いそうろう‐ぐも【居候蜘蛛】
ヒメグモ科イソウロウグモ属のクモの総称。小形で、体長3〜6ミリ。自分で網を張らず、オニグモ・ジョロウグモ・クサグモ...
居候(いそうろう)三杯目(さんばいめ)にはそっと出(だ)し
居候は万事に遠慮がちになることをいう。
イソオクタン
オクタンの異性体。無色の液体。ガソリンのアンチノック性の測定でオクタン価100とする標準燃料に用いられる。
いそ‐かいめん【磯海綿】
イソカイメン科の海綿動物の一群。海岸の岩礁上に不規則に広がり、体表には管状の突出部が数多く並ぶ。ダイダイイソカイメ...
いそ‐かげ【磯陰】
磯の、陰になって見えない所。
イソ‐かんど【ISO感度】
ISO(国際標準化機構)が定める感光材料の感光度の規格。従来のASA感度と同数値で、現在、最も一般的に用いられる。...
いそ‐がい【磯貝】
1 磯辺に打ち上げられた貝殻。特に、二枚貝が一片となって磯辺にあるもの。 2 アワビの別名。 3 スズメガイの別名。
いそ‐がき【磯牡蠣】
海岸の岩礁に付着する小形のカキ。こがき。しきめ。
いそ‐がく・る【磯隠る】
[動ラ四]海辺の岩の陰に隠れる。「見渡せば近きものから—・りかがよふ珠(たま)を取らずは止(や)まじ」〈万・九五一...
いそがし・い【忙しい】
[形][文]いそが・し[シク]《動詞「急ぐ」の形容詞化》 1 多くの用事に追われて暇がない。多忙である。「目が回る...
いそが・す【急がす】
[動サ五(四)]早くさせるようにする。せきたてる。いそがせる。「納品を—・す」
急(いそ)がず休(やす)まず
あせらずに地道に努力するさまをいう語。
いそが・せる【急がせる】
[動サ下一]「いそがす」に同じ。「準備を—・せる」
イソ‐がた【イソ型】
⇒アイソフォーム
いそ‐がに【磯蟹】
イワガニ科のカニ。磯に普通にみられ、甲はほぼ四角形で甲幅3センチほど。体色は青緑色と濃紫色のまだら。《季 夏》
急(いそ)がば回(まわ)れ
早く着こうと思うなら、危険な近道より遠くても安全確実な方法をとったほうが早く目的を達することができるというたとえ。
いそがわし・い【忙わしい】
[形][文]いそがは・し[シク]いかにもあわただしいさま。せわしい。「お政は、茫然としていたお勢の袖を—・く曳揺(...
イソ‐きかく【ISO規格】
⇒アイエスオー‐きかく
イソ‐きゅうせんシリーズ【ISO9000シリーズ】
ISO(国際標準化機構)により1987年に制定された、QMS(品質マネージメントシステム)に関する一連の国際規格。...
イソ‐きゅうろくろくまる
1988年にISO(国際標準化機構)が定めたCD-ROMのファイル形式。ハイシエラフォーマットをベースにしている。...
いそぎ【急ぎ】
1 急ぐこと。急いですること。急がなければならないこと。「—の手紙」 2 したくすること。用意。準備。「御禊(ごけ...
いそぎ‐あし【急ぎ足】
急いで歩くこと。また、その足どり。はやあし。「—でやって来る」
いそ‐ぎく【磯菊】
キク科の多年草。海岸のがけに生え、高さ約30センチ。葉は密につき、裏面や縁に銀白色の毛が密生している。秋、黄色い頭...
急(いそ)ぎの文(ふみ)は静(しず)かに書(か)け
急ぎの手紙ほど大切な用件が多いものであるから、書き誤りや書き漏らしのないよう落ち着いて書くべきである。
いそぎ‐もの【急ぎ物】
1 急いでしなければならない事。 2 相場が変わったために、急ぐ必要のある取引。
いそ‐ぎんちゃく【磯巾着/菟葵】
花虫綱イソギンチャク目の腔腸(こうちょう)動物の総称。浅海の岩石などに付着。体は柔らかく円筒形で、上端中央に口があ...
い‐そく【夷則】
1 中国音楽の十二律の一。基音の黄鐘(こうしょう)より八律高い音。日本の十二律の鸞鏡(らんけい)にあたる。 2 陰...
いそ‐くさ・い【磯臭い】
[形][文]いそくさ・し[ク]魚や海藻のにおいがまじって、海辺独特のにおいがするさま。「バスの窓から—・い風が流れ込む」
いそくさ‐ぬり【磯草塗(り)】
新潟市特産の漆器。海草をちりばめたような模様を研ぎ出したもの。
イソクラテス
[前436〜前338]古代ギリシャ、アテネの弁論家・修辞家。ゴルギアスに修辞学を学び、多くの子弟を教育。ペルシア征...
いそ・ぐ【急ぐ】
[動ガ五(四)] 1 早く目的を達するように行動する。早くやろうとする。「完成を—・ぐ」「解決を—・ぐ」「—・いで...
イソ‐こうそ【イソ酵素】
《isozyme》「アイソザイム」に同じ。
イソ‐コン
《isolation condenser》非常時に原子炉を冷却する非常用復水器(アイソレーションコンデンサー)の略称。
イソ‐コード【ISOコード】
ISO(国際標準化機構)が定めた文字コード(文字符号化方式)の規格の通称。正式名称はISO/IEC 646。米国の...
いそご【磯子】
横浜市南部の区名。丘陵部は住宅地、海岸の埋め立て地は工業地帯。
いそご‐く【磯子区】
⇒磯子
いそざき【磯崎】
姓氏の一。 [補説]「磯崎」姓の人物磯崎新(いそざきあらた)磯崎憲一郎(いそざきけんいちろう)
いそざき‐あらた【磯崎新】
[1931〜2022]建築家。大分の生まれ。丹下健三に師事。ポストモダン建築をリードするとともに、評論活動などを展...
いそざき‐けんいちろう【磯崎憲一郎】
[1965〜 ]小説家。千葉の生まれ。平成19年(2007)「肝心の子供」で文芸賞を受賞し作家デビュー。商社に勤務...
いそ・し【勤し】
[形シク] 1 慎み励んで奉仕するさま。勤勉である。「黒木取り草も刈りつつ仕へめど—・しき奴(わけ)と誉めむともあ...
いそ‐しぎ【磯鷸】
シギ科の鳥。全長約20センチ。背は灰褐色、下面は白い。歩くときに尾を上下に振る。ユーラシアに広く分布。日本では本州...
いそ‐しじみ【磯蜆】
シオサザナミガイ科の二枚貝。内湾の砂泥底にすむ。貝殻はシジミに似て殻径約5センチ。北海道南部から南に分布。
イソシゾマー
⇒アイソシゾマー
いそし・む【勤しむ】
[動マ五(四)]熱心につとめ励む。精を出す。「勉学に—・む」 [可能]いそしめる
いそ‐じ【五十/五十路】
1 50歳。50年。「—の坂にさしかかる」→十路 2 ごじゅう。いそ。「妙なる歌、百(ももち)余り—を書き出だし」...
イソせいげん‐こうそ【イソ制限酵素】
⇒アイソシゾマー
いそだ‐こういち【磯田光一】
[1931〜1987]文芸評論家。神奈川の生まれ。「三島由紀夫論」で評論家デビュー。日本の近代文学を中心に幅広い評...
いそだ‐こりゅうさい【礒田湖竜斎】
江戸中期の浮世絵師。名は正勝。鈴木春信の影響を受け、美人画にすぐれた。晩年は肉筆画を主とし、法橋(ほっきょう)に叙...
いそ‐ちどり【磯千鳥】
磯辺にいる千鳥。浜千鳥。《季 冬》「—足をぬらして遊びけり/蕪村」 地歌・箏曲(そうきょく)の曲名。江戸後期、橘岐...
イソップ
「イソップ物語」の作者とされる前6世紀ごろのギリシャ人。解放奴隷ともいわれるが、生涯についてはほとんど不明。アイソ...