
そう【宗】
1 根本とするもの。おおもと。「好んで超邁(ちょうまい)を—として」〈漱石・吾輩は猫である〉 2 祖先のうちで有徳の人。
そう【奏】
天子に申し上げること。また、その文書。「遺令(いりょう)の—」
そう【相】
1 そのものの内面などを表す姿・形・ありさま。「憤怒の—」 2 人や物の外面に現れた運勢・吉凶のきざし。人相・手相...
そう【草】
[名] 1 下書き。草稿。「—を起こす」 2 「草書」の略。「楷(かい)、行(ぎょう)、—」 3 「草仮名(そうが...
そう【叟】
おきな。老翁。「舟に乗りたる—の帽子したるが」〈宇治拾遺・六〉
そう【曹】
1 役所の中の部屋。「退きて—に至る」〈今昔・九・三一〉 2 仲間。また、一族。「後の—たらんものに伝へよ」〈読・...
そう【笙】
「しょう(笙)」に同じ。「声いとおもしろく、—の笛吹きなどするを」〈源・賢木〉
そう【喪】
「も(喪)」に同じ。「親の—にあひて侍りける法師のもとに」〈拾遺・雑秋・詞書〉
そう【惣】
室町時代、農村の自治組織。名主の中から選ばれた乙名(おとな)・年寄・沙汰人(さたにん)などを中心に、寄合によって掟...
そう【葬】
死者をほうむること。葬儀。「あすは上の町より結構なる—がある」〈咄・露がはなし・五〉
そう【装】
1 よそおい。「—を凝らす」 2 書物の体裁。装丁。「—を新たに再刊する」「フランス—」
そう【僧】
1 《(梵)saṃghaの音写「僧伽(そうぎゃ)」の略》 ㋐仏道を修行する人の集団。三宝の一。 ㋑仏道を修行する人...
そう【想】
1 考え。思い。また、芸術作品などの構想。「—をめぐらす」「作品の—を練る」 2 《(梵)saṁjñāの訳》仏語。...
そう【層】
[名] 1 積み重なっているもの。重なり。「—をなす」 2 地位・身分・職業や生活状態・意識などによって区分した集...
そう【箏】
弦楽器の一。長さ180センチ前後の中空の胴の上に絹製の弦を13本張り、柱(じ)で音階を調節し、右手の指にはめた爪(...
そう【総】
[名]すべてのもの。全体。「大勢の川を渡さん時、—を力にして渡るべし」〈盛衰記・三五〉 [接頭]名詞に付いて、全部...
そう【槽】
琵琶(びわ)の胴。
そう【操】
みさお。節操。貞操。「謹て—を全うし」〈織田訳・花柳春話〉
そう【甑】
古代中国で用いた土製などの蒸し器。湯を沸かす鬲(れき)と合わせて甗(げん)とする。こしき。
そう【騒】
中国文学で、韻文の一体。屈原の「離騒」に由来する名称で、社会や政治に対する憂憤を述べたもの。騒体。楚辞体。
そ‐う【左右】
1 左と右。また、かたわら。さゆう。「—の手」「識(さと)り難くして、—を顧みる」〈今昔・九・二七〉 2 左か右に...
そ‐う【疎雨】
まばらに降る雨。「颯々たる西風に—を吹き来て」〈菊亭香水・世路日記〉
そう【曹】
中国、春秋時代の小国。前487年、宋に滅ぼされた。
ソウ
《surface acoustic wave》⇒弾性表面波
そ・う【沿う】
[動ワ五(ハ四)] 1 長く続いているものに、離れないように付き従う。何かに並行した形で続いている。「流れに—・っ...
そ・う【添う/副う】
《「沿う」と同語源》 [動ワ五(ハ四)] 1 そばを離れずにいる。ぴったりつく。「影の形に—・うようにいつも一緒に...
そう【候】
[動特活]《動詞「そうろ(候)う」の音変化。中世語》 1 「あり」の丁寧語。あります。ございます。「舜の時はさはさ...
そう【然う】
《「さ(然)」の音変化》 [副] 1 そのように。「私も—思う」 2 (あとに打消しの語を伴って)それほど。そんな...
そう【荘】
[接尾]アパート・旅館などの名に付けていう語。「日の出—」「臨海—」
そう【艘】
[接尾]助数詞。比較的小さい船を数えるのに用いる。「屋形船一—」
そう‐あい【相愛】
[名](スル)互いに愛し合うこと。「相思—の仲」「この瞬時の愛はかの天上の霊(たましい)の—するに殊ならざるべし」...
そう‐あい【草鞋】
わらじ。わらぐつ。そうかい。「自ら玉趾(ぎょくし)を—の塵に汚して」〈太平記・七〉
そうあい‐だいがく【相愛大学】
大阪市にある私立大学。昭和33年(1958)に相愛女子大学として開学。昭和57年(1982)に男女共学となり、現校...
そう‐あかえ【宋赤絵】
中国、宋代(金代)に作られた上絵付け陶器。化粧掛けした素地(きじ)に透明な釉(うわぐすり)をかけ、その上から赤・緑...
そう‐あげ【総揚げ】
[名](スル)その店のすべての芸者や遊女を揚げて遊ぶこと。
そう‐あたり【総当(た)り】
1 試合に参加したチームや個人が、それぞれ全部の相手と試合をすること。「—制」 2 くじ引きで、空くじのないこと。
そうあたり‐こうげき【総当(た)り攻撃】
不正アクセスの手法の一。パスワードや暗号化に使われる鍵(文字列)の、考えられるすべての組み合わせを試行すること。ブ...
そう‐あつ【総圧】
流れている流体にかかる静圧と動圧との和。
そうあみ【相阿弥】
[?〜1525]室町後期の画家。真相とも称した。号、松雪斎・鑑岳。能阿弥の孫、芸阿弥の子で、同じく足利義政の同朋衆...
そう‐あん【草案】
文章、特に規約などの下書き・原案。「—を練る」
そう‐あん【草庵】
藁(わら)・茅(かや)などで屋根をふいた粗末で小さい家。くさのいおり。
そう‐あん【創案】
[名](スル)物事を最初に考え出すこと。また、その考え。「当社が—した方式」