ない‐がく【内学】
仏教に関する学問。⇔外学(げがく)。
ない‐が‐しろ【蔑ろ】
[名・形動]《「な(無)きがしろ(代)」の音変化》 1 あってもないもののように軽んじること。また、そのさま。「親...
ない‐がま【薙鎌】
「なぎがま」の音変化。「熊手、—、金撮棒(かなさいばう)を」〈虎寛狂・朝比奈〉
ない‐がん【内含】
[名](スル)内部に含むこと。内包。
ない‐がんきん【内眼筋】
眼球の内部にある瞳孔括約筋・瞳孔散大筋・毛様体筋の総称。瞳孔括約筋・瞳孔散大筋は瞳孔の大きさを変化させて、眼に入る...
ない‐き【内記】
律令制で、中務省(なかつかさしょう)に属し、詔勅・宣命の草案を作り、叙位の文書交付や記録などを扱った官職。大・中・...
ない‐き【内規】
1 組織の内部に適用されるきまり。 2 弓の的(まと)で、中心に一番近い輪。
ナイキ
ギリシャ神話の女神ニケの英語名。 米国陸軍の迎撃用地対空ミサイルシステム。および、そのミサイルの通称。
ナイキストシャノン‐の‐ていり【ナイキストシャノンの定理】
《Nyquist-Shannon sampling theorem》⇒標本化定理
ナイキスト‐しゅうはすう【ナイキスト周波数】
《Nyquist frequency》アナログ信号をデジタル信号に変換するときのサンプリング周波数の、1/2の周波...
ナイキスト‐の‐ていり【ナイキストの定理】
⇒標本化定理
ない‐きせい【内寄生】
⇒内部(ないぶ)寄生
ない‐きゅう【内給】
平安中期以後、天皇に与えられた年給。→年給 →年官
ない‐きょ【内許】
内々の許可。
ない‐きょう【内教】
仏家で、儒教・道教などに対して、仏教をいう語。また、仏典のこと。⇔外教(げきょう)。
ないきょう‐どうみゃく【内胸動脈】
鎖骨下動脈から分かれ、胸骨の裏面に沿って下行する、左右一対の動脈。冠動脈バイパス手術でグラフトとして用いられる。I...
ない‐きょうぼう【内教坊】
奈良・平安時代、宮中で舞姫をおいて女楽・踏歌などを教え練習させた所。坊家(ぼうけ)。
ない‐きょく【内局】
「内部部局」の略。⇔外局。
ない‐きん【内勤】
[名](スル)官庁・会社などで、勤め先の内部で仕事をすること。また、その人。⇔外勤。
ない‐ぎ【内儀/内義】
他人の妻を敬っていう語。多く、町家の妻にいう。「町家の—らしい丸髷の女が七八ッになる娘の手を引いて」〈荷風・すみだ川〉
ない‐ぎ【内議/内義/内儀】
1 内々で評議すること。内々の相談。「—を経る」 2 内々のこと。内証。「—ヲ申ス」〈日葡〉
ない‐くう【内宮】
伊勢神宮の皇大神宮のこと。⇔外宮(げくう)。
ない‐くう【内腔】
「ないこう(内腔)」の慣用読み。医学でいう。「血管—」
ない‐くん【内君】
他人の妻を敬っていう語。「節蔵氏の—」〈福沢・福翁自伝〉
ない‐ぐ【内供】
「内供奉(ないぐぶ)」の略。
ない‐ぐぶ【内供奉】
宮中の内道場に奉仕し、御斎会(ごさいえ)のときに読師(どくし)を、または天皇の夜居(よい)を勤めた僧職。十禅師の兼...
ない‐けい【内径】
円筒形や球形の物体の内側の直径。⇔外径。
ない‐けいじょうみゃく【内頸静脈】
首の側部にある静脈の一つ。頭蓋の内部、顔・首の浅部から血液を集め、内頸動脈・総頸動脈の外側に沿って下行し、鎖骨下静...
ない‐けいどうみゃく【内頸動脈】
左右の総頸動脈から分岐し、頭蓋内に入る動脈。眼動脈・後交通動脈・前脈絡叢動脈が枝分かれし、前大脳動脈と中大脳動脈に...
ない‐ければ
[連語]《打消しの助動詞「ない」の終止形+接続助詞「ければ」。近世江戸語》仮定条件を表す「なければ」に先立って使わ...
ない‐けん【内見】
[名](スル) 1 内々に見ること。内覧。「委員会の報告を—する」 2 《「内部見学」の略》建物の内部を実際に見る...
ない‐けん【内検】
1 内々で取り調べること。下検分。 2 中世、風水害や虫害などで農作物が不作のとき、臨時に行った検注。
ない‐げ【内外】
[名](スル) 1 内と外。ないがい。「造り道十余町を見下して—に鳥居を立てたり」〈盛衰記・三三〉 2 奥向きと表...
ないげ‐くう【内外宮】
伊勢神宮の内宮と外宮。
ないげ‐てん【内外典】
《「ないげでん」とも》内典と外典。仏教とそれ以外の典籍。
ない‐げんかん【内玄関】
⇒うちげんかん
ない‐げんご【内言語】
声や文字となって外に現れない言語。思考や黙読などを言語活動の内面化したものとして説明した言い方。内語。
ない‐こ【内顧】
国・家などの内をかえりみること。「国内に威福の行われて—の患なかりしこと」〈福沢・文明論之概略〉
ない‐こう【内向】
[名](スル)心のはたらきが自分の内部に向かうこと。「—しがちな性格」「—的な人」⇔外向。
ない‐こう【内考】
律令制で、内位の人についての勤務評定。→外考(げこう)
ない‐こう【内攻】
[名](スル)病気が身体の表面に表れないで、内部に広がり悪くなること。精神的なものにもいう。「嫉妬心が—する」
ない‐こう【内航】
国内を航行すること。また、その航路。⇔外航。
ない‐こう【内訌】
内部の乱れ。内部の騒ぎ。うちわもめ。内紛。「四方を囲繞(いじょう)する政党の軍勢中に—を生じて」〈鉄腸・雪中梅〉
ない‐こう【内港】
港湾の内部にあり、乗客の乗下船や荷役を行う区域。⇔外港。
ない‐こう【内項】
比例式で、内側にある項。a:b=c:dではbとc。⇔外項。
ない‐こう【内腔】
管状あるいは袋状の器官の内側の空間。管腔。ルーメン。「小胞体の—」 [補説]医学では慣用的に「ないくう」という。
ない‐こう【乃公】
[代]⇒だいこう(乃公)
ないこう‐うんそう【内航運送】
内航海運業法で、櫓(ろ)や櫂(かい)で運転する船や漁船を除く船舶によって、国内の港の間で物品を運送すること。→内航...
ないこう‐かいうん【内航海運】
国内の港の間を航行する船舶によって貨物を運ぶこと。内航海運業法では「内航運送」として規定。 [補説]広義には、人の...
ないこう‐かいうんぎょう【内航海運業】
内航運送をする事業、および内航運送に使用する船舶の貸し渡しをする事業の総称。内航海運業法に規定。