ふ‐たり【二人】
人数が2であること。二個の人。ににん。「欠席者が—いる」「—の仲を取り持つ」
二人(ふたり)口(ぐち)は過(す)ごせるが一人口(ひとりぐち)は過(す)ごせぬ
「一人口は食えぬが二人口は食える」に同じ。
ふたり‐しずか【二人静】
センリョウ科の多年草。山地の林下に生え、高さ約30センチ。茎の上部に葉が二対対生し、十字状をなす。4、5月ごろ、葉...
ふたりしずか【二人静】
謡曲。三番目物。宝生以外の各流。義経記などに取材。静御前の霊が菜摘み女に乗り移って舞をまい、吉野の勝手明神の神職に...
ふたりだいみょう【二人大名】
狂言。二人の大名が、通りがかりの男をむりやり供の者に仕立て太刀(たち)を持たせる。男は大名の態度に腹を立て、太刀を...
ふたり‐づかい【二人使い】
死亡の知らせを告げて回る使者。二人が一組となって行くところからいう。
ふたりのいいだ【ふたりのイーダ】
松谷みよ子の児童文学作品。広島の原爆を主題とする。昭和44年(1969)刊。「直樹とゆう子の物語」シリーズの第1作。
ふたりのおんなのものがたり【二人の女の物語】
《原題The Old Wives' Tale》⇒老妻物語
ふたりのしけいしっこうにん【二人の死刑執行人】
《原題、(フランス)Les Deux bourreaux》フランスの劇作家アラバルの戯曲。1幕。1958年の作品。
ふたりのしゅじんをいちどにもつと【二人の主人を一度に持つと】
《原題、(イタリア)Il servitore di due padroni》ゴルドーニによる戯曲。1746年、ベネ...
ふたりのしょうじょ【二人の少女】
《(フランス)Les Deux petites amies》洋画家、藤田嗣治の絵画。油彩。1918年頃の作品。並ん...
ふたりのしんしとふじん【二人の紳士と婦人】
《原題、(オランダ)Dame en twee heren》フェルメールの絵画。カンバスに油彩。縦76センチ、横67...
ふたりのにんげん【二人の人間】
《原題、(ドイツ)Zwei Menschen》デーメルによる長編叙事詩。1903年発表。のちに妻となるイーダ=アウ...
ふたりのむさし【二人の武蔵】
五味康祐による剣豪小説。昭和31年(1956)から昭和32年(1957)にかけて「読売新聞」に連載。昭和32年(1...
ふたりのやもめ【二人のやもめ】
《原題、(チェコ)Dvě vdovy》スメタナのオペラ。全2幕。1873年から1874年にかけて作曲。F=マルフィ...
ふたり‐のり【二人乗り】
[名](スル)車などに二人で乗ること。また、そのような大きさの乗り物。ににんのり。「バイクに—する」「—のリフト」
二人(ふたり)は伴侶(はんりょ)、三人(さんにん)は仲間割(なかまわ)れ
二人なら仲良くやれるが、三人になると意見が割れて不和が生ずるというたとえ。
ふたりばかま【二人袴】
狂言。婿入りする男が父親と舅(しゅうと)の家に行き、1着の袴で親と交代に舅の前に出る。二人一緒に出るよう求められ、...
ふたりれいこず【二人麗子図】
洋画家、岸田劉生の絵画。油彩。大正11年(1922)3月の作。長女麗子の肖像画。麗子が二人、同じ画面に描かれている...