りゅう‐だん【榴弾】
比較的薄肉の外殻の中に大量の炸薬(さくやく)を充塡(じゅうてん)した破壊力の強い砲弾。
りゅうだん‐ほう【榴弾砲】
曲射砲の一。カノン砲に比べて初速が遅く、榴弾を湾曲した弾道で発射して遮蔽(しゃへい)物を越えた目標を砲撃できる。
りゅう‐ち【留置】
[名](スル)人や物を一定の支配のもとにとどめておくこと。特に、刑事手続きで、人を一定の場所に拘束すること。「容疑...
りゅうち【竜智】
《(梵)Nāgabodhiの訳》インドの伝説上の僧。密教を伝えた第四祖とされ、竜樹より法を受けて数百年生き、金剛智...
りゅう‐ちき【劉知幾】
[661〜721]中国、唐の歴史学者。彭城(江蘇省)の人。字(あざな)は子玄。「史通」を著して史学批評・史学理論を...
りゅうち‐けん【留置権】
他人の物を占有している者が、その物に関して生じた債権の弁済を受けるまで、その物を留置することのできる権利。例えば、...
りゅうち‐しせつ【留置施設】
都道府県警察本部や警察署に設置され、刑事事件の被疑者・被告人を収容するために使用される施設。→代用刑事施設 →拘置...
りゅう‐ちしゅう【笠智衆】
[1904〜1993]俳優。熊本の生まれ。小津安二郎監督に見出され、昭和3年(1928)に同監督の「若人の夢」に出...
りゅうち‐じょう【留置場】
警察官署に付属して、犯罪容疑者などを一時拘束しておく所。→拘置所 →刑務所 [補説]監獄法の改廃に伴い、法律上の呼...
りゅうち‐せん【留置線】
側線の一。駅などにおいて、列車を一時的に停め置くための線路。→側線1
りゅうち‐ぶつ【留置物】
留置権の目的物。
りゅう‐ちゅう【流注】
[名](スル) 1 流れ込むこと。また、流し込むこと。「数国の彊内を経て—する者は」〈西周訳・万国公法〉 2 ⇒る...
りゅう‐ちょう【流暢】
[名・形動]言葉が滑らかに出てよどみないこと。また、そのさま。「—な英語で話す」 [派生]りゅうちょうさ[名]
りゅう‐ちょう【留鳥】
季節による移動をせず、一年じゅう同一地域にすむ鳥。日本ではスズメ・カラス・キジバト・カワセミなど。
りゅうちょうせい‐の‐げんそう【流暢性の幻想】
⇒流暢性の錯覚
りゅうちょうせい‐の‐さっかく【流暢性の錯覚】
すぐに思い出せることは、将来も容易に思い出せると誤解すること。また、難しいことを平易な表現で説明されると、理解でき...
りゅう‐つう【流通】
[名](スル) 1 空気や水などが、滞らずに流れかようこと。「空気の—が悪い」「水路の—を妨げる」 2 広く通用す...
りゅうつうイーディーアイ‐ひょうじゅん【流通EDI標準】
⇒流通BMS
りゅうつうかがく‐だいがく【流通科学大学】
神戸市にある私立大学。昭和63年(1988)の開設。
りゅうつう‐かくめい【流通革命】
大量生産・大量消費の進行に対応した流通機構の急激な変革。スーパーマーケットの発展、物的流通部門における機械化と技術...
りゅうつう‐かへい【流通貨幣】
⇒現金通貨
りゅうつう‐がし【流通菓子】
製造会社から卸売(おろしうり)業者を経て、コンビニエンスストアやスーパーなどの小売店で販売される菓子。卸売菓子。
りゅうつう‐きこう【流通機構】
生産者から消費者まで商品が流通する社会的な仕組み。
りゅうつうぎょうむ‐ちく【流通業務地区】
「流通業務市街地の整備に関する法律」(流通業務市街地整備法)により規定される、都市計画法上の地域地区の一。流通機能...
りゅうつう‐けいざい【流通経済】
経済活動のうち、物資や商品の輸送・交換をあつかう分野。
りゅうつうけいざい‐だいがく【流通経済大学】
茨城県龍ケ崎(りゅうがさき)市にある私立大学。昭和40年(1965)の開設。
りゅうつう‐げんきん【流通現金】
市中に出回っているお金。中央銀行が発行する銀行券の発行高と政府が発行する貨幣(硬貨)の流通高の合計がこれにあたる。
りゅうつう‐さんぎょう【流通産業】
商品の生産者と消費者の中間にあって、仲介的役割を果たす産業。卸売業・小売業のほか、運輸業・倉庫業なども含む。
りゅうつう‐ざいこ【流通在庫】
卸売業者・小売業者など、商品の流通過程にある業者によって保有される在庫。
りゅうつう‐しじょう【流通市場】
すでに発行されている株式や公社債などの有価証券が売買取引される市場。証券取引所(金融商品取引所)のほかに店頭市場な...
りゅうつう‐しほん【流通資本】
資本の循環における貨幣資本と商品資本。これら二つの資本形態は流通過程にあるところからいわれる。→生産資本
りゅうつう‐しゅだん【流通手段】
貨幣の諸機能のうち、商品流通を媒介する機能。
りゅうつう‐しょうけん【流通証券】
流通を目的とする有価証券。記名証券以外の有価証券がこれに属する。
りゅうつう‐ぜい【流通税】
財産や権利の取得・移転などに対して課される租税。登録免許税・印紙税・有価証券取引税など。交通税。
りゅうつうビジネスメッセージ‐ひょうじゅん【流通ビジネスメッセージ標準】
⇒流通BMS
りゅうつう‐ビーエムエス【流通BMS】
流通業界におけるEDI(電子データ交換)についての指針。日本チェーンストア協会、日本スーパーマーケット協会などの小...
りゅうつう‐りまわり【流通利回り】
市場に流通している債券を時価で購入し、満期まで保有した場合の年利回り。→応募者利回り →表面利率
りゅう‐つぼ【立坪】
尺貫法の体積の単位。1立坪は6尺立方で、約1.8立方メートル。土木・建築で土・砂利などを測るのに用いる。たてつぼ。
りゅう‐てい【流涕】
[名](スル)涙を流すこと。また、激しく泣くこと。「—して泣くという動作には」〈寅彦・自由画稿〉
りゅう‐てい【竜蹄】
すぐれた馬。駿馬(しゅんめ)。竜馬(りゅうめ)。りょうてい。「宣旨をかうぶり—をさしむけらる」〈浄・用明天王〉
りゅうてい‐たねひこ【柳亭種彦】
[1783〜1842]江戸後期の戯作者。江戸の人。本名、高屋知久(たかやともひさ)。通称、彦四郎。食禄二百俵の旗本...
りゅう‐ていとう【流抵当】
⇒抵当直流(ていとうじきなが)れ
りゅうてい‐りじょう【滝亭鯉丈】
[?〜1841]江戸後期の滑稽本作者。江戸の人。本名、池田八右衛門。江戸町人の退廃的な遊戯生活を写実的に描いた。作...
りゅう‐てき【竜笛】
雅楽用の竹製の横笛。長さ約40センチ、内径約1.3センチ、指孔7個で、大きさ・音色とも神楽笛と高麗笛(こまぶえ)の...
りゅう‐てん【流転】
⇒るてん(流転)
りゅうてん‐じ【竜天寺】
《Chua Long Tien》⇒ロンティエン寺
りゅう‐でん【流伝】
[名](スル)「るでん(流伝)」に同じ。「風説はたちまち長安人士の間に—せられて」〈鴎外・魚玄機〉
りゅう‐でん【流電】
1 いなずま。いなびかり。電光。 2 電気の流れ。電流。
りゅう‐と【隆と】
[副](スル)(多く「隆とした」「隆として」の形で) 1 身なりや態度などが非常に立派で目立つさま。「話す姿が—き...
りゅう‐とう【流灯】
盂蘭盆(うらぼん)の16日の夜、灯火をともした灯籠(とうろう)を川などに浮かべて流すこと。また、その灯籠。灯籠流し...