ふう‐なん【風難】
風による事故や災難。「さてもいぬる八月の—に」〈読・弓張月・拾遺〉
ふう‐にゅう【封入】
[名](スル) 1 封筒などに入れて封をすること。また、同封すること。「現金を—する」 2 中に入れてとじ込めるこ...
ふうにゅう‐ざい【封入剤】
顕微鏡で、スライドグラスにのせた試料を固定・保持するために用いる物質。乾燥や退色の防止、長期間の保存、屈折率の最適...
ふうにゅう‐たい【封入体】
細胞の内部に発現する異常な構造物。ウイルスの感染などにより、細胞質や細胞核の中に脂肪酸・たんぱく質・色素顆粒(かり...
ふう‐は【風波】
1 風と波。また、風が吹いて立つ波。風浪。「外海は—が強い」「—の難」 2 もめごと。争いごと。なみかぜ。「家庭内...
ふうはい‐ず【風配図】
ある地点のある期間についての風向の出現頻度を8〜16方位に分けて示した図。普通はそれぞれの頻度の百分率を長さで図示...
ふう‐はく【風伯】
風の神。風神。
ふう‐はつ【風発】
[名](スル) 1 風が吹き起こること。 2 勢いの激しく盛んなこと。特に、弁論などが勢いよく口をついて出ること。...
ふう‐はん【風帆】
風をはらんでふくれた帆。
ふうはん‐せん【風帆船】
洋式の帆船。帆前船(ほまえせん)。
フー‐ハンミン【胡漢民】
⇒こかんみん(胡漢民)
ふう‐ばい【風媒】
植物の花粉を風が運んで受粉を媒介すること。
ふうばい‐か【風媒花】
風の媒介によって受粉する花。一般に、花の形や色は単純で、花粉は多量で軽い。杉・松・稲・麦など。 [補説]書名別項。...
ふうばいか【風媒花】
武田泰淳の長編小説。昭和27年(1952)「群像」誌に連載。中国文化研究会に関わる人々の姿を描きつつ、敗戦後の日本...
ふう‐ばぎゅう【風馬牛】
[名](スル)《「春秋左伝」僖公四年の「風馬牛相(あい)及ばず」から。「風」は発情して雌雄が相手を求める意》 1 ...
ふう‐ひ【封皮】
封をして、その上をおおうもの。包み紙、封筒の類。
ふう‐ひょう【風評】
世間であれこれ取りざたすること。また、その内容。うわさ。「—が立つ」
ふうひょう‐ひがい【風評被害】
根拠のない噂のために受ける被害。特に、事件や事故が発生した際、不適切な報道がなされたために、本来は無関係であるはず...
ふうひょう‐リスク【風評リスク】
⇒レピュテーションリスク
ふう‐び【風靡】
[名](スル)風が草木をなびかせるように、広い範囲にわたってなびき従わせること。また、なびき従うこと。「一世を—する」
ふう‐びょう【風病】
風の気にあたって起こると考えられた病気。かぜのやまい。ふびょう。
ふう‐ふ【夫婦】
婚姻関係にある男女の一組。夫と妻。めおと。「似た者—」→夫妻[補説]
ふうふ‐あい【夫婦愛】
夫婦の間の愛情。
ふう‐ふう
[副] 1 口をすぼめて何度も息を吹きかけるさま。「熱いそばを—(と)吹きながら食べる」 2 苦しそうな息づかいを...
フー‐フォン【胡風】
⇒こふう(胡風)
ふうふ‐きどり【夫婦気取り】
正式の夫婦でない者が、夫婦であるかのように振る舞うこと。
ふうふ‐げんか【夫婦喧嘩】
夫と妻との間のいさかい。
夫婦(ふうふ)喧嘩(げんか)は犬(いぬ)も食(く)わない
じきに仲直りするから、他人が仲裁に入るのは愚かなことであるというたとえ。夫婦喧嘩は犬も食わぬ。
ふうふ‐ざいさんせい【夫婦財産制】
夫婦間の財産に関して規律する制度。夫婦財産契約を認め、婚姻の当事者が契約で自由にその財産関係を定める契約財産制と、...
ふうふ‐せいかつ【夫婦生活】
夫婦としての生活。また、夫婦間の性生活を婉曲にいう語。
ふうふ‐づれ【夫婦連れ】
夫婦で連れ立って行くこと。また、その夫婦。
ふうふ‐どうし【夫婦同氏】
⇒夫婦同姓
ふうふどうし‐の‐げんそく【夫婦同氏の原則】
⇒夫婦同姓規定
ふうふ‐どうせい【夫婦同姓】
結婚した夫婦が、夫または妻の姓のどちらかを選んで名乗ること。夫婦同氏。→夫婦別姓
ふうふどうせい‐きてい【夫婦同姓規定】
夫婦は、婚姻の際の合意に基づいて、夫または妻のいずれかの名字(姓)を名乗る、と定めた民法の規定をいう。夫婦同氏の原則。
ふうふ‐なか【夫婦仲】
夫婦の間柄。夫婦間の交情。「—が悪い」
ふうふ‐ねんきん【夫婦年金】
個人年金保険で、夫婦のどちらかが生存している限り年金を受け取れるタイプのもの。終身年金の一種。夫婦の一方が亡くなっ...
夫婦(ふうふ)は二世(にせ)
夫婦の関係は、現世(げんせ)だけでなく来世まで続くということ。
ふうふ‐べっせい【夫婦別姓】
結婚後も夫婦が結婚前の姓を名乗ること。→夫婦同姓
ふうふ‐ようし【夫婦養子】
夫婦がともに養子となること。また、その者。
ふうふ‐わかれ【夫婦別れ】
[名](スル)夫婦が離別すること。離婚すること。
ふう‐ぶつ【風物】
1 眺めとして目に入るもの。風景。 2 その季節やその土地に特有のもの。「武蔵野の秋の—」
ふうぶつ‐し【風物詩】
1 景色や季節をうたった詩。 2 その季節の感じをよく表しているもの。「金魚売りは夏の—」
ふう‐ぶん【風聞】
[名](スル) 1 世間のうわさに伝え聞くこと。「とかくの—がある」 2 さまざまに取りざたすること。「悪しざまに...
ふうぶん‐がき【風聞書(き)】
江戸時代、各地の風聞を書き記したもの。特に、諸藩が江戸に人を送って、風聞を書き送らせた文書。
ふう‐ぼう【風防】
1 風を防ぐこと。また、そのためのもの。風よけ。防風。「—ガラス」 2 腕時計の文字盤を覆うガラス。 3 ⇒ウイン...
ふう‐ぼう【風貌/風丰】
風采と容貌。身なりや顔つきなど、外から見たその人のようす。「大家の—がある」 [補説]作品名別項。→風貌
ふうぼう【風貌】
土門拳の写真集。戦前から戦後の15年間をかけて撮影した、山田耕筰・志賀直哉・川端康成ら著名人から一般人までの肖像写...
ふう‐ぼうりゅう【馮夢竜】
[1574〜1645]中国、明末の文人。呉県(江蘇省)の人。字(あざな)は猶竜(ゆうりゅう)また耳猶(じゆう)。号...
ふう‐ぼく【風木】
「風樹(ふうじゅ)1」に同じ。