ハリファクス‐シタデル
カナダ、ノバスコシア州の都市ハリファクスにある要塞跡。ダウンタウンの丘の上に位置する。18世紀半ばに英国軍がフラン...
ハリファクス‐ようさい【ハリファクス要塞】
《Halifax Citadel》⇒ハリファクスシタデル
はり‐ふぐ【針河豚】
ハリセンボンの別名。
はり‐ふだ【貼(り)札/張(り)札】
[名](スル)知らせるべき事柄を紙や木の札に書いてはりだすこと。また、その札。「火気厳禁と—する」
はり‐ぶき【針蕗】
ウコギ科の落葉小低木。深山に生え、高さ約70センチ。葉は手のひら状に裂けて、さらにぎざぎざがある。茎・葉にとげをも...
はり‐ぶくろ【針袋】
針を入れて持ち歩くための袋。「—帯び続けながら里ごとに」〈万・四一三〇〉
はり‐ぶみ【貼り文/張り文】
「貼り紙2」に同じ。「あるひは道場に—をして」〈歎異抄〉
針(はり)ほどの事(こと)を棒(ぼう)ほどに言(い)う
小さいことを大げさに言うたとえ。針小棒大。
はり‐ぼうじょう【張りぼうじょう】
《「ぼうじょう」の語源・歴史的仮名遣いは未詳》古着を仕立てなおすこと。はりぼうじょ。「所まだらに色さめし、—の肌着...
はり‐ぼて【張りぼて】
1 張り子で、ある形に作ったもの。張り子作りの芝居の小道具など。ぼて。 2 (比喩的に)見かけは立派だが、実質の伴...
はり‐ま【梁間】
⇒梁行(はりゆき)
はりま【播磨】
旧国名の一。山陽道に属し、現在の兵庫県の西南部。播州(ばんしゅう)。
はりま‐がた【播磨潟】
兵庫県明石市から西の、同県の海岸。[歌枕]「我が宿は—にもあらなくに明かしも果てで人の行くらむ」〈拾遺・恋四〉
はり‐ますい【鍼麻酔】
鍼をつぼに刺し、低周波の電流を通したり細かな振動を与えたりして鎮静・鎮痛効果を得る麻酔法。手術中の患者の意識ははっ...
はり‐まぜ【貼り雑ぜ/張(り)交ぜ】
いろいろな書画などをとりまぜてはること。また、そのようにした屏風(びょうぶ)・襖(ふすま)など。
はりま‐なだ【播磨灘】
瀬戸内海東部、淡路島と小豆島(しょうどしま)との間の海域。
はりま‐なべ【播磨鍋】
1 播磨産の銅製の鍋。熱を伝えるのがはやいという。「—買はしませ、釜も候ふぞ」〈七十一番職人歌合・上〉 2 尻の軽...
はりま‐の‐くに【播磨国】
⇒播磨
はりまふどき【播磨風土記】
奈良時代の播磨国の地誌。1巻。和銅6年(713)の詔により撰進された風土記の一。播磨国風土記。
はりまふどきしんこう【播磨風土記新考】
井上通泰の著作。奈良時代に編纂(へんさん)された「播磨風土記」の研究書。
はりま‐ぶし【播磨節】
古浄瑠璃の流派の一。万治・寛文(1658〜1673)ごろ、大坂の井上播磨掾が創始。現在、義太夫節にその語り口が残る。
はりま‐へいや【播磨平野】
兵庫県、播磨灘に面する平野。加古川・揖保(いぼ)川などが流れ、米作地帯。東部は段丘が発達し灌漑(かんがい)用の溜(...
はりま‐や【播磨屋】
歌舞伎俳優の屋号。初世中村歌六が用いて以来その系統の屋号であったが、現在は分家筋の中村吉右衛門およびその一門が用い...
はり‐まわ・す【張(り)回す】
[動サ五(四)] 1 まわり一面に張る。はりめぐらす。「敷地に綱を—・す」 2 所かまわずなぐりつける。「目鼻の分...
ハリマンディル‐サーヒブ
インド北部、パンジャブ州の都市アムリツァルにあるシク教寺院。16世紀、シク教第4代教祖ラーム=ダスにより建設がはじ...
はり‐みせ【張(り)見世/張(り)店】
遊郭で、遊女が往来に面した店先に居並び、格子の内側から自分の姿を見せて客を待つこと。また、その店。
はり‐みち【針道】
縫い物の針の運び方。運針法。
はり‐みち【墾道】
新たに切り開かれた道。新道。「信濃道(しなぬぢ)は今の—刈りばねに足踏ましむな沓(くつ)はけ我が背」〈万・三三九九〉
はり‐むしろ【張り筵】
雨などを防ぐために張りめぐらす筵。「雨降らぬ日、—したる車」〈枕・一二二〉
はり‐め【針目】
針で縫った糸目。縫い目。「—がそろう」
はり‐めぐら・す【張(り)巡らす】
[動サ五(四)]まわり一面に張る。もれなく張る。はりまわす。「紅白の幕を—・す」「捜査網を—・す」
ハリメデ
海王星の第9衛星。2002年に発見された。名の由来はギリシャ神話の海のニンフ。海王星の赤道面に対して大きく傾いた軌...
はり‐もぐら【針土竜】
単孔目ハリモグラ科の哺乳類。体長35〜50センチ、尾はごく短い。全身、特に頭から背中にかけて太い針状の毛で覆われる...
はりもと‐いさお【張本勲】
[1940〜 ]プロ野球選手。広島の生まれ。昭和34年(1959)東映(北海道日本ハムの前身)に入団し、新人王とな...
はり‐もの【張(り)物】
1 洗ってのりをつけた布を、張り板や伸子(しんし)に張って乾かすこと。また、その布。 2 芝居の大道具で、木材を骨...
はり‐もみ【針樅】
マツ科の常緑高木。中部地方以南の山地に自生。針状の葉を螺旋(らせん)状に密生する。6月ごろ、雄花と雌花とをつけ、褐...
はり‐もん【貼(り)紋】
衣服・羽織などに貼り付けた紋。切り付け紋。
ハリヤナ
インド北部にある州。1966年にパンジャブ州の南東部が分離して成立。デリーを三方から囲んでおり首都圏として発展して...
はり‐やま【針山】
「針刺し」に同じ。
は‐りゅう【破笠】
やぶれがさ。はりつ。
はり‐ゆき【梁行】
1 建物の梁の長さ。梁間(はりま)。 2 日本建築で、梁と同じ方向。→桁行(けたゆき)
はり‐ゆみ【張り弓】
1 弦を張った弓。また、その形のもの。「天に—と言ひたり」〈枕・一四三〉 2 弓のように竹を張って獣を捕るわな。「...
は‐りょく【波力】
波の圧力。
はりょく‐はつでん【波力発電】
波の力を利用した発電。波による海面の上下動を空気タービンやジャイロなどで回転運動に変換し、電気をつくる方式などが研...
はり‐よ【針魚】
トゲウオ科の淡水魚。全長約5センチ。イトヨに似て、体側の鱗板帯(りんばんたい)が体の前部のみにある。湧水(ゆうすい...
はり‐わた・す【張(り)渡す】
[動サ五(四)]一方から他方に渡して張る。「対岸にワイヤを—・す」
針(はり)を蔵(くら)に積(つ)みても溜(た)まらぬ
いくら努力して小銭をためても、一方で使ってしまえばまとまった蓄えにはならないことのたとえ。「その上に世間の義理をも...
針(はり)を以(もっ)て地(ち)を刺(さ)す
《「説苑」弁物から》「小さな針で大きな地面を刺す」意から、貧しい見識で大きな物事に勝手な判断を下す。また、とてもで...
は‐りん【破倫】
人として守るべき道に背くこと。人倫にはずれること。「—不貞の曲者の消え失せたを」〈魯庵・社会百面相〉
ハリンギー
⇒ハーリンゲイ