りゅうきゅう‐あい【琉球藍】
キツネノマゴ科の低木。高さ50〜80センチ。葉は卵形で先がとがり、対生。夏、淡紅紫色の唇形の花を穂状につける。夏か...
りゅうきゅう‐い【琉球藺】
シチトウの別名。沖縄地方でよく栽培された。
りゅうきゅう‐いも【琉球芋】
1 サツマイモの別名。 2 ジャガイモの別名。
りゅうきゅう‐おもて【琉球表】
麻糸を縦とし、シチトウの茎を横として織った畳表。じょうぶで耐久性がある。
りゅうきゅう‐おんかい【琉球音階】
主に沖縄の音楽で用いられる五音音階。洋楽階名のド・ミ・ファ・ソ・シの五つの音からなる。
りゅうきゅう‐かいこう【琉球海溝】
⇒南西諸島海溝
りゅうきゅう‐かざんたい【琉球火山帯】
⇒霧島(きりしま)火山帯
りゅうきゅう‐がすり【琉球絣】
沖縄で産する絣織物、およびその特徴のある絣柄。流水・井桁(いげた)・つばめ柄などがあり、宮古島の紺絣、八重山の白絣...
りゅうきゅう‐ぐみ【琉球組】
三味線組歌の最古の曲。本手組に属する。石村検校の作曲という。
りゅうきゅう‐こ【琉球弧】
九州の南から台湾へ弧状に連なる島列。南西諸島弧。
りゅうきゅう‐ご【琉球語】
奄美群島・沖縄諸島・宮古諸島・八重山諸島で話されている諸方言の総称。本土の日本語と方言関係にある。琉球方言。
りゅうきゅう‐しょとう【琉球諸島】
南西諸島の南半部。沖縄諸島・宮古諸島・八重山諸島からなり、沖縄県に属す。
りゅうきゅうしょとうふうぶつししゅう【琉球諸島風物詩集】
佐藤惣之助の詩集。大正11年(1922)に沖縄・台湾を旅行した際の経験をもとに書かれた作品集。同年12月刊行。
りゅうきゅう‐しょぶん【琉球処分】
明治政府が琉球に対し、清への冊封関係の廃止を求め、武力を背景に強制的に日本へ統合した過程をいう。明治12年(187...
りゅうきゅうしんとうき【琉球神道記】
島津氏が統治する以前の琉球の宗教について記した書。浄土宗の僧袋中(たいちゅう)[1552〜1639]著。多数の神話...
りゅうきゅう‐せっかいがん【琉球石灰岩】
南西諸島の中部から南部にかけて広く分布する石灰岩の地層。新生代第四紀更新世のサンゴ礁に起源する。沖縄県では総面積の...
りゅうきゅう‐たたみ【琉球畳】
⇒琉球表(おもて)
りゅうきゅう‐だいがく【琉球大学】
沖縄県中頭(なかがみ)郡西原町にある国立大学法人。昭和25年(1950)米国施政権下に発足。昭和47年(1972)...
りゅうきゅう‐つつじ【琉球躑躅】
ツツジ科の常緑小低木。葉はやや細長く、先がとがる。4、5月ごろ、漏斗状の白い花が咲き、花びらの上部内面に緑色の斑点...
りゅうきゅう‐つむぎ【琉球紬】
沖縄産の紬。平織りで紺地に茶色の縞のものが多い。質は柔軟・堅牢(けんろう)。久米島で産する久米島紬が有名。
りゅうきゅう‐まつ【琉球松】
マツ科の常緑高木。琉球諸島に分布し、葉は長さが20センチもあり、2本ずつ束になって出る。
りゅうきゅう‐むら【琉球村】
沖縄県国頭(くにがみ)郡恩納村にあるテーマパーク。昭和57年(1982)開園。面積9万5000平方メートル。県内の...
りゅうきゅう‐れっとう【琉球列島】
南西諸島のこと。
りゅうきゅうれっとう‐べいこくぐんせいふ【琉球列島米国軍政府】
昭和20年(1945)に沖縄本島を占領した米軍が設置した軍政機関。昭和25年(1950)、民政府(琉球列島米国民政...
りゅうきゅうれっとう‐べいこくみんせいふ【琉球列島米国民政府】
第二次大戦後、米国軍が沖縄に設置した統治機関。極東軍司令官マッカーサーの司令により昭和25年(1950)に設立、昭...
りゅう‐きょう【劉向】
[前77ころ〜前6]中国、前漢の経学者。本名、更生。字(あざな)は子政。宮中の書物の校訂・整理に当たり、書籍解題「...
りゅう‐きょう【劉勰】
[466?〜532]中国、南朝梁の文学評論家。東莞莒(とうがんきょ)(山東省)の人。字(あざな)は彦和(げんわ)。...
りゅうきょうしんし【柳橋新誌】
成島柳北の随筆。3編。明治7年(1874)初・2編刊。初編は幕末の江戸柳橋(やなぎばし)の花街風俗を描き、2編は明...
りゅう‐きん【琉金】
金魚の一品種。体は短くて丸く、尾びれが大きく、赤色か赤白の斑。中国の原産。江戸時代に琉球を経て渡来。おなが。
りゅう‐きん【劉歆】
[?〜23ころ]中国、前漢の学者。字(あざな)は子駿(ししゅん)。父劉向(りゅうきょう)の業を継いで、書籍目録の「...
りゅうきん‐か【立金花】
キンポウゲ科の多年草。沼地や湿地に生え、高さ約60センチ。根元から長い柄のある腎臓形の葉が出る。4〜7月、直立する...
りゅう‐ぎ【流儀】
1 物事のやり方。「結婚式は田舎の—でやる」 2 技術・芸能などで、その人や流派に伝わっている手法・様式。「—を守...
りゅう‐ぎ【竪義/立義】
法会に際し、学僧を試験するために行われた問答論議の儀式。探題(たんだい)が問題を出し、問者(もんじゃ)が難詰し、試...
りゅう‐ぎけい【劉義慶】
[403〜444]中国、南朝宋の文人。彭城(江蘇省)の人。宋の武帝の甥で、鮑照(ほうしょう)など多くの文人をそのサ...
りゅう‐ぎょうは【劉暁波】
⇒リウシャオボー(劉暁波)
りゅう‐ぎん【竜吟】
竜笛(りゅうてき)の異称。西域の羌(きょう)人が、竜の鳴き声に似せて作ったという。りょうぎん。
りゅう‐ぐう【流寓】
[名](スル)放浪して異郷に住むこと。「他郷に—して」〈東海散士・佳人之奇遇〉
りゅう‐ぐう【竜宮】
深海の底にあって竜神や乙姫(おとひめ)などが住むという、想像上の宮殿。竜宮城。
りゅうぐう【リュウグウ/竜宮】
太陽系の小惑星1993JU3の名称。アポロ群に属す地球近傍小惑星の一。直径は約700メートル。平成31年(2019...
りゅうぐうしょう【流寓抄】
久保田万太郎の自撰句集。昭和33年(1958)刊。
りゅうぐう‐じょう【竜宮城】
「竜宮」に同じ。
りゅうぐう‐づくり【竜宮造(り)】
楼門の形式の一。下部は漆喰塗(しつくいぬ)りで、その中央にアーチ形の通路を開き、上部は木造の軒と入母屋の屋根とする...
りゅうぐうのおとひめのもとゆい‐の‐きりはずし【竜宮の乙姫の元結の切(り)外し】
アマモの別名。植物で最も長い和名として知られる。
りゅうぐう‐の‐つかい【竜宮の使い】
アカマンボウ目リュウグウノツカイ科の深海魚。全長はふつう約6メートル。体は細長くて著しく側扁し、銀色。全長にわたっ...
りゅうぐう‐まつり【竜宮祭(り)】
⇒磯祭(いそまつ)り2
りゅう‐けい【流刑】
1 刑罰の一。罪人を辺地・離れ島に送ること。流罪(るざい)。るけい。→流(る) 2 旧刑法で、国事犯を島地の獄に幽...
りゅう‐けいいちろう【隆慶一郎】
[1923〜1989]小説家・脚本家。東京の生まれ。本名、池田一朗。はじめ本名で脚本家として活躍。今村昌平監督の映...
りゅうけい‐だい【流経大】
「流通経済大学」の略称。
りゅう‐けつ【流血】
血を流すこと。また、流れ出る血。「—の惨事」
りゅう‐けつ【竜闕】
宮城の門。転じて、宮城。皇居。りょうけつ。