まんねん‐つうほう【万年通宝】
和同開珎(かいちん)についで、天平宝字4年(760)に鋳造発行された銅銭。皇朝十二銭の一。
まんねん‐どこ【万年床】
いつも布団を敷いたままの寝床。
まんねん‐ひつ【万年筆】
《fountain pen》ペン軸の中にインキを入れ、使用時にインキがペン先に伝わり出るようにした携帯用のペン。 ...
まんねん‐やとう【万年野党】
政党政治において、長年政権を目指しながら、政権を取れずにいる政党のこと。
まんねん‐ゆき【万年雪】
雪線以上の高地で、一年中消失しない積雪。
まんねん‐らん【万年蘭】
リュウゼツランの別名。
まん‐ねんれい【満年齢】
誕生日ごとに1歳を加えていく、年齢の数え方。ふつう、未満は切り捨てる。
まんねん‐ろう【迷迭香】
ローズマリーの別名。
まん‐のう【万能】
[名・形動] 1 多くの技能。さまざまな能力。「—足って一心足らず」 2 いろいろのことに巧みなこと。また、そのさ...
まんのう‐いけ【満濃池】
香川県仲多度郡まんのう町にある農業用の溜(た)め池。大宝年間(701〜704)に築造され、弘仁12年(821)に空...
まんのう‐こう【万能膏】
あらゆるはれもの、傷などに効くという膏薬(こうやく)。
万能(まんのう)足(た)りて一心(いっしん)足(た)らず
《「万能」は「ばんのう」とも》あらゆる技芸に達しているが、肝心の心の修養が足りない。万能よりも一心が大切だという教え。
まんの‐ふうけつ【万野風穴】
静岡県富士宮市にある風穴。幅6.4メートル、全長約908メートルで日本最大級。国の天然記念物。大日穴。
マンノース
単糖類の一。無色の結晶で、甘みがある。アルデヒド基をもつアルドースであり、その構造からヘキソースに分類される。D型...
マンハイム
[1893〜1947]ハンガリー生まれの社会学者。知識社会学を確立。また、時代の診断学として現代学を構想。ナチス政...
マンハイム
ドイツ南西部、バーデン‐ビュルテンベルク州の都市。ライン川に注ぐネッカー川の合流点に位置し、河港をもつ。機械・光学...
マンハイム‐じょう【マンハイム城】
《Mannheimer Schloss》ドイツ南西部、バーデン‐ビュルテンベルク州の都市マンハイムにあるバロック様...
満(まん)は損(そん)を招(まね)く
物事は絶頂に達すれば、やがては衰えるものである。
マンハッタン
ニューヨーク市の中心をなす区の一。東をイースト川、西をハドソン川、北をハーレム川に囲まれたマンハッタン島を占める...
マンハッタン‐けいかく【マンハッタン計画】
第二次大戦中、米国で進められた原子爆弾の開発・製造計画。この結果、1945年7月、史上初の核実験が行われ、8月には...
マンハッタン‐ビーチ
米国カリフォルニア州南西部の都市。ロサンゼルス南西郊に位置し、太平洋に面する。1901年建造の木造桟橋が残る。高級...
まん‐ば【漫罵】
[名](スル)むやみに相手をののしること。「衆人の面前で—される」
まん‐ばけん【万馬券】
競馬で、100円につき1万円以上の払い戻しがある馬券。万券。 [補説]同様の券を、競艇では万舟券(まんしゅうけん)...
まんば‐づる【万羽鶴】
鹿児島県の出水(いずみ)平野で秋から春にかけて、1万羽以上のナベヅル・マナヅルが越冬のために飛来すること。国の特別...
まん‐ばん【慢板】
中国の近代音楽で、遅いリズムであること。また、そのような音楽。⇔快板(かいばん)。
まん‐ぱ【万波】
多くの波。また、広い海。ばんぱ。「千波(せんぱ)—」
まん‐ぱい【満杯/満盃】
1 容器がいっぱいになること。「冷蔵庫は—だ」 2 収容できる人員がいっぱいになること。予定した数量に達すること。...
まん‐ぱち【万八】
1 《万の中で真実なのはわずかに八つだけの意》うその多いこと。いつわり。千三つ。「いけ年を仕って何も—を極めるにや...
マンパワー
労働力。仕事などに投入できる人的資源。
マンパワー‐ポリシー
人的資源開発政策。国民の能力・資質向上を通じて国家発展を図ろうとする政策。
まん‐ぱん【満帆】
帆をいっぱいに張ること。また、帆いっぱいに風をはらむこと。「順風—」
まん‐び【満尾】
連歌や連句の一巻を完了すること。転じて、物語などが完結すること。
まん‐びき【万引き】
[名](スル)買い物客を装い、商品をさがすふりをして盗むこと。また、その者。
まん‐びょう【万病】
あらゆる病気。多くの病気。「風邪は—のもと」
まんびょう‐えん【万病円】
江戸時代にあった、万病に効果があるという丸薬。
まん‐ぴつ【漫筆】
思いつくままに、とりとめもなく書き記すこと。また、その文章。漫録。
まんぴつ‐が【漫筆画】
特に目的もなく、なんとなく描いた画。
まん‐ぴょう【満票】
選挙で、投票数の全部。また、一人が全部の票を得ること。「—を獲得する」
まん‐ぴょう【漫評】
思いつくまま、気楽に批評すること。とりとめのない批評。
マンフォード
[1895〜1990]米国の都市研究家・文明批評家。世界の都市の歴史を考察して現代の巨大都市の非人間性を批判したほ...
マンフレッド
バイロンによる3幕の劇詩。1817年刊。1824年、コベントガーデンにて初演。ゲーテの「ファウスト」の影響が色濃く...
まんぶ‐きょう【万部経】
追善や祈願などのために、万部の経典を読むこと。万部読経。万部。
まん‐ぶん【漫文】
1 思いつくままに書いた、とりとめのない文章。 2 こっけい・風刺をまじえた、くだけた文章。
まんぶん‐の‐いち【万分の一】
1 一万分した、その一。 2 ほんの少し。ごくわずか。「御恩の—に報いる」
まん‐ぷく【万福】
「ばんぷく(万福)」に同じ。「貴家の—を祈る」
まん‐ぷく【満幅】
1 幅・広さの全体。 2 あるかぎり全部。すべて。全幅。「—の信頼をおく」
まん‐ぷく【満腹】
[名](スル) 1 腹がいっぱいになること。飽腹(ほうふく)。「—するまで食べる」「—感」⇔空腹。 2 多く、「満...
まんぷく‐かん【満腹感】
腹がいっぱいになった気分。「じゅうぶんに食べたので—がある」
まんぷく‐じ【万福寺】
京都府宇治市にある黄檗宗(おうばくしゅう)の大本山。山号は、黄檗山。開創は寛文元年(1661)。開山は明僧隠元隆琦...
まんぷくじ‐は【万福寺派】
京都の万福寺を本山とする黄檗宗の異称。