たい‐こ【大戸】
1 大酒飲み。上戸(じょうご)。「盃上に置いて曰く、郎—と雖(いえど)も鯨口に非ず」〈服部誠一・東京新繁昌記〉 2...
たい‐こ【大呼】
[名](スル)《「だいこ」とも》大声で叫ぶこと。「路傍の石に坐して—して曰く」〈織田訳・花柳春話〉
たい‐こ【大故】
大きな不幸。父母の喪。「父の—に及ばんとするを報ず」〈織田訳・花柳春話〉
たい‐こ【大賈】
大商人。富裕な商人。豪商。「思い寄らぬ貴賓と—との来遊に会い」〈露伴・風流魔〉
たい‐こ【太古】
非常に遠い昔。大昔。有史以前。
たい‐こ【太湖】
中国江蘇省にある淡水湖。面積2428平方キロメートル。タイフー。
たい‐こ【太鼓】
1 打楽器の一。木製・金属製などの胴の両面または片面に皮などを張ったもの。桴(ばち)や手で打ち鳴らす。 2 「太鼓...
タイ‐こ【タイ湖】
《Ho Tay》ベトナムの首都ハノイにある湖。市街北部に位置し、ハノイで最も大きく、市民の憩いの場となっている。湖...
たいこ‐いしゃ【太鼓医者】
医術がへたで、人の機嫌をとって世を渡る医者。
たい‐こう【大公】
1 ヨーロッパの君主の一門の男子をいう語。 2 ヨーロッパの小国の君主をいう語。その国を大公国という。「ルクセンブ...
たい‐こう【大功】
1 大きな手柄・功績。「—を立てる」 2 大規模な事業。「—を成す者は衆に謀(はか)らず」 3 古代中国の喪服の一...
たい‐こう【大巧】
非常にたくみであること。
たい‐こう【大江】
大きな川。大河。 揚子江(ようすこう)のこと。→大河
たい‐こう【大行】
1 すぐれたおこない。また、大事業。 2 「大行天皇」の略。
たい‐こう【大孝】
この上もない孝行。至孝。
たい‐こう【大効】
大きな効果。「遠足は二人の間を密接にするのに—があった」〈実篤・世間知らず〉
たい‐こう【大綱】
1 ある事柄の根本となるもの。大本(おおもと)。「条約の—を定める」 2 大づかみにとらえた内容。大要。「事業の—...
たい‐こう【太公】
1 父、または祖父のこと。 2 他人の父を敬っていう語。 3 高齢者を敬っていう語。 ⇒太公望(たいこうぼう)
たい‐こう【太后】
太皇太后、または皇太后の称。
たい‐こう【太閤/大閤】
摂政・太政(だいじょう)大臣に対する敬称。のち、関白辞任後も内覧の宣旨を受けた人、または関白の位を子に譲った人の称...
たい‐こう【体腔】
動物の体壁と内臓との間のすきま。扁形(へんけい)動物以上の動物に発達し、哺乳類では横隔膜により胸腔と腹腔とに分かれ...
たい‐こう【対向】
[名](スル)互いに向き合うこと。「—ページ」「進んでこれと—し、少しも戦慄せず」〈中村訳・西国立志編〉
たい‐こう【対抗】
[名](スル) 1 互いに勝利を争うこと。互いに張り合うこと。「他店に—して安く売る」「—策を練る」「都市—野球」...
たい‐こう【対校】
[名](スル) 1 学校と学校とが対抗して競技などを行うこと。「—試合」 2 古典などの、異本どうしをつき合わせて...
たい‐こう【退行】
[名](スル) 1 後方にさがること。「若しも敵軍寄せ来たらば…打ち散らさんと、粛々として—せり」〈竜渓・経国美談...
たい‐こう【退紅/褪紅】
1 薄紅(うすくれない)の染め色。あらぞめ。 2 薄紅色に染めた狩衣(かりぎぬ)。仕丁(じちょう)などが着用した。
たい‐こう【退校】
[名](スル) 1 学生・生徒が在学中に中途で学校をやめること。また、やめさせること。退学。「—処分」 2 「下校...
たい‐こう【退耕】
官職を退いて、農耕に従事すること。転じて、官職を退いて民間に下ること。
たい‐こう【帯鉤】
中国、戦国時代から漢代にかけて盛行した鉤(かぎ)状の帯金具。青銅製のほか、鉄・軟玉製などがある。
たいこう【大公】
《原題、(ドイツ)Erzherzog》ベートーベンのピアノ三重奏曲第7番の通称。変ロ長調。1811年の作。名称は、...
だい‐ごう【大剛】
《「だいこう」「たいこう」「たいごう」とも》非常に強いこと。また、その人。
たいこう‐き【太閤記】
豊臣秀吉の一代記の総称。寛永3年(1626)ごろ成立の小瀬甫庵(おぜほあん)著「甫庵太閤記」22巻がその代表的なも...
たいこう‐き【太閤忌】
豊臣秀吉の忌日。陰暦8月18日。京都市の豊国神社で例祭が行われる。《季 秋》
たいこう‐ぎょ【大口魚】
タラの別名。
たいこう‐ぎり【太閤桐】
紋所の名。桐の花と葉を図案化したもので、豊臣秀吉が愛用したといわれる。
たいこう‐けい【対抗型】
将棋の戦型の一。対局者の一方が居飛車で、他方が振り飛車で指すもの。→相居飛車 →相振り飛車
たいこう‐けんち【太閤検地】
豊臣秀吉が行った全国的な検地。天正10年(1582)開始。1歩を6尺3寸四方、300歩を1反、田畑の等級を上・中・...
たいこうげんじものがたりしんしゃく【対校源氏物語新釈】
吉沢義則による「源氏物語」の注釈書。昭和12年(1937)から昭和15年(1940)にかけて、全6巻と索引2巻を刊行。
たいこう‐こう【耐候鋼】
⇒耐候性鋼
たいこう‐さんみゃく【太行山脈】
中国の華北平原・黄土高原の境を南北に走る山脈。河北省北西部から南西走して山西省南部に至る。延長約400キロ。タイハ...
たいこう‐しゃ【対向車】
自分の車と逆の方向に進行する車。
たいこう‐しゃせん【対向車線】
対向車の走る車線。
たいこう‐しょく【退紅色】
やや薄い紅色。淡紅色。
たいこう‐しょく【退黄色/褪黄色】
薄い黄色。クリーム色。
たいこう‐しょくぶつ【対抗植物】
作物に有害な土壌中の線虫を減らす効果をもつ植物の総称。キク科のマリーゴールドが知られる。線虫対抗植物。対抗性植物。
たいこう‐せい【耐候性】
建築材料を屋外で使用する際の耐久性。太陽光・風雨・温度変化などに対し、変質や劣化を起こしにくい性質。
たいこうせい‐こう【耐候性鋼】
鉄に銅・クロム・ニッケルなどを添加した合金鋼。外観は茶褐色の鉄錆色を呈するが、安定した錆の層を形成しているため、腐...
たいこう‐せつ【待降節】
イエス=キリストの降誕を待ち、その準備をする教会暦の期節で、11月30日に最も近い日曜日からクリスマスの前日まで。...
たい‐こうたいごう【太皇太后】
先々代の天皇の皇后。→皇太后
たいこうたいごう‐ぐう【太皇太后宮】
1 太皇太后の宮殿。 2 太皇太后の敬称。