まん‐じゅ【満珠】
「潮満(しおみ)つ珠(たま)」に同じ。→干珠「竜宮城に宝とする干珠(かんじゅ)、—を借り召さる」〈太平記・三九〉
まん‐じゅう【饅頭】
《「じゅう(頭)」は唐音》小麦粉などの粉をこねた皮であんを包み、蒸すか焼くかしてつくった菓子。そばまんじゅう・酒ま...
まんじゅう‐かなもの【饅頭金物】
釘の頭を隠すために打つ半球形の装飾金物。乳金物(ちかなもの)。
まんじゅう‐がさ【饅頭笠】
頂が丸くて浅い、まんじゅうの形を思わせるようなかぶり笠。
まんじゅう‐がに【饅頭蟹】
オウギガニ科の一群のカニ。房総半島以南の浅海の岩礁にみられ、甲は横長の楕円形。甲の表面が滑らかなスベスベマンジュウ...
まん‐じゅうでん【満充電】
蓄電池や蓄電器で、十分に電気エネルギーが蓄えられた状態。フル充電。
まんじゅう‐はだ【饅頭肌】
饅頭のように白くふっくらとした肌。「きさまの様な—が我等の好物」〈浄・大塔宮〉
まんじゅうらく【万秋楽】
雅楽。唐楽。盤渉(ばんしき)調で新楽の大曲。林邑(りんゆう)楽の一。舞は六人または四人の文(ぶん)の舞。番舞(つが...
まんじゅ‐さん【万寿山】
中国、北京市北西郊の頤和園(いわえん)にある山。清の乾隆(けんりゅう)帝が母の寿を祝って名づけ、離宮を営んだ。景勝...
まんじゅしゃげ【曼珠沙華】
1 《(梵)mañjūṣakaの音写。如意花などと訳す》仏語。白色柔軟で、これを見る者はおのずから悪業を離れるとい...
まんじゅ‐じ【万寿寺】
京都市東山区の東福寺内にある臨済宗の寺。山号は、京城山。永長2年(1097)白河上皇が皇女藤原媞子の遺宮を仏寺とし...
まんじゅじ‐どおり【万寿寺通り】
京都市街地を東西に走る道路の呼び名。五条通り北側の小路で、名は万寿寺があったことによる。全長約2.7キロ。
マンジュラ
オーストラリア、西オーストラリア州南西部の都市。州都パースの南約70キロメートルに位置する。同州第2の規模をもつ。...
まんじゅらく【万秋楽】
⇒まんじゅうらく(万秋楽)
まん‐じょう【満場】
会場に満ちていること。会場全体。また、その場にいる人すべて。満堂。「—の拍手」
まんじょう‐いっち【満場一致】
その場にいるすべての人の意見が一致すること。「—で可決」
まんじょう‐かんぼ【満城漢墓】
中国、河北省満城県にある前漢代の古墓。武帝の兄中山王の劉勝(りゅうしょう)とその妻の墓で、玉片を金糸で綴る金縷玉衣...
まんじり
[副] 1 ちょっと眠るさま。ふつう打消しの語を伴って用いる。「心配で一晩中—ともしない」 2 じっくりと見つめる...
まん・じる【慢じる】
[動ザ上一]「まん(慢)ずる」(サ変)の上一段化。
マンス
月。ひと月。1か月間。
まん‐すい【満水】
水がいっぱいに満ちること。「タンクを—にする」
まん‐すじ【万筋】
2本ずつ色の違った縦糸を配列して織り出した細い縦縞。
マンスフィールド
[1888〜1923]英国の女流小説家。ニュージーランド生まれ。短編小説の名手として知られ、繊細な感受性をもって微...
マンスプレイニング
《man(男性)explain(説明)+ing》男性が女性に対して、相手が無知だと決めつけ、見下した態度で説明をす...
マンスリー
毎月1回刊行される出版物。月刊雑誌。
マンスリー‐アクティブユーザー
⇒エム‐エー‐ユー(MAU)
マンスリー‐クリア
《(和)monthly+clear》クレジットカードの翌月ないし翌々月一括払い。
マンスリー‐マンション
《(和)monthly+mansion》1か月単位で賃貸するマンション。
マンスール‐もん【マンスール門】
《Bab el Mansour》モロッコ北部の都市メクネスの旧市街にある門。ハディム広場に面し、王宮への入口に位置...
マンズ【万子】
《(中国語)》マージャン牌(パイ)の「万子(ワンズ)」の別称。→ワンズ
まん・ず【満ず】
[動サ変] 1 日限が満ちる。期限が来る。「其の七日に—・ずる夜」〈今昔・六・四六〉 2 願い事などが満たされる。...
マンズシル‐じいん【マンズシル寺院】
《Manzushir khiid/Манзушир хийд》モンゴル中央部の都市ゾーンモドの北郊、ボグド山国立公...
まん・ずる【慢ずる】
[動サ変][文]まん・ず[サ変]おごり高ぶる。うぬぼれる。「自己の力量に—・じて皆んな増長して居る」〈漱石・吾輩は...
まんせい【満誓】
奈良前期の僧・歌人。俗名、笠朝臣麻呂(かさのあそみまろ)。養老5年(721)出家し、元正天皇の命により筑紫の観世音...
まん‐せい【慢性】
1 症状はあまりひどくないが、治りにくく、経過が長びく病気の性質・状態。⇔急性。 2 望ましくない状態が長く続くこ...
まん‐せい【蔓生】
植物の茎がつるとなって生長すること。つるだち。
まん‐せい【蔓菁】
カブの別名。
まんせい‐アルコールちゅうどく【慢性アルコール中毒】
⇒アルコール依存症
まんせいえんしょうせいだつずいせい‐たはつこんしんけいえん【慢性炎症性脱髄性多発根神経炎】
⇒慢性炎症性脱髄性多発神経炎
まんせいえんしょうせいだつずいせい‐たはつしんけいえん【慢性炎症性脱髄性多発神経炎】
手足の脱力・筋力低下が左右対称に起こる、神経疾患の一種。末梢神経で軸索を覆う髄鞘が障害されることによって起こる。自...
まんせいえんしょうせいだつずいせい‐たはつニューロパチー【慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー】
⇒慢性炎症性脱髄性多発神経炎
まんせい‐かんせんしょう【慢性感染症】
発病後の症状の発現が徐々で、経過も緩慢な感染症。結核・ハンセン病・梅毒など。慢性伝染病。→急性感染症
まんせいがいしょうせい‐のうしょう【慢性外傷性脳症】
頭部に繰り返し衝撃を受けたり、脳震盪(のうしんとう)を繰り返し起こした人が発症する、進行性の病気。受傷後数年以上経...
まんせい‐き【慢性期】
急性期を過ぎ、病状は比較的安定しているが、病気が穏やかに進行している状態。→慢性期病院
まんせいき‐こうれいしゃ【慢性期高齢者】
病状は安定しているが、治癒することは困難な状態で、継続的な治療・看護・介護などを必要とする高齢者。
まんせいき‐びょういん【慢性期病院】
病状の安定している患者に対して長期間の入院医療を提供する病院。→療養病床 →急性期病院
まんせい‐きょぜつはんのう【慢性拒絶反応】
肝臓・心臓・腎臓などの臓器移植後、数か月から数年で起こる拒絶反応。血流障害・感染・血管の異常・薬剤など、さまざまな...
まんせいけっせんそくせんせい‐はいこうけつあつしょう【慢性血栓塞栓性肺高血圧症】
器質化した血栓によって慢性的に肺動脈が閉塞し、血液が流れにくくなって、肺高血圧症となる病気。体を動かすときに、呼吸...
まんせい‐こうまくかけっしゅ【慢性硬膜下血腫】
軽度の頭部打撲から数週間から数か月の間に、硬膜と脳の間に血液が溜まっていく病気。高齢者の男性に多い。外傷以外に、ア...
まんせい‐こうまくがいけっしゅ【慢性硬膜外血腫】
頭部を打撲してから数週間から数か月の間に、頭蓋骨と硬膜の間に血液が少しずつ溜まっていく病気。高齢者に多く見られる。...