えんせい‐か【厭世家】
厭世観をもっている人。ペシミスト。⇔楽天家。
えんせい‐かん【厭世観】
1 この世の中では幸福や満足を得られず、積極的な価値は認めがたいとする人生観。また、そのような人生観に基づく哲学上...
えん‐せいがい【袁世凱】
[1859〜1916]中国の政治家。河南省項城の人。天津で洋式の新建陸軍を編成。辛亥(しんがい)革命後、中華民国初...
えんせいしかとじょせい【厭世詩家と女性】
北村透谷による評論。明治25年(1892)キリスト教系の女性誌「女学雑誌」に発表。著者が文芸評論家として注目される...
えんせい‐しゅぎ【厭世主義】
「厭世観1」に同じ。
えんせい‐しょくぶつ【塩生植物】
海浜植物のように、塩分の多い水に耐える植物。葉は多肉性で、水分を多く保つ。アッケシソウ・ハマサジなど。
えんせいぜいせい‐せんいおんど【延性脆性遷移温度】
金属材料の低温脆性が顕著に現れる温度。温度低下によって金属材料が延性を失い、脆性が現れて脆くなる温度をさす。遷移温...
えんせい‐てき【厭世的】
[形動]人生に悲観し、生きているのがいやになっているさま。「—な気分」
えんせいはめん‐せんいおんど【延性破面遷移温度】
⇒延性脆性遷移温度
えんせい‐もん【延政門】
平安京内裏内郭十二門の一。東面し、宣陽門の南にあった。
えん‐せき【円石】
まるい石。まるいし。
えん‐せき【宴席/燕席】
宴会の席。酒盛りの席。「—を設ける」「—に連なる」
えん‐せき【筵席】
敷物。座席。転じて、宴席。
えん‐せき【遠戚】
血縁の遠い親戚。
えん‐せき【塩析】
主に有機質の溶液に、可溶性の塩類を加えて、溶けていた物質を析出させること。石鹸(せっけん)溶液に食塩を加え、石鹸を...
えん‐せき【縁戚】
身内の者。親戚。親類。
えん‐せき【燕石】
《燕山から出る、玉(ぎょく)に似るが玉でない石の意》まがいもの。また、価値のないものを珍重し、誇ること。小才の者が...
えん‐せき【縁石】
歩道と車道、歩道と私有地などの境界に置くコンクリート製のブロック。また、公園などの園路の両縁に置く石。ふちいし。へ...
えん‐せき【塩漬】
《多く「塩せき」と書く》ハム・ソーセージなど食肉加工品の製造工程で、原材料に食塩・発色剤・調味料などを加えて漬け込...
えん‐せきがいこう【遠赤外光】
遠赤外線のこと。
えん‐せきがいせん【遠赤外線】
赤外線のうち、波長が長く、100〜25マイクロメートル程度の光線。水や高分子物質・有機物に吸収されやすく、ヒーター...
えんせきがいせんてんもんがく‐せいそうけんてんもんだい【遠赤外線天文学成層圏天文台】
⇒ソフィア(SOFIA)
えんせきざっし【燕石雑志】
江戸後期の随筆。5巻6冊。曲亭馬琴著。文化8年(1811)刊。多岐にわたる古今の事物を、和漢の書物から引用しつつ考...
えんせきじっしゅ【燕石十種】
江戸後期の叢書(そうしょ)。達磨屋活東子(だるまやかつとうし)(岩本佐七)編。達磨屋五一補。文久3年(1863)成...
えんせき‐そう【円石藻】
ハプト植物に属する藻類の一群。表面が、円形の炭酸カルシウムの結晶や有機質の鱗片で覆われる。海洋における主要な植物プ...
えんせき‐そうるい【円石藻類】
⇒円石藻
円石(えんせき)を千仞(せんじん)の山(やま)に転(てん)ず
《「孫子」兵勢から》勢いが盛んで抑えようがないことのたとえ。
エンセナダ
メキシコ西部、バハカリフォルニア州の都市。米国との国境の都市ティファナの南東約80キロメートルに位置し、太平洋に面...
えん‐せん【沿線】
鉄道の線路や幹線道路に沿った所・地域。「—の住民」
えん‐せん【塩泉】
塩分が多い鉱泉。塩類泉。
えん‐せん【厭戦】
戦争をするのをいやに思うこと。戦争を嫌うこと。「—思想」
えん‐せん【塩腺】
⇒塩類腺
えん‐ぜつ【演説/演舌】
[名](スル) 1 大勢の前で自分の意見や主張を述べること。「税制について—する」「選挙—」 2 道理や意義を説き...
えんぜつか【演説家】
《原題The Orators》オーデンの詩集。1932年刊行。著者の英国在住時代の代表作。別邦題「演説家たち」「演...
エンゼリー
⇒バンダレアンザリー
エンゼル‐エコー
気象観測や航空管制のレーダーで、雨や風以外の、大気の屈折率の変化によって生じるエコー。そのほか、鳥や昆虫、軍用機か...
えん‐ぜん【宛然】
[ト・タル][文][形動タリ]そっくりそのままであるさま。「—たる列仙伝中の人物だね」〈漱石・吾輩は猫である〉 「...
えん‐ぜん【婉然】
[ト・タル][文][形動タリ]しとやかで美しいさま。「—と舞う」「—たる挙措」
えん‐ぜん【嫣然/艶然】
[ト・タル][文][形動タリ]にっこりほほえむさま。美人が笑うさまについていう。「四分の羞(はじ)六分の笑(えみ)...
えんぜん‐とごふ【燕然都護府】
中国、唐の太宗が647年、帰服した蒙古の鉄勒(てつろく)諸部を統治するために設けた役所。669年に安北都護府と改称。
えん‐そ【偃鼠】
もぐら。「氷苦く—が咽(のど)をうるほせり/芭蕉」〈虚栗〉
えん‐そ【遠祖】
遠い祖先。とおつおや。
えん‐そ【塩素】
ハロゲン族元素の一。単体は常温で黄緑色の刺激臭のある気体。水によく溶け、空気より重い。酸化力が強く、反応性が高い。...
えん‐そ【塩噌/塩酢】
1 (塩噌)塩と味噌。 2 (塩酢)塩と酢。 3 日常の食べ物。また、日々の生活。「—に困るやうなことはねえ」〈伎...
エンソ
《El Niño-southern oscillation》⇒南方振動
えん‐そう【円相】
禅宗で、悟りの形象として描くまるい形。心性の完全円満を表す。
えん‐そう【円窓】
円形の窓。まるまど。
えん‐そう【淵藪/淵叢】
《「淵」は魚の、「藪」は鳥獣の集まる所の意》物事の寄り集まる所。活動の中心地。「百工技芸の—にて」〈竜渓・経国美談〉
えん‐そう【演奏】
[名](スル)音楽を奏すること。「タンゴを—する」
えん‐そう【燕巣】
「燕窩(えんか)」に同じ。