はやば‐ちたい【早場地帯】
農林水産省が米(水稲)の作柄を調査する際の区分の一つ。8月15日時点の出穂済み面積の割合が、平年ベースで約8割以上...
はやば‐まい【早場米】
早場から、秋早くに出荷される新米。⇔遅場米(おそばまい)。
はや‐ばや【早早】
[副] 1 普通よりずっと早い時期に行うさま。「—(と)店仕舞いする」「—(と)返事をありがとう」 2 急いで行う...
はや‐ばん【早版】
新聞で、早い刷りの版。
はや‐ばん【早番】
交替制の勤務で、早く出勤する番。早出。⇔遅番。
はや‐ひと【隼人】
《「はやびと」とも》古代、九州南部、現在の鹿児島地方に居住した人々。しばしば朝廷に反抗したが、服従後は京に上って宮...
はやひと‐の‐つかさ【隼人司】
律令制で、衛門府(のち兵部省)に属し、隼人の管理、歌舞の教授、竹器の製作などをつかさどった役所。
はや‐ひる【早昼】
いつもより昼食を早めに食べること。「—をとって出かける」
はや‐びき【早引き/早退き】
[名](スル) 1 「早引け」に同じ。「風邪で—する」 2 (早引き)言葉や文字などを早く引き出すこと。また、早く...
はや‐びき【早弾き/速弾き】
指をすばやく動かして弦楽器を演奏すること。「ギターの—」
はや‐びきゃく【早飛脚】
特に急いで差し立てる飛脚。早便(はやびん)。
はや‐びけ【早引け/早退け】
[名](スル)定刻より早く勤務先や学校などを退出すること。早退。はやびき。「急用で—する」
はや‐びょうし【早拍子】
1 音楽で、早い拍子。 2 雅楽のリズムのとり方の一。4拍を一単位とするもので、延べ拍子よりテンポが速い。→延べ拍子
はや‐びん【早便】
1 郵便や乗り物などで、その日の早い時間に出発したり到着したりするもの。⇔遅便(おそびん)。 2 「早飛脚(はやび...
はや‐ふえ【早笛】
1 能の囃子事(はやしごと)の一。笛を主に大鼓・小鼓および太鼓ではやす急調子のもの。竜神・鬼畜・猛将の亡霊などが走...
はや‐ぶね【早舟/早船】
《「はやふね」とも》 1 船足の速い舟。急いでこいで行く小舟。 2 昔の軍船。2梃(ちょう)から80梃立てで、軽快...
はやぶさ
東北新幹線・北海道新幹線で運行されている特別急行列車の愛称。平成23年(2011)に運行を開始。おもに東京・新青森...
はや‐ぶさ【隼】
1 ハヤブサ科ハヤブサ属の鳥。全長42センチくらい。背面が青灰色、腹面は白に黒色の黄斑があり、目の下に暗色斑が伸び...
はやぶさ‐ツー【はやぶさ2】
JAXA(ジャクサ)(宇宙航空研究開発機構)による小惑星探査機、および探査計画の名称。はやぶさの後継機による地球近...
はや‐べん【早弁】
弁当を昼食時間より前に食べること。
はや‐べん【速弁】
《「速」は「高速道路」の意。「駅弁」「空弁」のもじり》高速道路のサービスエリア・パーキングエリアで売っている弁当。...
はや‐ぼり【早掘り】
[名](スル)芋などの農作物を、普通より早く収穫すること。
はやま【葉山】
神奈川県三浦郡の地名。三浦半島西岸にあり、保養地・住宅地。御用邸がある。
は‐やま【端山】
奥山に対して、人里近くの低い山。また、連山のはしの方にある山。
はや‐まい【早舞】
1 能の舞事(まいごと)の一。シテの舞う爽快・典雅な舞。中の舞よりテンポが速く、笛・大鼓・小鼓・太鼓ではやす。「海...
はや‐まき【早蒔き】
一般的な時期よりも早く種子を蒔くこと。また、その品種。
はやま‐こうた【早間小唄】
⇒小唄2
はやま‐しおさいこうえん【葉山しおさい公園】
神奈川県三浦郡葉山町の、葉山御用邸付属邸跡地に開設された公園。昭和62年(1987)開園。面積約1万8000平方メ...
はやま‐しおさいはくぶつかん【葉山しおさい博物館】
神奈川県三浦郡葉山町の、葉山しおさい公園内にある博物館。葉山周辺の海に生息する生物が展示されている。
はやま‐まち【葉山町】
⇒葉山
はやま‐よしき【葉山嘉樹】
[1894〜1945]小説家。福岡の生まれ。本名、嘉重(よししげ)。雑誌「文芸戦線」に参加し、プロレタリア文学初期...
はや‐ま・る【早まる/速まる】
[動ラ五(四)] 1 (早まる)時期・時刻が早くなる。「予定が—・る」「出発時間が—・る」 2 (速まる)速度がは...
はや‐まわし【早回し】
[名](スル) 1 はやく回転させること。 2 物事の動きをはやくすること。特に、動画を通常よりはやいスピードで再...
はや‐み【早見】
必要な知識や情報が一目でわかるように工夫した表や図。「郵便料金の—表」
はやみ【速水】
姓氏の一。 [補説]「速水」姓の人物速水御舟(はやみぎょしゅう)速水優(はやみまさる)
はやみ‐ぎょしゅう【速水御舟】
[1894〜1935]日本画家。東京の生まれ。旧姓、蒔田。本名、栄一。日本美術院同人。細密な描写による象徴的世界を...
はや‐みち【早道】
1 目的の場所へ早く行ける道。近道。「駅への—」 2 あまり手数をかけずに目的に達することができる簡便な方法。「語...
はやみ‐まさる【速水優】
[1925〜2009]銀行家。兵庫の生まれ。日本銀行で名古屋支店長や理事を歴任。退行後は経済同友会代表幹事などを務...
はや‐みみ【早耳】
うわさ話や事件などを人より早く聞きつけること。また、その人。
はや・む【早む/速む】
[動マ下二]「はやめる」の文語形。
はや‐め【早め】
[名・形動] 1 きまった時刻・時期よりもいくらか早いこと。また、そのさま。「—の夕食」「—に家を出る」 2 速度...
はやめ‐ぐすり【早め薬】
お産を早めるための薬。はやめ。「不断医者は次の間に鍋を仕かけ、—の用意」〈浮・胸算用・二〉
はや‐めし【早飯】
1 飯の食い方が早いこと。「—の大食い」 2 定刻より早めに食事をとること。
早飯(はやめし)も芸(げい)の内(うち)
飯を早く食うことも、人によっては特技の一つに数えてもよい。
はや・める【早める/速める】
[動マ下一][文]はや・む[マ下二] 1 (早める)時期・時刻をはやくする。「出荷を—・める」「死期を—・める」 ...
はや‐もどし【早戻し】
[名](スル)録音や録画したものを、再生中の箇所から前に戻すこと。→早送り [補説]以前は「巻き戻し」といったが、...
はや‐ものがたり【早物語】
座頭が、早口に物語や口上を述べたてる芸。また、その物語。
はや‐らか【早らか】
[形動ナリ]はやいさま。すみやかなさま。「小さき男の見るとも覚えぬが—に歩みて来れば」〈発心集・七〉
はやら‐か・す【流行らかす】
[動サ四]「流行(はや)らせる」に同じ。「世にこれを—・し」〈浮・男色大鑑・五〉
はやら・す【流行らす】
[動サ五(四)]「流行(はや)らせる」に同じ。「社内でゴルフを—・す」 [動サ下二]「はやらせる」の文語形。